DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ホ・サミョン監督辞任  残り試合はパク・チンマン監督代行が指揮

 サムソンライオンズは8月1日、ホ・サミョン監督(50)が自ら辞任を申し出たことを発表し、パク・チンマン監督代行(45)が2022年シーズンの残り試合の指揮をとることになった。

 現役時代は選手としてさしたる実績がなかったホ・サミョン監督は2019年シーズン終了後に就任、2020年は8位に終わるも2021年はKTウィズとの優勝決定戦に敗れるもプレーオフ出場と、6年ぶりのポストシーズン進出を実現させた。しかし2022年シーズンは7月にチーム史上最悪の13連敗を喫するなど、7月31日時点で38勝54敗2分けの9位に低迷していた。

 8月2日のトゥサンベアース戦から指揮を執ることになったパク・チンマン監督代行は高校卒業後の1996年に現代ユニコーンスへ入団し、プロ野球界を代表する遊撃手として活躍を続けた。2004年シーズン終了後にFA(フリーエージェント)を行使してサムソンへ移籍、2011年よりSKワイバーンス(現SSGランダース)へ移籍して2015年に現役を引退した。2000年シドニーオリンピック、2002年釜山アジア競技大会、2006 WBCワールドベースボールクラシック)、2006年ドーハアジア競技大会、2008年北京オリンピックなど野球韓国代表でも活躍した。2017年よりサムソンにコーチとして復帰し、2022年シーズンから二軍選手を指導するフューチャース監督に就任していた。

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン日程(8.2~7)

8月2(火)~4(木)日:SSG-キウム(ソウル・高尺)、LG-ロッテ(釜山・社稷)、KT-NC(昌原)、キア-ハンファ(大田)、サムソン-トゥサン(ソウル・蚕室) 

8月5(金)~7(日)日:サムソン-SSG(仁川)、キウム-LG(ソウル・蚕室)、ハンファ-KT(水原)、トゥサン-キア(光州)、NC-ロッテ(釜山・社稷) 

 

[試合開始時刻]

火~金曜日は18時半、土曜は18時、日曜日は17時。

 

(文責:ふるりん

レギュラーシーズン(7.31) 結果

首位SSG、5位キアに勝利

 

 キウム-NC(昌原)、KT-LG(ソウル・蚕室)、トゥサンーハンファ(大田)は雨天中止。

 

SSG 3-2 キア  (光州)

(勝)オ・ウォンソク 6勝5敗  (セーブ)キム・テッキョン 2勝2敗16S  (敗)イム・ギヨン 2勝8敗

本塁打) SSG : チュ・シンス 12号

 SSGの先発パク・チョンフンは3回裏まで無失点に抑えた。SSGは5回表にキアの先発イム・ギヨンから1番チュ・シンス本塁打で3点を先制した。キアの2番手ユン・ジュンヒョンと3番手イ・ジュニョンは7回表に追加点を与えなかった。キアは7回裏にSSGの2番手オ・ウォンソクから2番イ・チャンジンと3番ナ・ソンボムのタイムリーで2点を返した。

 キアの4番手パク・チュンピョは8回表に追加点を与えなかった。SSGの3番手チェ・ミンジュンは8回裏まで無失点に抑えた。キアの5番手チョン・ヘヨンは9回表に追加点を与えなかった。SSGの4番手キム・テッキョンは9回裏を無失点に抑え、首位SSGが勝利した。5位キアでは先発イム・ギヨンが6回を3失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。

 

 

ロッテ 5-5 サムソン  (大邱

本塁打) ロッテ : レックス 1号  サムソン : ピレラ 18号

 サムソンは1回裏にロッテの先発の高卒新人イ・ミンソクから3番ピレラ(元広島)の本塁打で2点を先制し、3回裏に5番キム・ジェソンのタイムリーで1点を追加した。サムソンの先発チェ・ハヌルは4回表まで無失点に抑えた。サムソンは4回裏に2番ク・ジャウクへの押し出しの四球で1点を追加しイ・ミンソクをノックアウトした。ロッテは5回表に1番の新外国人レックスの韓国初打点となる初本塁打で3点を返した。サムソンの2番手ムン・ヨンイクは6回表まで無失点に抑えた。ロッテの2番手ソ・ジュヌォンは6回裏まで追加点を与えなかった。

 サムソンの3番手イ・スンヒョン(背番号54)は7回表、4番手ウ・ギュミンは8回表を無失点に抑えた。ロッテの3番手キム・ユヨンは8回裏途中まで追加点を与えず、4番手チン・ミョンホに交代した。ロッテは9回表にサムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)から8番イ・ハクチュと9番コ・スンミンのタイムリーで5-4と逆転した。サムソンは9回裏にロッテの5番手ナ・ギュナンから代打キム・テグンのタイムリーで5-5の同点に追いついた。

 サムソンの6番手チェ・チュンヨンは11回表まで無失点に抑えた。サムソンの7番手イ・サンミンは12回表を無失点に抑えた。7位ロッテの6番手の高卒新人チン・スンヒョンは12回裏途中まで無失点に抑え、代わった7番手カン・ユングも無失点に抑え、試合は12回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。9位サムソン打線ではピレラが4安打1本塁打2打点と活躍。

ピレラ(サムソン)は4安打1本塁打2打点 https://news.imaeil.com/page/view/2022073121410422940

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月31日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG   94  63  28  3  .692

2.キウム   95  57  36  2  .613

.LG    92  55  36  1  .604

4.KT    92  49  41  2  .544

5.キア    92  47  44  1  .516

6.トゥサン  91  40  49  2  .449

.ロッテ   94  39  51  4  .433

8.NC    91  37  51  3  .420

9.サムソン  94  38  54  2  .413

10.ハンファ  93  28  63    2   .308

 

(文責 : ふるりん

外国人選手スパークマン(元オリックス)、ウェーバー公示

 ロッテジャイアンツは7月31日、2022年シーズンの外国人選手として契約していたグレン・スパークマン投手(30)のウェーバー公示をKBO韓国野球委員会)に要請した。

 アメリカ合衆国出身の右腕スパークマンはMLBカンザスシティロイヤルス、日本プロ野球オリックスで登板経験があり、2022年シーズンよりロッテと契約し、7月30日まで19試合に登板、2勝4敗、防御率5.31の成績で、特に7月は5試合に登板し0勝2敗、防御率6.81と内容が悪化していた。7月30日時点で7位にとどまるロッテは代役となる外国人選手と契約するとみられる。

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.30) 結果

7位ロッテ、7連敗から脱出

 

SSG 7-5 キア  (光州)

(勝)フォント 13勝4敗  (敗)イ・ウィリ 6勝7敗

本塁打) SSG : キム・ガンミン 2号

 SSGは1回表にキアの先発イ・ウィリから5番キム・ガンミンの本塁打で1点を先制した。キアは2回裏にSSGの先発フォントから7番リュ・ジヒョクと8番パク・トンウォンのタイムリーで2-1と逆転した。SSGは3回表に1番チュ・シンスのタイムリーで2-2の同点に追いついた。キアは3回裏に4番ファン・デインのタイムリーで3-2と勝ち越した。SSGは4回表に8番イ・ジェウォンと9番キム・ソンヒョンのタイムリーで4-3と逆転し、5回表にキアの2番手ハン・スンヒョクから7番の新外国人ラガーレスのタイムリーなどで2点を追加した。キアの3番手コ・ヨンチャンは6回表、4番手ユン・ジュンヒョンは7回表に追加点を与えなかった。SSGの2番手ノ・ギョンウンは7回裏まで無失点に抑えた。

 キアの5番手パク・チュンピョは8回表に追加点を与えなかった。SSGの3番手ムン・スンウォンは8回裏を無失点に抑えた。SSGは9回表にキアの6番手チョン・サンヒョンからイ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加した。キアの7番手チョン・ヘヨンは追加点を与えなかった。キアは9回裏にSSGの4番手ソ・ジニョンから3番ナ・ソンボムのタイムリー、5番チェ・ヒョンウへの押し出しの四球で2点を返したが、首位SSGが勝利した。5回を3失点に抑えたフォントは最多勝ら沿いトップの13勝目。SSG打線ではキム・ソンヒョンが3安打1打点と活躍。5位キアでは先発イ・ウィリが4回4失点で降板した。

 

 

キウム 3-3 NC  (昌原)

本塁打) NC : パク・コヌ 5号 

 NCは1回裏にキウムの先発チェ・ウォンテから3番パク・コヌの本塁打で2点を先制した。キウムは6回表にNCの先発ルチンスキーから6番キム・ヒィジプの内野ゴロの間に1点を返した。キウムは7回表にNCの2番手キム・ヨンギュから3番イ・ジョンフの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。キウムの2番手イ・スンホは7回裏を無失点に抑えた。NCの3番手キム・シフンは8回表まで無失点に抑えた。キウムの3番手キム・ジェウンは8回裏を無失点に抑えた。NCの4番手ハ・ジュニョンは9回表から登板した。キウムの4番手イ・ヨンジュンは9回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。

 キウムは10回表にNCの5番手キム・ジンホから8番イ・ジヨンのタイムリーで1点を勝ち越した。NCは10回裏にキウムの5番手キム・テフンから1番パク・ミヌのタイムリーで3-3の同点に追いついた。キウムの6番手ハ・ヨンミンは11回裏を無失点に抑えた。NCの6番手イ・ジェハクは12回表途中まで無失点に抑え7番手イ・ヨンチャンに交代した。キウムの7番手エップラー(元オリックス)は12回裏を無失点に抑え、試合は12回を終えても決着がつかなかったが規定により引き分けとなった。キウム打線ではイ・ジヨンが3安打1打点、NC打線ではパク・ミヌが3安打1打点と活躍。

 

 

KT 7-8 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)コ・ウソク 2勝2敗27S  (敗)キム・ジェユン 3勝3敗21S  

本塁打) KT : アルフォード 6号

 LGは1回裏にKTの先発ソ・ヒョンジュンから3番キム・ヒョンスの内野ゴロの間に1点を先制し、4番の新外国人ガルシアの内野ゴロの間に1点を追加した。LGは4回裏に6番ムン・ソンジュ、7番ムン・ボギョン、8番ユ・ガンナムのタイムリーで3点を追加した。LGの先発ぺ・ジェジュンは5回表途中まで無失点に抑えた。KTは6回表にLGの2番手イ・ジョンヨンから5番チャン・ソンウの犠牲フライ、6番ファン・ジェギュンのタイムリーで2点、7回表にLGの3番手チン・ヘスから1番チョ・ヨンホの内野ゴロの間に1点を返した。LGの4番手キム・ジンソンは無失点に抑えた。LGの5番手チョン・ウヨンは8回表を無失点に抑えた。

 LGは8回裏にKTの2番手チュ・グォンからチャンスを作ると、代わったKTの3番手イ・チェホから9番キム・ミンソンのタイムリーで2点を追加した。KTは9回表にLGの6番手キム・デユから代打シン・ボンギのタイムリーで1点を返すと、代わったLGの7番手コ・ウソクから3番アルフォードの本塁打で7-7の同点に追いついた。試合はこのまま延長戦に突入し、3位LGは10回裏にKTの4番手キム・ジェユンからムン・ボギョンの本塁打でサヨナラ勝ちし3連敗から脱出した。LG打線ではムン・ボギョンが3安打1本塁打2打点と活躍。4位KTは連勝が3で止まった。

 

 

トゥサン 1-11 ハンファ  (大田)

(勝)ペーニャ 1勝2敗  (敗)パク・シンジ 1勝3敗

本塁打) トゥサン : アン・ジェソク 3号  ハンファ : トークマン 8号、ノ・スグァン 3号、ノ・シファン 5号

 トゥサンは3回裏にハンファの先発の新外国人ペーニャから8番アン・ジェソクの本塁打で1点を先制した。ハンファは3回裏にトゥサンの先発パク・シンジから4番ノ・シファン、5番ハ・ジュソク、7番チェ・ジェフンのタイムリーで4-1と逆転した。ハンファは4回裏にトゥサンの2番手ユン・ミョンジュンから9番パク・チョンヒョンのタイムリー、1番トークマンの本塁打、代わったトゥサンの3番手チャン・ウォンジュンからハ・ジュソクのタイムリー、6番キム・インファンの犠牲フライで計5点を追加した。ハンファは5回裏にトゥサンの4番手キム・ドンジュから8番ノ・スグァンの本塁打で1点、6回裏に4番ノ・シファンの本塁打で1点を追加した。

 ハンファの2番手ユン・デギョンは7回表、3番手キム・ジェヨンは8回表を無失点に抑えた。トゥサンの5番手イ・ヒョンボムは8回裏に追加点を与えなかった。ハンファの4番手イ・ミヌは9回表を無失点に抑え、最下位ハンファが勝利した。6回を1失点に抑えたペーニャは韓国初勝利。ハンファ打線ではノ・シファンが3安打1本塁打2打点、ハ・ジュソクが3安打2打点と活躍。先発パク・シンジが4回途中5失点で降板した6位トゥサンは連勝が4で止まった。トゥサン打線ではアン・ジェソクが3安打1本塁打1打点と活躍。

韓国初勝利をあげたペーニャ(ハンファ) http://www.maniareport.com/view.php?ud=20220730211813804518e70538d2_19

 

 

ロッテ 9-8 サムソン  (大邱

(勝)パク・セウン 7勝6敗  (敗)ホ・ユンドン 4勝3敗

本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 8号、イ・ハクチュ 1号  サムソン : カン・ミンホ 4号

 ロッテは1回表にサムソンの先発ホ・ユンドンからサムソンの先発ホ・ユンドンから2番チョン・ジュヌの本塁打、6番チョン・フンのタイムリー、7番ファン・ソンビンと8番チョン・ボグンの犠牲フライ、9番イ・ハクチュのサムソンからの移籍後初本塁打で7点を先制した。ロッテは4回表にチョン・フンの犠牲フライで1点を追加した。サムソンは5回裏にロッテの先発パク・セウンから3番ピレラ(元広島)のタイムリーで1点を返した。ロッテは6回表にサムソンの2番手チャン・ピルジュンからチョン・フンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは6回裏に6番カン・ミンホの2試合連続本塁打、代わったロッテの2番手キム・ユヨンから相手のエラーなどで計4点を返した。ロッテの3番手チェ・ジュニョンは7回裏まで無失点に抑えた。

 サムソンの3番手イ・スンヒョン(背番号20)は8回表に追加点を与えなかった。ロッテの3番手ク・スンミンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの4番手イ・サンミンは9回表に追加点を与えなかった。サムソンは9回裏にロッテの4番手キム・ウォンジュンからカン・ミンホ、7番キム・サンス、代打キム・テグンのタイムリーで3点を返したが、7位ロッテが勝利し7連敗から脱出した。6回途中まで5失点に抑えたパク・セウンは7勝目。ロッテ打線ではチョン・フンが3打点、4番の新外国人レックスが4安打、5番ハン・ドンヒィが3安打と活躍。9位サムソンでは先発ホ・ユンドンが4回8失点で降板した。サムソン打線ではカン・ミンホが3安打1本塁打3打点、ピレラとキム・サンスが3安打1打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月30日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG   93  62  28  3  .689

2.キウム   95  57  36  2  .613

.LG    92  55  36  1  .604

4.KT    92  49  41  2  .544

5.キア    91  47  43  1  .522

6.トゥサン  91  40  49  2  .449

.ロッテ   93  39  51  3  .433

8.NC    91  37  51  3  .420

9.サムソン  93  38  54  1  .413

10.ハンファ  93  28  63    2   .308

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.29) 結果

4位KT3連勝  6位トゥサン4連勝

 

SSG 2-11 キア  (光州)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 10勝4敗  (敗)イ・テヤン 6勝3敗

本塁打) キア : ナ・ソンボム 14,15号

 キアは1回裏にSSGの先発イ・テヤンから4番ファン・デインのタイムリーで1点を先制し、2回裏に2番イ・チャンジンのタイムr-、3番ナ・ソンボムの本塁打で4点を追加した。SSGは4回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから5番パク・ソンハンのタイムリーで1点を返した。キアは4回裏に5番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を追加しイ・テヤンをノックアウトすると、代わったSSGの2番手チャン・ジフンから相手の暴投でもう1点を追加した。SSGは5回表に1番チュ・シンスの犠牲フライで1点を返した。キアは5回裏にナ・ソンボムのタイムリーで1点を追加した。

 SSGの3番手チェ・ミンジュンは6回裏に追加点を与えなかった。キアの2番手イ・ジュニョンは7回表途中から登板した。キアは7回裏にSSGの4番手ソ・ドンミンからナ・ソンボムのこの試合2本目の本塁打で3点を追加した。SSGの5番手パク・ミンホは8回裏に追加点を与えなかった。キアの3番手キム・ドヒョンは9回表まで無失点に抑え、5位キアが勝利した。7回途中まで2失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは10勝目。キア打線ではナ・ソンボムが3安打2本塁打7打点、イ・チャンジンが4安打1打点と活躍。首位SSGでは先発イ・テヤンが4回途中7失点で降板した。

 

 

キウム 3-5 NC  (昌原)

(勝)キム・ジンホ 3勝1敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 2勝2敗13S  (敗)ヨキシュ 8勝5敗

本塁打) キウム : プイーグ 10号

 NCは1回裏にキウムの先発ヨキシュから3番パク・コヌの併殺打の間に1点を先制した。キウムは2回表にNCの先発ソン・ミョンギから5番プイーグの本塁打で1-1の同点に追いついた。NCは2回裏に8番キム・ジュウォンのタイムリーで1点を勝ち越し、3回裏に7番ノ・ジンヒョクのタイムリーなどで2点を追加した。キウムは5回表に4番キム・ヘェソンと6番ソン・ソンムンのタイムリーで2点を返した。この回途中から登板したNCの2番手キム・ジンホは無失点に抑えた。NCの3番手キム・ヨンギュは6回表、4番手ウォン・ジョンヒョンは7回表を無失点に抑えた。

 NCは7回裏にキウムの2番手エップラー(元オリックス)から5番マティーニのタイムリーで1点を追加した。NCの5番手イム・ジョンホは8回表を無失点に抑えた。キウムの3番手の高卒新人イ・ミョンジョンは8回裏に追加点を与えなかった。NCの6番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、8位NCが勝利した。NC打線ではノ・ジンヒョクが4安打1打点と活躍。先発ヨキシュが6回4失点で降板した2位キウムは3連敗。

 

 

KT 5-4 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)コ・ヨンピョ 9勝5敗  (セーブ)キム・ジェユン 3勝3敗21S  (敗)キム・ユンシク 3勝4敗

本塁打) LG : ユ・ガンナム 5号

 LGは2回裏にKTの先発コ・ヨンピョから7番ムン・ボギョンの犠牲フライで1点を先制した。KTは3回表にLGの先発キム・ユンシクから1番チョ・ヨンホと3番アルフォードのタイムリーで3-1と逆転した。LGの2番手キム・ジンソンは7回表に追加点を与えなかった。KTの2番手キム・ミンスは7回裏を無失点に抑えた。KTは8回表にLGの3番手キム・デユからチャンスを作ると、代わったLGの4番手チョン・ウヨンから相手のエラー、4番パク・ピョンホの内野ゴロの間に2点を追加した。

 LGは8回裏にKTの3番手チュ・グォンから5番オ・ジファンの犠牲フライで1点を返した。LGの5番手ソン・ウンボムと6番チェ・ソンフンは9回表に追加点を与えなかった。LGは9回裏にKTの4番手キム・ジェユンから9番ユ・ガンナムの本塁打で2点を返したが、4位KTが勝利し3連勝となった。6回を2失点に抑えたコ・ヨンピョは9勝目。先発キム・ユンシクが6回3失点で降板した3位LGは3連敗。

 

 

トゥサン 7-3 ハンファ  (大田)

(勝)ユン・ミョンジュン 1勝1敗  (敗)チャン・シファン 4敗14S

本塁打) ハンファ : キム・テヨン 6号

 トゥサンの先発チェ・スンヨンは5回裏途中まで無失点に抑えた。トゥサンは6回表にハンファの先発キム・ミヌから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは6回裏にトゥサンの2番手チャン・ウォンジュンと3番手パク・チグクからチャンスを作ると、代わったトゥサンの4番手キム・ミョンシンから7番チャン・ジンヒョクのタイムリーで1-1の同点に追いついた。トゥサンは7回表にハンファの2番手イ・ミヌから1番ホ・ギョンミンのタイムリーで2-1と勝ち越した。ハンファは7回裏にトゥサンの5番手キム・ジヨンから2番キム・テヨン本塁打で3-2と逆転した。ハンファの3番手カン・ジェミンは8回表を無失点に抑えた。

 トゥサンの6番手ユン・ミョンジュンは8回裏に追加点を与えなかった。トゥサンは9回表にハンファの4番手チャン・シファンから代打ソン・スンファンのプロ4年目にしての初打点となるタイムリー、3番フェルナンデスのタイムリーで5-3と逆転すると、代わったハンファの5番手シン・ジョンナクから5番ヤン・ソックァンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの7番手チョン・チョルォンは9回裏を無失点に抑え、6位トゥサンが勝利し4連勝となった。トゥサン打線では7番パク・セヒョクが4安打と活躍。最下位ハンファでは先発キム・ミヌが6回を1失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。

9回表にプロ初打点となる逆転タイムリーを打ったソン・スンファン(トゥサン) https://www.xportsnews.com/article/1611506

 

 

ロッテ 7-8 サムソン  (大邱

(勝)イ・スンヒョン(背番号54) 2勝4敗1S  (敗)キム・ドギュ 2勝3敗

本塁打) ロッテ : イ・デホ 13号、チョン・ボグン 1号  サムソン : カン・ミンホ 3号

 サムソンは2回裏にロッテの先発スパークマン(元オリックス)から6番カン・ミンホの本塁打で2点を先制し、3回裏にカン・ミンホのタイムリーで2点を追加した。ロッテは4回表にサムソンの先発ファン・ドンジェから7番チョン・フンのタイムリーで1点を返し、5回表に2番ファン・ソンビンのタイムリー、3番ハン・ドンヒィの犠牲フライ、5番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で5-4と逆転した。ロッテは6回表にサムソンの2番手キム・ユンスから9番チョン・ボグンのプロ5年目での初本塁打で1点を追加した。ロッテの2番手ナ・ギュナンは6回裏まで無失点に抑えた。

 ロッテは7回表に4番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。ロッテの3番手ク・スンミンは7回裏を無失点に抑えた。サムソンの3番手チェ・チュンヨンは8回表に追加点を与えなかった。サムソンは8回裏にロッテの4番手チェ・ジュニョンから7番キム・サンスのタイムリー、相手のエラーで7-7の同点に追いついた。サムソンの4番手ムン・ヨンイクは9回表、ロッテの5番手キム・ウォンジュンは9回裏をそれぞれ無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。サムソンの5番手イ・スンヒョン(背番号54)は10回表を無失点に抑えた。

 9位サムソンは10回裏にロッテの6番手キム・ドギュから1番キム・ヒョンジュンのタイムリーでサヨナラ勝ちした。サムソン打線ではカン・ミンホが3安打1本塁打4打点と活躍。7位ロッテは7連敗。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。

 

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月29日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG   92  61  28  3  .685

2.キウム   94  57  36  1  .613

.LG    91  54  36  1  .600

4.KT    91  49  40  2  .551

5.キア    90  47  42  1  .528

6.トゥサン  90  40  48  2  .455

.ロッテ   92  38  51  3  .427

8.NC    90  37  51  2  .420

9.サムソン  92  38  53  1  .418

10.ハンファ  92  27  63    2   .300

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(7.28) 結果

6位トゥサン3連勝、7位ロッテ6連敗

 

LG 4-5 SSG  (仁川)

(勝)ソ・ジニョン 6勝1敗15S  (敗)コ・ウソク 1勝2敗27S

本塁打) LG : イ・ジェウォン 11号、オ・ジファン 17号  SSG : チェ・ジョン 13号

 LGは3回表にSSGの先発キム・グァンヒョンから8番イ・ジェウォンの本塁打、2番ムン・ソンジュのタイムリーで3点を先制した。SSGは4回裏にLGの先発ケリーから5番パク・ソンハンと7番の新外国人ラガーレスのタイムリーで3-3の同点に追いついた。SSGは6回裏に3番チェ・ジョンの本塁打で4-3と逆転した。SSGの2番手キム・テッキョンは8回表を無失点に抑えた。

 LGは9回表にSSGの3番手ソ・ジニョンから5番オ・ジファンの本塁打で4-4の同点に追いついた。首位SSGは9回裏にLGの2番手コ・ウソクから9番キム・ソンヒョンの犠牲フライでサヨナラ勝ちした。3位LGはチャンスを生かしきれなかった。

 

 

キウム 2-8 KT  (水原)

(勝)ベンジャミン 2勝2敗  (敗)アン・ウジン 10勝5敗

本塁打) KT : ムン・サンチョル 1号

 キウムは1回表にKTの先発ベンジャミンから3番イ・ジョンフの内野ゴロの間に1点を先制した。KTは3回裏にキウムの先発アン・ウジンから9番シム・ウジュンのタイムリーで1-1の同点に追いつくと、2番ぺ・ジョンデの内野ゴロの間に2-1と逆転した。KTは4回裏に7番ムン・サンチョルの本塁打で2点を追加した。キウムは6回表に6番プイーグの内野ゴロの間に1点を返した。KTは6回裏に8番シン・ボンギとぺ・ジョンデのタイムリーで4点を追加しアン・ウジンをノックアウトした。

 キウムの2番手ハ・ヨンミンは7回裏まで追加点を与えなかった。KTの2番手シム・ジェミンは8回表まで無失点に抑えた。キウムの3番手キム・ソンジンは8回裏に追加点を与えなかった。KTの3番手チョ・ヒョヌは9回表を無失点に抑え、4位KTが勝利した。6回を2失点に抑えたベンジャミンは2勝目。KT打線ではぺ・ジョンデが4打点、ムン・サンチョルが3安打1本塁打2打点と活躍。2位キウムでは先発アン・ウジンが6回途中8失点で降板した。なおイ・ジョンフは3回表にプロ野球史上最年少となる23歳で個人通算1000安打を達成した。

ベンジャミン(KT)は6回2失点で2勝目 https://www.xportsnews.com/article/1610899

 

 

NC 6-2 キア  (光州)

(勝)ク・チャンモ 5勝2敗  (敗)パノーニ 1勝2敗

 NCは1回表にキアの先発の新外国人パノーニから4番ヤン・ウィジの内野ゴロの間に1点を先制した。キアは1回裏にNCの先発ク・チャンモから3番ナ・ソンボムの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。NCは3回表に相手のエラーで1点を勝ち越した。キアは3回裏に相手のエラーで2-2の同点に追いついた。NCは6回表にパノーニからチャンスを作ると、代わったキアの2番手チャン・ヒョンシクから相手のエラー、9番イ・ミョンギへの押し出しの四球で2点を勝ち越した。キアの3番手イ・ジュニョンと4番手パク・チュンピョは7回表まで追加点を与えなかった。NCの2番手ウォン・ジョンヒョンと3番手イム・ジョンホは7回裏を無失点に抑えた。

 キアの5番手コ・ヨンチャンは8回表に追加点を与えなかった。NCの4番手キム・シフンは8回裏を無失点に抑えた。NCは9回表にキアの6番手ユン・ジュンヒョンから8番キム・ジュウォンのタイムリーで2点を追加した。NCの5番手イ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、NCが勝利し8位に浮上した。6回を2失点に抑えたク・チャンモは5勝目。NC打線では3番パク・コヌが3安打と活躍。5位キアでは先発パノーニが6回途中4失点で降板した。

 

 

ロッテ 5-8 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ストック 8勝6敗  (セーブ)ホン・ゴンヒィ 1勝5敗8S  (敗)バーンズ 9勝8敗

 トゥサンは4回裏にロッテの先発バーンズから6番パク・ケェボム、7番アン・グォンス、8番カン・ジンソンの連続の押し出しの四死球、9番アン・スンハンのKT在籍時の2019年8月以来の打点となるタイムリーで5点を先制した。ロッテは7回表にトゥサンの先発ストックから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで2点を返した。トゥサンは7回裏にロッテの2番手カン・ユングから4番キム・ジェファンのタイムリー、代わったロッテの3番手ソ・ジュヌォンから5番キム・ジェホのタイムリーなどで計3点を追加した。

 ロッテは9回表にトゥサンの2番手キム・ミョンシンから2番コ・スンミンとイ・デホのタイムリー、代わったトゥサンの3番手ホン・ゴンヒィから7番チョン・フンのタイムリーで計3点を返したが、6位トゥサンが勝利し3連勝となった。7回を2失点に抑えたストックは8勝目。トゥサン打線では1番ホ・ギョンミンが3安打と活躍。先発バーンズが6回5失点で降板した7位ロッテは6連敗。なお2022年限りで引退しこの試合も3打点を記録したイ・デホにとって蚕室野球場最後のトゥサン戦だったため、引退ツアーの一環として試合前にセレモニーが開かれた。ロッテ打線ではほかに1番の新外国人レックスが3安打と活躍。

 

 

ハンファ 3-3 サムソン  (浦項

本塁打) ハンファ : キム・インファン 12号

 ハンファは1回表にサムソンの先発ウォン・テインから3番チョン・ウヌォンのタイムリー、5番キム・インファンの本塁打で3点を先制した。サムソンは5回裏にハンファの先発ラミレスから2番ク・ジャウクのタイムリーで2点を返した。ハンファの2番手ユン・ホソルは7回裏、3番手カン・ジェミンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの2番手ムン・ヨンイクは9回表に追加点を与えなかった。サムソンは9回裏にハンファの4番手チャン・シファンから1番キム・ヒョンジョンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。

 サムソンの3番手オ・スンファン(元阪神)は10回表、ハンファの5番手キム・ジョンスは10回裏、サムソンの4番手ウ・ギュミンは11回表、ハンファの6番手ユン・サンフムは11回裏、サムソンの5番手チェ・チュンヨンは12回表、ハンファの7番手キム・ボムスは12回裏をそれぞれ無失点に抑え、試合は12回を終えても決着がつかなかったが規定により引き分けに終わった。最下位ハンファに勝てなかったサムソンは9位に後退。サムソン打線では1番キム・ヒョンジュンが3安打と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月28日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG   91  61  27  3  .693

2.キウム   93  57  35  1  .620

.LG    90  54  35  1  .607

4.KT    90  48  40  2  .545

5.キア    89  46  42  1  .523

6.トゥサン  89  39  48  2  .448

.ロッテ   91  38  50  3  .432

8.NC    89  36  51  2  .414

9.サムソン  91  37  53  1  .411

10.ハンファ  91  27  62    2   .303

 

(文責 : ふるりん