DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.7) 結果

首位SK4連勝  2位トゥサン、サヨナラ勝ちで5連勝  
 

ハンファ 2-11 SK  (仁川)
(勝)パク・チョンフン 1勝2敗  (敗)キム・ボムス 1勝2敗

本塁打)ハンファ : チェ・ジンヘン 2号  SK : チェ・ジョン 8,9号

 ハンファは1回表にSKの先発パク・チョンフンから4番ホイングのタイムリーで1点を先制した。SKは1回裏にハンファの先発キム・ボムスから3番チェ・ジョンの本塁打で1-1の同点に追いつき、3回裏に1番キム・ガンミンと2番コ・ジョンウクのタイムリー、チェ・ジョンの2打席連続本塁打で5-1と逆転した。ハンファは5回表に6番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を返したが、SKは5回裏にチェ・ジョンのタイムリーでキム・ボムスをノックアウトすると、代わったハンファの2番手の大卒新人パク・ユンチョルから6番イ・ジェウォンのタイムリー、7番ナ・ジュファンへの押し出しの四球や相手の暴投で計4点を追加した。

 SKは6回裏にイ・ジェウォンのタイムリーで2点を追加し、8回表から2番手パク・チョンベを登板させた。ハンファの3番手の高卒新人キム・イファンは追加点を与えなかった。3番手チョン・ジェウォンは9回表に相手の反撃を断ち、首位SKが勝利し4連勝となった。7回を2失点に抑えたパク・チョンフンは2019年シーズン初勝利。SK打線ではチェ・ジョンが4安打2本塁打4打点、イ・ジェウォンが3打点と活躍。6位ハンファでは先発キム・ボムスが5回途中7失点で降板し、投打ともに圧倒された。ハンファ打線ではチェ・ジンヘンが3安打1本塁打1打点と活躍。

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2019年シーズン初勝利をあげたSKのパク・チョンフン(http://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=201905070100049920003176&servicedate=20190507 より)。

 

  
キア 3-4 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)キム・スンフェ 1勝  (敗)キム・セヒョン 2敗

 トゥサンは4回裏にキアの先発カン・イジュンから6番パク・セヒョクの内野ゴロの間に1点を先制し、代わった2番手イ・ジュニョンから8番リュ・ジヒョクのタイムリーで1点を追加した。キアは6回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を返し、3番手ハ・ジュニョンは6回裏に追加点を与えなかった。キアは7回表にトゥサンの2番手パク・チグクから9番ハン・スンテクのタイムリーで2-2の同点に追いついた。キアの4番手チョン・サンヒョンは7回裏を無失点に抑えた。

 トゥサンの3番手イ・ヒョンボムは8回表まで無失点に抑えた。キアの5番手イム・ギジュンは無失点に抑えたが、トゥサンは8回裏にキアの6番手キム・セヒョンから5番キム・ジェホの犠牲フライで3-2と1点を勝ち越した。キアは9回表にトゥサンの4番手ハム・トクチュからチャンスを作ると、キム・ソンビンへの押し出しの四球で3-3の同点に追いついた。トゥサンの5番手キム・スンフェは無失点に抑えた。2位トゥサンは9回裏にキム・セヒョンから1番ホ・ギョンミンのタイムリーでサヨナラ勝ちし5連勝となった。キム・スンフェは幸運にも1球だけでシーズン初勝利。トゥサン打線では3番パク・コヌが3安打と活躍。敗れたキアは8位に後退。

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トゥサンは9回裏のホ・ギョンミンのタイムリーでサヨナラ勝ち(http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201905072202001&code=980101 にて)。

 


NC 3-6 サムソン  (大邱
(勝)ペク・チョンヒョン 1勝4敗  (セーブ)チャン・ピルジュン 1勝3S  (敗)バトラー 2勝3敗

本塁打)NC : キム・テジン 1号、ベタンコート 6号  サムソン : コン・ギュミン 1号、イ・ウォンソク 8号 

 サムソンは2回裏にNCの先発バトラーから相手のエラー、7番コン・ミンギュのプロ2年目にしての初本塁打で3点を先制した。NCは4回表にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから8番キム・テジンの本塁打で2点を返した。サムソンは4回裏にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから相手のエラー、9番キム・ホンゴンの犠牲フライで2点を追加した。NCは6回表に5番ベタンコート本塁打で1点を返し、サムソンはこの回途中から2番手クォン・オジュンを登板させた。

 サムソンは6回裏に5番イ・ウォンソクの本塁打で1点を追加し、7回表から3番手イム・ヒョンジュンを登板させた。NCの2番手カン・ユングは7回裏を無失点に抑えた。サムソンの4番手イ・スンヒョンは8回表まで無失点に抑えた。NCの3番手イ・ウソクは8回裏に追加点を与えなかった。5番手チャン・ピルジュンは9回表に相手の反撃を断ち、サムソンが勝利し7位に浮上した。6回途中まで3失点に抑えたペク・チョンヒョンは2019年シーズン初勝利。サムソン打線ではコン・ミンギュが1本塁打3打点と活躍。NCでは先発バトラーが6回6失点で降板し、LGと同率3位に並ばれた。



LG 12-10 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)コ・ウソク 2勝2敗3S  (敗)チョ・サンウ 1勝1敗13S

 (本塁打)キウム : パク・ピョンホ 8号、イ・ジョンフ 2号

 LGは 1回表にキウムの先発チェ・ウォンテから5番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を先制した。キウムは1回裏にLGの先発ペ・ジェジュンから5番チャン・ヨンソクへの押し出しの四球、7番イム・ビョンウクと8番パク・トンウォンのタイムリーで5-1と逆転した。LGは2回表に相手のエラーで1点、3回表に5番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を返した。キウムは3回裏に9番ホ・ジョンヒョプのタイムリーで1点を追加し、ペ・ジェジュンをノックアウトした。LGは4回表に1番イ・チョヌンのタイムリーで1点を返すと、3番キム・ヒョンスの内野ゴロの間に6-6の同点に追いついた。

 キウムは4回裏にLGの2番手チェ・ドンファンから4番パク・ピョンホの本塁打、イム・ビョンウクのタイムリーで2点を勝ち越した。LGは5回表に7番キム・ミンソンのタイムリーで1点を返した。キウムは5回裏にLGの3番手シン・ジョンナクから1番イ・ジョンフの本塁打、代わった4番手イ・ウチャンから6番キム・ヘェソンのタイムリーで計2点を追加し、2番手キム・ドンジュンは無失点に抑えた。LGは7回表にキウムの3番手ハン・ヒョンヒィからチャンスを作ると、代わった4番手キム・サンスからイ・チョヌンのタイムリーで2点を返した。キウムは8回表から5番手ユン・ヨンサムを登板させた。

 LGの4番手イ・ウチャンは8回裏途中まで無失点に抑えた。LGは9回表にキウムの6番手チョ・サンウから相手のエラー、イ・チョヌンと2番オ・ジファンのタイムリーで逆転した。5番手コ・ウソクは相手の反撃を断ち、LGが勝利し3連敗から脱出、NCと同率3位に並んだ。先発全員安打を記録したLG打線ではイ・チョヌンが4安打4打点、ユ・ガンナムが3安打2打点と活躍。5位キウムでは抑えとして定着していたチョ・サンウが初めて逆転を許してしまった。キウム打線ではイム・ビョンウクが3安打4打点と活躍。

 

 
ロッテ 2-7 KT  (水原)
(勝)アルカンタラ 3勝3敗  (敗)パク・シヨン 1敗

 KTは2回裏にロッテの先発パク・シヨンから6番ファン・ジェギュンのタイムリー、1番キム・ミンヒョクへの押し出しの死球で2点を先制し、代わった2番手イ・インボクから3番カン・ベッコへの押し出しの四球で1点を追加した。KTは5回裏に9番カン・ミングクのタイムリーで2点を追加した。ロッテの3番手パク・クンホンは追加点を与えなかった。ロッテは7回表にKTの先発アルカンタラから3番ホ・イルのタイムリーで1点を返した。

  ロッテは8回表にKTの2番手チュ・グォンから2番の高卒新人コ・スンミンのタイムリーで1点を返した。KTは8回裏にロッテの4番手チェ・ヨンファンから2番オ・テゴンのタイムリー、代わった5番手コ・ヒョジュンから4番ロハスの犠牲フライで2点を追加した。3番手の高卒新人ソン・ドンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、最下位KTが勝利した。8回途中まで2失点に抑えたアルカンタラが3勝目。先発パク・シヨンが2回途中3失点で降板したロッテは6連敗で9位に後退。ロッテ打線ではコ・スンミンが3安打1打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(5月7日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率
1.SK     37  25  11  1  .694

2.トゥサン   38  26  12  0  .684

3.LG     36  22  14  0  .611

3.NC     36  22  14  0  .611

5.キウム    38  22  16  0  .579

6.ハンファ   35  16  19  0  .457

7.サムソン   36  13  23  0     .361

8.キア     36  12  23  1  .343

9.ロッテ    36  12  24  0  .333
10.KT       38  12  26     0     .316

(文責 : ふるりん

大邱市民運動場野球場 再訪(2019.4.28)

 2014年の光州(クァンジュ)キアチャンピオンズフィールドから2019年の昌原(チャンウォン)NCパーク馬山(マサン)球場まで、韓国では近年プロ野球の新球場が相次いで完成し、プロ野球界の成長と発展に大きく貢献しています。しかし、1982年からのプロ野球創設から30年以上、ファンとともにチームの栄光と悲哀を見守ってきた野球場も所によってはその姿をとどめ、プロ野球では利用されなくなったものの、高校・大学やその他のアマチュア野球で利用されていることがあります。今回は2015年でプロ野球の本拠地としての歴史に終止符を打った大邱(テグ)市民運動場野球場について紹介します。

 

 1982年に創設されたサムソンライオンズの本拠地だった大邱市民運動場野球場は、韓国南東部の地方都市・大邱の中心部から少し北へ離れた市街地の中にあります。「市民運動場」とある通り、周囲には複数の体育施設があります。

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大邱市民運動場野球場

 

 サムソンライオンズは1985年の前後期優勝から2002年韓国シリーズ初優勝、その後の7度の優勝といった輝かしい歴史をこの野球場で刻んできました。また1995年にプロ野球選手としての人生を歩み始め、韓国プロ野球史上最多の個人通算467本塁打の不滅の大記録を残したイ・スンヨプが、2003年10月に56本塁打プロ野球シーズン最多記録の不滅の金字塔を打ちたてたのはこの野球場です。

 

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イ・スンヨプの56号本塁打の記念碑

 現在は56号本塁打が落下した地点に記念碑がたてられ、偉業が顕彰されています。ご覧の通り外野にはかつてあった観客席がなく、内野席も本塁裏付近を除いては観客席がありません。これは2016年以降に球場の大規模改修が実施されアマチュア野球専用になったためです。 

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 球場の横に立派な新しい建造物が見えますが、これは2019年に完成したばかりのサッカー専用球場:大邱フォレストアレーナで、サッカーKリーグ大邱FCの試合が開催されています。かつてあった競技場を解体して建設されました。かつてプロ野球ファンたちが足しげく通ったこの市民運動場ですが、現在はプロサッカーファンたちが多く集まるようになったと思われます。

 大邱フォレストアレーナに隣接した正面入口には、無料で開放されている大邱市民運動場野球場とサムソンライオンズの展示館があります。

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 プロ野球が創設される以前の貴重な写真などの資料や、過去のサムソンライオンズの栄光についての展示が充実し、写真が多いため韓国語がわからなくとも楽しめると思います。

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 中には球団創設期から近年までのサムソンライオンズを支えた名選手(現役の選手もいます)たちの写真があります。韓国プロ野球史上初の打撃三冠王イ・マンス、史上初の個人通算2000安打を達成したヤン・ジュンヒョクなど、プロ野球史に深く刻まれた選手たちのパネルが展示されています。

 特に2017年で現役を引退したイ・スンヨプ関係の展示は充実し、日本プロ野球時代や野球韓国代表での活躍も紹介されています。

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 さて、この大邱市民運動場野球場へのアクセスですが、

KORAIL・都市鉄道1号線 大邱駅】西へ徒歩15分程度

【都市鉄道3号線 北区庁(プックチョン)駅】東へ徒歩10分弱

となっています。

 2016年よりサムソンライオンズの本拠地となっている大邱サムソンライオンズパークでプロ野球を観戦される際、もし2-3時間程度の余裕がありましたら試合前にぜひこちらの古きよき日々を伝えている野球場を訪れてみてはいかがでしょうか。最も近い北区庁駅からは都市鉄道3号線で青羅(チョンナ)オンドク駅(2019年1月に新南駅から改称)まで行き、2号線に乗り換えて大公園(テゴンウォン)駅で下車すれば40分程度で大邱サムソンライオンズパークへ移動することができます。

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大邱サムソンライオンズパーク

 近年、大邱の市街地に近い国際空港には日本などの空港からの国際便も多く就航し、訪問が便利になっている大邱。ソウルや釜山からの高速鉄道KTXやバスなどの交通も充実しているため、サムソンライオンズの栄光の歴史と偉大な選手たちの足跡を知り、まだ新しさの残るボールパークでの野球観戦を楽しむ旅はいかがでしょうか?

 

(文責:ふるりん

 

 

 

試合日程(5.7~12)

5月7(火)~9(木)日 : ハンファ-SK(仁川)、キア-トゥサンソウル・蚕室)、NC-サムソン大邱)、LG-キウム(ソウル・高尺)、ロッテ-KT(水原)
5月10(金)~12(日)日: SK-キア(光州)、 ※トゥサン-NC(昌原)、ハンファ-LG(ソウル・蚕室)、キウム-KT水原)、ロッテ-サムソン大邱

[試合開始時刻]
火〜金曜日は18時半、土曜日は17時、日曜日は14時。

※ 5月10日(金)は19時開始。

 

(文責:ふるりん

レギュラーシーズン(5.5) 結果

2位トゥサン4連勝  
 

SK 4-3 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ダイクソーン 2勝1敗  (セーブ)ハ・ジェフン 4勝1敗4S  (敗)ラリー 1勝4敗

本塁打)SK : チェ・ジョン 7号、ホ・ドファン 1号  ロッテ : イ・デホ 4号

 SKは1回表にロッテの先発ラリーから3番チェ・ジョンの本塁打、7番キム・ソンヒョンのタイムリーで3点を先制した。ロッテは6回裏にSKの先発ダイクソーンから3番ホ・イルのタイムリー、4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の韓国通算300号本塁打で3-3の同点に追いついた。SKは7回表に8番ホ・ドファンの本塁打で1点を勝ち越した。ロッテの2番手ソン・スンナクは8回表まで無失点に抑えた。

 SKの2番手ソ・ジニョンは8回裏まで無失点に抑えた。ロッテの3番手コ・ヒョジュン、4番手ク・スンミンは追加点を与えなかった。3番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は相手の反撃を断ち、首位SKは勝利し3連勝となった。7回途中まで3失点に抑えたダイクソーンは2勝目。先発ラリーが7回途中4失点で降板した8位ロッテは5連敗。

  


LG 2-11 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)フランコフ 2勝3敗  (敗)チャ・ウチャン 4勝1敗

 トゥサンは1回裏にLGの先発チャ・ウチャンから5番キム・ジェホのタイムリーで2点を先制し、2回裏に1番ホ・ギョンミンの犠牲フライで1点、3回裏に7番リュ・ジヒョク、8番イ・フンニョン(サムソン在籍時の2016年10月以来となる打点)、1番ホ・ギョンミンのタイムリーで3点を追加した。先発フランコフは6回まで無失点に抑え、トゥサンは6回裏にLGの2番手イ・ウチャンから3番パク・コヌ、4番キム・ジェファン、キム・ジェホのタイムリーなどで4点、代わった3番手シン・ジョンナクからイ・フンニョンの内野ゴロの間に1点を追加した。

 LGは7回表にトゥサンの2番手キム・スンフェから代打シン・ミンジェのタイムリーで1点、8回表にトゥサンの3番手ユン・ミョンジュンから4番チェ・ウンソンの犠牲フライで1点を返し、4番手オ・ソクチュは8回裏を無失点に抑えた。4番手ぺ・ヨンスは9回表に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利し4連勝となった。フランコフは2勝目。トゥサン打線ではキム・ジェホが4安打3打点、2番フェルナンデスが3安打と活躍。先発チャ・ウチャンが3回6失点で降板し開幕からの連勝が4で止まったLGは4位に後退。LG打線では8番キム・ヨンウィが3安打と活躍。

 

 
キア 3-10 NC  (昌原)
(勝)パク・チヌ 3勝2敗  (敗)ターナー 1勝4敗

 NCは1回裏にキアの先発ターナーから3番クォン・ヒィドン、6番ソン・シホン、8番チョン・ボムモのタイムリーなどで5点を先制し、2回裏に4番ヤン・ウィジと5番ベタンコートのタイムリーで2点を追加した。2番手チョン・サンヒョンは3回裏を無失点に抑え、キアは4回表にNCの先発パク・チヌから相手の暴投で1点を返した。3番手キム・セヒョンは4回裏を無失点に抑え、キアは5回表に2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を返した。NCは5回裏にキアの3番手の高卒新人チャン・ジスから7番キム・テジンのタイムリーで1点を追加した。キアの5番手イム・ギジュンは追加点を与えなかった。

 NCの2番手キム・ジンソンは6回表、キアの6番手コ・ヨンチャンは6回裏、NCの3番手チャン・ヒョンシクは7回表をそれぞれ無失点に抑えた。NCは7回裏にキアの7番手イ・ミヌからヤン・ウィジとベタンコートのタイムリーで2点を追加した。キアは8回表にNCの4番手カン・ユングから6番ムン・ソンジェの犠牲フライで1点を返した。5番手イ・ウソクが相手の反撃を断ち勝利し、LGが敗れたためNCは単独3位に浮上した。5回を2失点に抑えたパク・チヌは3勝目。NC打線ではヤン・ウィジが4安打2打点、キム・テジンが3安打2打点と活躍。7位キアでは先発ターナーが2回7失点で降板してしまった。キア打線ではキム・ソンビンが3安打1打点と活躍。



サムソン 2-12 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)ヨキシュ 3勝1敗  (敗)ヘイリー 1勝3敗

 キウムは1回裏にサムソンの先発ヘイリーから5番チャン・ヨンソク、6番ソ・ゴンチャン、8番イ・ジヨンのタイムリーなどで5点を先制し、2回裏に4番パク・ピョンホのタイムリーで2点を追加した。キウムは5回裏にサムソンの2番手キム・デウから7番イム・ビョンウクのタイムリーで1点、6回裏にサムソンの3番手クォン・オジュンからパク・ピョンホのタイムリーで1点を追加した。サムソンは7回表にキウムの先発ヨキシュから6番キム・ホンゴンのタイムリーで2点を返した。

 サムソンの4番手イム・ヒョンジュンは7回裏、キウムの2番手ユン・ヨンサムは8回表をそれぞれ無失点に抑えた。5位キウムは8回裏にサムソンの5番手チャン・ジフンから1番イ・ジョンフ、3番サンズのタイムリーなどで3点を追加し、3番手イ・ヨンジュンが9回表に相手の反撃を断ち勝利した。7回を2失点に抑えたヨキシュは3勝目。キウム打線ではパク・ピョンホが3安打3打点、イ・ジョンフとイム・ビョンウクが3安打1打点と活躍。8位サムソンでは先発ヘイリーが3回7失点で降板し、打線がつながらなかった。

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3安打3打点と活躍したキウムの4番パク・ピョンホ(http://www.osen.co.kr/article/G1111136148 より)。

 

 
KT 4-6 ハンファ  (大田)
(勝)チャド・ベル 5勝2敗  (セーブ)チョン・ウラム  3勝1敗4S  (敗)クム・ミンチョル 1勝2敗
本塁打)KT : オ・テゴン 2号 

 KTは1回表にハンファの先発チャド・ベルから4番ロハスのタイムリーで1点を先制した。ハンファは1回裏にKTの先発クム・ミンチョルから4番イ・ソンヨルのタイムリーで1-1の同点に追いついた。KTは3回表に3番カン・ベッコのタイムリーで1点を勝ち越したが、ハンファは3回裏に3番ホイングの2点タイムリーで3-2と逆転し、代わったKTの2番手チョン・ユスから5番ソン・グァンミンと6番チェ・ジンヘンのタイムリーで3点を追加した。

 KTは8回表にハンファの2番手アン・ヨンミョンから2番オ・テゴンの本塁打で1点を返した。さらにこの回代わったハンファの3番手パク・チュホンからチャンスを作ると、代わった4番手パク・サンウォンから6番ファン・ジェギュンの内野ゴロの間に1点を返した。KTの3番手ペ・ジェソンは追加点を与えなかった。5番手チョン・ウラムは9回表に相手の反撃を断ち6位ハンファが勝利した。6回を2失点に抑えたチャド・ベルは5勝目。最下位KTでは先発クム・ミンチョルが3回途中5失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(5月5日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率
1.SK     36  24  11  1  .686

2.トゥサン   37  25  12  0  .676

3.NC     35  22  13  0  .629

4.LG     35  21  14  0  .600
5.キウム    37  22  15  0  .595

6.ハンファ   34  16  18  0  .471

7.キア     35  12  22  1  .353

8.サムソン   35  12  23  0     .343

8.ロッテ    35  12  23  0  .343
10.KT       37  11  26     0     .297

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(5.4) 結果

2位トゥサン3連勝  
 

SK 10-4 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)サンチェス 4勝1敗  (敗)キム・ウォンジュン 2勝3敗

本塁打)SK : ハン・ドンミン 5号、ロマック 7号、チョン・ウィユン 3号

 ロッテは3回裏にSKの先発サンチェスから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制した。SKは5回表にロッテの先発キム・ウォンジュンから8番キム・ソンヒョンのタイムリー、9番アン・サンヒョンの犠牲フライ、2番ハン・ドンミンの本塁打、6番ロマック(元横浜DeNA)の2試合連続本塁打で7-1と逆転した。SKは6回表にロッテの2番手パク・クンホンからチャンスを作り、代わった3番手キム・ゴングクから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を追加した。

 ロッテは7回裏にSKの2番手カン・ジグァンからイ・デホのタイムリーで2点、8回裏にSKの3番手ペク・インシクからチャンスを作り、代わった4番手キム・テフンから代打ホ・イルのタイムリーで1点を返した。首位SKは9回表に4番チョン・ウィユンの本塁打で2点を追加し、5番手パク・チョンベが相手の反撃を断ち勝利した。6回を1失点に抑えたサンチェスは4勝目。SK打線ではハン・ドンミンが3安打1本塁打2打点と活躍。先発キム・ウォンジュンが5回途中7失点で降板したロッテは4連敗で、サムソンと同率8位に並ばれた。ロッテ打線ではイ・デホが3打点と活躍。

 


LG 2-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)クォン・ヒョク 1勝  (セーブ)ハム・トクチュ 1勝1敗11S  (敗)ケリー 4勝2敗

  LGは2回表にトゥサンの先発イ・ヒョンホから相手のエラーで1点を先制した。トゥサンは2回裏にLGの先発ケリーから相手のエラーで1-1の同点に追いついた。LGは4回表に9番キム・ヨンウィのタイムリーで1点を勝ち越したが、トゥサンは4回裏に8番クク・ヘソンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。5回表途中から2番手キム・スンフェを登板させたトゥサンは6回裏に1番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を勝ち越し、3番手クォン・ヒョクは7回表まで無失点に抑えた。

 LGの3番手チン・ヘスは7回裏、トゥサンの4番手イ・ヒョンボムは8回表、LGの4番手の高卒新人チョン・ウヨンは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。5番手ハム・トクチュは9回表に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利し3連勝となった。トゥサン打線では6番キム・ジェホが3安打と活躍。3位LGでは6回を3失点に抑えたケリーを打線が援護できなかった。

 

 
キア 1-4 NC  (昌原)
(勝)ペ・ジェファン 2勝2敗  (敗)ホン・ゴンヒィ 1勝2敗

本塁打) NC : ノ・ジンヒョク 6号

  NCの先発イ・ジェハクは6回表まで無失点に抑え、7回表から2番手ペ・ジェファンに交代した。NCは7回裏にキアの先発ホン・ゴンヒィから9番キム・ソンウクのタイムリーで1点を先制し、代わった2番手ハ・ジュニョンから1番パク・ミヌのタイムリーで2点を追加した。3番手ク・チャンモは8回表を無失点に抑え、NCは8回裏にキアの4番手イ・ミヌから6番ノ・ジンヒョクの2試合連続本塁打で2点を追加した。

 キアは9回表にNCの4番手ウォン・ジョンヒョンから3番アン・チホンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででNCが勝利しLGと同率3位に並んだ。NC打線ではパク・ミヌが3安打1打点、7番ソン・シホンが3安打と活躍。7位キアでは7回途中まで2失点に抑えたホン・ゴンヒィを打線が援護できなかった。



サムソン 3-1 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)ウォン・テイン 1勝1敗  (セーブ)チャン・ピルジュン 1勝2S  (敗)アン・ウジン 3勝3敗

 サムソンは6回表にキウムの先発アン・ウジンから3番ク・ジャウクのタイムリーで1点を先制した。キウムは7回裏にサムソンの先発の高卒新人ウォン・テインから5番チャン・ヨンソクのタイムリーで1-1の同点に追いついた。サムソンは8回表にク・ジャウクのタイムリーで1点を追加しアン・ウジンをノックアウトすると、代わったキウムの2番手キム・ドンジュンから4番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を追加した。

 サムソンは8回裏から2番手イム・ヒョンジュンを登板させた。キウムの3番手オ・ジュウォンは追加点を与えなかった。3番手チャン・ピルジュンは相手の反撃を断ち、サムソンが勝利しロッテと同率8位に並んだ。7回を1失点に抑えたウォン・テインはプロ初勝利。5位キウムでは8回途中まで3失点に抑えたアン・ウジンを打線が援護できなかった。

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プロ初勝利をあげたサムソンの高卒新人ウォン・テイン(http://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=286366 より)。

 

 
KT 9-10 ハンファ  (大田)
(勝)キム・イファン 1勝  (敗)チョン・ソンゴン 2勝2敗
本塁打)ハンファ : チ・ソンジュン 1号、ホイング 5号 

 ハンファは3回裏にKTの先発イ・デウン(元千葉ロッテ)から7番チ・ソンジュンの本塁打、1番チョン・ウヌォンの犠牲フライで2点を先制した。KTは4回表にハンファの先発チャン・ミンジェから3番カン・ベッコのタイムリーで1点を返した。 ハンファは5回裏に5番ソン・グァンミンのタイムリーなどで3点を追加した。KTは6回表に5番パク・キョンスと6番ファン・ジェギュンのタイムリーで3点を返すと、代わったハンファの2番手キム・ジョンスからさらにチャンスを拡大し、3番手アン・ヨンミョンから9番カン・ミングクのNC在籍時の2016年8月以来の打点となる2点タイムリーで6-5と逆転した。

 KTは7回表にハンファの4番手ソン・チャンシクから7番ユ・ハンジュンと8番イ・ジュンスのタイムリーで3点を追加した。ハンファは7回裏にKTの2番手クォン・ヒョクから3番ホイングの本塁打で1点を返し、KTの3番手チョ・グンジョンは無失点に抑えた。5番手パク・チュホンは8回表を無失点に抑え、ハンファは8回裏にKTの4番手の高卒新人ソン・ドンヒョンからチャンスを作ると、代わった5番手キム・テオから4番イ・ソンヨルのタイムリーで1点を返した。KTの6番手チョン・ユスは無失点に抑えた。

 6番手の高卒新人キム・イファンは9回表を無失点に抑え、6位ハンファは9回裏にKTの7番手チョン・ソンゴンから代打キム・フェソンの走者一掃となる3点タイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。キム・イファンはプロ初勝利。ハンファ打線では9番オ・ソンジンが3安打と活躍。最下位KTは6回表と7回表に合計8点を奪ってもリリーフがリードを守れず、選手層の薄さが浮き彫りとなった。

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9回裏に逆転サヨナラタイムリーを打ち祝福されるハンファのキム・フェソン(http://www.xportsnews.com/?ac=article_view&entry_id=1109311 より)。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(5月4日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率
1.SK     35  23  11  1  .676

2.トゥサン   36  24  12  0  .667

3.LG     34  21  13  0  .618
3.NC     34  21  13  0  .618
5.キウム    36  21  15  0  .583

6.ハンファ   33  15  18  0  .455

7.キア     34  12  21  1  .364

8.サムソン   34  12  22  0     .353

8.ロッテ    34  12  22  0  .353
10.KT       36  11  25     0     .306

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(5.3) 結果

SK単独首位に浮上  最下位KT、8連敗から脱出
 


LG 2-7 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)リンドブロム 6勝  (敗)ウィルソン 4勝1敗

本塁打)LG : オ・ジファン 4号  トゥサン : ホ・ギョンミン 2号、キム・ジェホ 2号

 トゥサンは2回裏にLGの先発ウィルソンから9番キム・ジェホへの押し出しの四球で1点を先制し、4回裏にキム・ジェホのタイムリー、1番ホ・ギョンミンの本塁打、4番キム・ジェファンのタイムリーで5点を追加した。LGは5回表にトゥサンの先発リンドブロムから7番キム・ミンソンのタイムリーで1点、6回表に2番オ・ジファンの本塁打で1点を返し、2番手イ・ウチャンは6回裏まで無失点に抑えた。

 トゥサンは8回表から2番手クォン・ヒョク、3番手イ・ヒョンボムと継投策をとり、8回裏にLGの3番手オ・ソクチュからキム・ジェホの本塁打で1点を追加した。4番手パク・チグクが相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利し2位に浮上した。7回を2失点に抑えたリンドブロムは開幕6連勝。トゥサン打線ではホ・ギョンミンが3安打1本塁打3打点、キム・ジェホが1本塁打3打点と活躍。先発ウィルソンが4回6失点で降板したLGは連勝が8で止まり3位に後退。LG打線では4番チェ・ウンソンが3安打と活躍。

 

 

SK 11-7 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)キム・グァンヒョン 5勝  (敗)チャン・シファン 1勝4敗

本塁打)SK : ロマック 6号

 ロッテは3回裏にSKの先発キム・グァンヒョンから3番チョン・ジュヌへの押し出しの死球、5番ソン・アソプのタイムリーなどで3点を先制した。SKは5回表にロッテの先発チャン・シファンから3番チェ・ジョン、4番チョン・ウィユン、7番コ・ジョンウクのタイムリーで5-3と逆転しチャン・シファンをノックアウトした。SKは7回表にロッテの2番手イ・インボクから8番キム・ソンヒョンのタイムリー、代わった3番手ユン・ギルヒョンから1番キム・ガンミン、チョン・ウィユンのタイムリーなどで計5点を追加した。

 ロッテは7回裏にSKの2番手キム・テフンからソン・アソプのタイムリーで1点を返した。SKは8回表にロッテの4番手チェ・ハヌルから6番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1点を追加した。ロッテは8回裏にSKの3番手ソ・ジニョンから途中出場の1番の高卒新人コ・スンミン、4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで3点を返した。ロッテの5番手チェ・ヨンファンは9回表に追加点を与えなかった。

 4番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏に相手の反撃を断ち、SKが勝利し単独首位に浮上した。6回を3失点に抑えたキム・グァンヒョンは開幕5連勝。SK打線ではコ・ジョンウクが3安打2打点と活躍。先発チャン・シファンが5回途中5失点で降板したロッテは3連敗で8位に後退。ロッテ打線ではイ・デホ、ソン・アソプが3安打2打点と活躍。

  


キア 8-4 NC  (昌原)
(勝)ウィーランド 3勝2敗  (敗)キム・ヨンギュ 4勝2敗

本塁打)キア : パク・チャンホ 2号、チェ・ヒョンウ 5号  NC : ノ・ジンヒョク 5号、ソン・シホン 2号、ヤン・ウィジ 8号

 キアは2回表にNCの先発キム・ヨンギュから8番パク・チャンホ本塁打で3点を先制し、代わったNCの2番手チェ・ソンヨンから5番キム・ジュチャン、6番イ・チャンジンのタイムリーなどで3点を追加した。NCは2回裏にキアの先発ウィーランド(元横浜DeNA)から7番ノ・ジンヒョクと8番ソン・シホンの2者連続本塁打で2点を返した。キアは4回表にイ・チャンジンへの押し出しの四球で1点を追加した。NCは5回裏に4番ヤン・ウィジの本塁打で2点を返し、3番手ユ・ウォンサンは追加点を与えなかった。

 キアは6回裏から2番手コ・ヨンチャン、7回裏途中から3番手チョン・サンヒョンを登板させた。4番手ハ・ジュニョンは無失点に抑え、キアは9回表にNCの4番手キム・ジンソンから4番チェ・ヒョンウの2試合連続本塁打で1点を追加した。NCの5番手ク・チャンモは追加点を与えなかった。5番手ムン・ギョンチャンは9回裏に相手の反撃を断ち、キアが勝利し7位に浮上した。5回を4失点に抑えたウィーランドは3勝目。4位NCでは先発キム・ヨンギュが2回途中5失点で降板した。



サムソン 3-8 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)ハン・ヒョンヒィ 4勝2敗  (敗)チェ・ジグァン 2勝3敗
本塁打)サムソン : イ・ウォンソク 7号

 サムソンは1回表にキウムの先発ブリガム(元東北楽天)から4番イ・ウォンソクの本塁打で2点を先制した。キウムは2回裏にサムソンの先発マクガイヤから1番イ・ジョンフの2点タイムリーで同点に追いついた。サムソンは7回表にキウムの2番手ユン・ヨンサムから2番キム・ソンフンのタイムリーで1点を勝ち越した。3番手イ・ヨンジュンは追加点を与えず、キウムは7回裏にサムソンの2番手イ・スンヒョンから3番サンズのタイムリーで3-3の同点に追いついた。 

 4番手ハン・ヒョンヒィは8回表を無失点に抑え、キウムは8回裏にサムソンの3番手チェ・ジグァンからチャンスを作ると、代わった4番手イム・ヒョンジュンから代打ホ・ジョンヒョプの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。さらにこの回代わった5番手チャン・ジフンから2番キム・ハソン、サンズ、4番パク・ピョンホ、5番チャン・ヨンソクのタイムリーで4点を追加した。5番手キム・ソンミンは9回表に相手の反撃を断ち、5位キウムが勝利した。キウム打線ではサンズが3安打2打点と活躍。リリーフ陣が機能しなかったサムソンは9位に後退。

 


KT 5-4 ハンファ  (大田)
(勝)チョン・ソンゴン 2勝1敗  (敗)チョン・ウラム 3勝1敗3S
本塁打)KT : ロハス 5号、ユ・ハンジュン 2号 

 ハンファは1回裏にKTの先発クエバスから4番イ・ソンヨルの内野ゴロの間に1点を先制した。KTは6回表にハンファの先発サーポルドから3番カン・ベッコのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ハンファは7回裏に6番イ・チャンヨルのタイムリーで1点を勝ち越した。KTは8回表にハンファの2番手パク・サンウォンからチャンスを作ると、代わった3番手チョン・ウラムから4番ロハス本塁打で4-2と逆転した。

 ハンファは8回裏にKTの2番手チョン・ユスからチャンスを作ると、代わった3番手チョン・ソンゴンから相手のエラーで4-4の同点に追いついた。KTは9回表にチョン・ウラムから7番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を勝ち越した。ハンファの4番手キム・ソンフンは追加点を与えなかった。チョン・ソンゴンは相手の反撃を断ち、最下位KTが勝利し8連敗から脱出した。KT打線ではロハスが3安打1本塁打3打点と活躍。6位ハンファでは7回を1失点に抑えたサーポルドの好投に報いることができなかった。

 

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9回表、KTのユ・ハンジュンが決勝の本塁打を放つ(http://www.xportsnews.com/?ac=article_view&entry_id=1109063 より)。

 

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(5月3日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率
1.SK     34  22  11  1  .667

2.トゥサン   35  23  12  0  .657

3.LG     33  21  12  0  .636
4.NC     33  20  13  0  .606
5.キウム    35  21  14  0  .606

6.ハンファ   32  14  18  0  .438

7.キア     33  12  20  1  .375

8.ロッテ    33  12  21  0  .364

9.サムソン   33  11  22  0     .333
10.KT       35  11  24     0     .314

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(5.2) 結果

LG8連勝でSKと同率首位
 


キウム 10-8 SK  (仁川)
(勝)キム・ドンジュン 4勝2敗  (セーブ)チョ・サンウ 1勝13S  (敗)カン・ジグァン 1敗

本塁打)キウム : サンズ 5号、チャン・ヨンソク 5号  SK : チェ・ジョン 6号

 キウムは1回表にSKの先発ムン・スンウォンから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。SKは1回裏にキウムの先発イ・スンホから5番イ・ジェウォンの2点タイムリーで2-1と逆転した。キウムは3回表にパク・ピョンホの2点タイムリーで3-2と逆転した。SKは4回裏に2番ハン・ドンミンのタイムリー、3番チェ・ジョンの満塁本塁打で7-3と逆転した。キウムは5回表に3番サンズと5番チャン・ヨンソクの本塁打で7-7の同点に追いついた。

 キウムは6回表にSKの2番手カン・ジグァンからチャン・ヨンソクと6番ソ・ゴンチャンのタイムリーで3点を勝ち越し、2番手キム・ドンジュンは6回裏まで無失点に抑えた。SKの3番手ペク・インシクは7回表、キウムの3番手ハン・ヒョンヒィは7回裏をそれぞれ無失点に抑えた。4番手パク・チョンベは8回表を無失点に抑え、SKは8回裏にキウムの4番手キム・サンスからハン・ドンミンのタイムリーで1点を返した。

 SKの5番手イ・スンジンは9回表に追加点を与えなかった。5番手チョ・サンウは相手の反撃を断ち、5位キウムが勝利した。キウム打線ではパク・ピョンホが4安打3打点、チャン・ヨンソクが1本塁打4打点と活躍。敗れたSKはLGと同率首位に並ばれた。SK打線では8番キム・ソンヒョンが3安打と活躍。

 

 

KT 4-5 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・ドンファン 1勝1敗  (セーブ)チョン・ウヨン 1勝1敗1S  (敗)チュ・グォン 2勝1敗

本塁打)LG : キム・ヒョンス 1号、チェ・ウンソン 2号

 KTは1回表にLGの先発チャン・ウォンサムから3番カン・ベッコの内野ゴロの間に1点を先制し、2回表に8番イ・ジュンスのタイムリーで1点、3回表に5番パク・キョンスのタイムリーで1点を追加した。LGは3回裏にKTの先発キム・ミンから3番キム・ヒョンスと4番チェ・ウンソンの2者連続本塁打で3-3の同点に追いついた。KTは4回表にLGの2番手シム・スチャンから4番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を勝ち越した。LGは5回裏にチェ・ウンソンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。

 LGの3番手チェ・ドンファンは8回表まで無失点に抑えた。LGは8回裏にKTの2番手チュ・グォンから2番オ・ジファンのタイムリーで1点を勝ち越し、4番手の高卒新人チョン・ウヨンは9回表に相手の反撃を断ち勝利し、8連勝となりSKと同率首位に並んだ。チョン・ウヨンはプロ初セーブ。LG打線ではキム・ヒョンスが3安打1本塁打1打点、2番オ・ジファンが3安打と活躍。最下位KTは8連敗。  

 


トゥサン 5-4 ハンファ  (大田)
(勝)ユン・ミョンジュン 2勝  (セーブ)ハム・トクチュ 1勝1敗10S  (敗)パク・チュホン 2敗

 トゥサンは1回表にハンファの先発キム・ミヌから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは1回裏にトゥサンの先発イ・ヨンハから4番イ・ソンヨルのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ハンファは6回裏にトゥサンの2番手パク・チグクから8番チェ・ジェフンのタイムリーで1点を勝ち越し、代わった3番手ユン・ミョンジュンから1番チョン・ウヌォンの犠牲フライ、2番ソン・グァンミンのタイムリーで2点を追加した。

 トゥサンは7回表にハンファの2番手ソン・ウンボムからチャンスを作ると、代わった3番手パク・チュホンからキム・ジェファンの走者一掃となるタイムリーと相手のエラーで5-4と逆転した。ハンファの4番手アン・ヨンミョンは追加点を与えなかった。トゥサンは7回裏から4番手イ・ヒョンボム、ハンファは8回表から5番手キム・ジョンスを登板させた。ハンファの6番手キム・ソンフンは追加点を与えなかった。5番手ハム・トクチュは相手の反撃を断ち、3位トゥサンが勝利した。トゥサン打線ではキム・ジェファンが4打点と活躍。6位ハンファでは先発キム・ソンフンが6回1失点と好投したが、リリーフが持ちこたえられなかった。

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4打点を記録したトゥサンのキム・ジェファン(http://star.mt.co.kr/stview.php?no=2019050215435330373 より)。



NC 7-6 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)キム・ジンソン 1勝2敗  (セーブ)ユ・ウォンサン 1S  (敗)チョン・ソンジョン 1勝1敗
本塁打)NC : ノ・ジンヒョク 4号、パク・ソンミン 6号  ロッテ : イ・デホ 3号

 NCは1回表にロッテの先発トンプソンから3番パク・ソンミンの内野ゴロの間に1点を先制した。ロッテは1回裏にNCの先発ルチンスキーから5番ソン・アソプのタイムリーで1-1の同点に追いつき、2回裏に1番アスアヘのタイムリーで2-1と逆転した。NCは5回表に相手のエラーで2-2の同点に追いつき、6回表にロッテの2番手オ・ヒョンテクから7番ノ・ジンヒョクの本塁打で3-2と逆転した。ロッテの3番手パク・クンホンと4番手チン・ミョンホは追加点を与えなかった。

 2番手チャン・ヒョンシクは7回裏を無失点に抑えると、NCは8回表にロッテの5番手キム・ゴングクからチャンスを作り、代わった6番手コ・ヒョジュンから1番パク・ミヌのタイムリー、パク・ソンミンの本塁打で3点を追加した。ロッテは8回裏にNCの3番手カン・ユングから4番イ・デホ(元ソフトバンク)の本塁打で2点を返した。ロッテは9回裏にNCの4番手ウォン・ジョンヒョンから途中出場の2番の高卒新人コ・スンミンの2点タイムリーで6-6の同点に追いつき、試合は延長に突入した。ロッテの7番手ク・スンミンは10回表まで無失点に抑えた。

 NCの5番手ペ・ジェファンは10回裏を無失点に抑えた。ロッテは11回表から8番手の高卒新人パク・チンを登板させた。6番手キム・ジンソンは11回裏を無失点に抑え、NCは12回表にロッテの9番手チョン・ソンジョンから9番イ・サンホの犠牲フライで1点を勝ち越した。7番手ユ・ウォンサンは12回裏に相手の反撃を断ち、4位NCが勝利した。ユ・ウォンサンはLG在籍時の2013年7月以来となるセーブ。NC打線ではパク・ソンミンが1本塁打3打点と活躍。7位ロッテは9回裏2死から同点に追いつく粘りを見せたが勝ちきれなかった。
 

サムソン 1-8 キア  (光州)
(勝)ヤン・ヒョンジョン 1勝5敗  (敗)チェ・チェフン 2敗
本塁打)キア : チェ・ヒョンウ 4号 
 キアは1回裏にサムソンの先発チェ・チェフンから5番キム・ジュチャンのタイムリー、7番ユ・ジェシンへの押し出しの四球、8番パク・チャンホと9番ハン・スンテクのタイムリーで5点を先制した。キアは3回裏にイ・チャンジンの犠牲フライで1点、5回裏にイ・チャンジンの併殺打の間に1点を追加した。サムソンは6回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから1番パク・へミンの犠牲フライで1点を返した。

 キアは7回表から2番手チョン・サンヒョンを登板させ、7回裏にサムソンの2番手キム・デウから4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を追加した。キアの3番手コ・ヨンチャンは8回表、サムソンの3番手チャン・ジフンは8回裏を無失点に抑えた。4番手ムン・ギョンチャンは9回表に相手の反撃を断ち、8位キアが勝利した。6回を1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは2019年シーズン初勝利で、開幕5連敗から脱出。キア打線ではキム・ジュチャンが3安打1打点と活躍。9位サムソンでは先発チェ・チェフンが5回7失点と振るわなかった。

2019年シーズン初勝利をあげたキアのヤン・ヒョンジョン(http://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=285989 より)。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(5月2日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率
1.SK     33  21  11  1  .656
1.LG     32  21  11  0  .656
3.トゥサン   34  22  12  0  .647
4.NC     32  20  12  0  .625
5.キウム    34  20  14  0  .588
6.ハンファ   31  14  17  0  .452
7.ロッテ    32  12  20  0  .375

8.キア     32  11  20  1  .355

9.サムソン   32  11  21  0     .344
10.KT       34  10  24     0     .294

(文責 : ふるりん)