ＫＴ完封勝利で決着は第2戦へ
2024年 ワイルドカード決定戦 第１戦
ＫＴ ４－０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）クエバス １勝 （敗）クァク・ピン １敗
2024年ポストシーズン最初の試合であるワイルドカード決定戦第1戦は、トゥサンの本拠地・蚕室野球場にてレギュラーシーズン4位のトゥサンと、10月1日、ＳＳＧとの5位決定戦に勝利したＫＴとの対戦となった。
ＫＴは1回表にトゥサンの先発クァク・ピンから1番キム・ミンヒョクへの四球、2番ロハス（元阪神）のヒットでチャンスを作ると、3番チャン・ソンウ、4番カン・ベッコ、5番オ・ジェイル、8番ペ・ジョンデのタイムリーで4点を先制した。トゥサンは1回裏にＫＴの先発クエバスから1番チョン・スビンと2番キム・ジェホの連打でチャンスを作るが無得点に終わった。ＫＴは2回表に先頭の9番シム・ウジュンが四球で出ると、クァク・ピンは2番手バラゾビックに交代した。バラゾビックは5回表まで追加点を与えなかった。トゥサンの3番手イ・ギョフンは6回表から登板し、途中で4番手イ・ヨンハに交代した。トゥサンは5回裏にチョン・スビンと3番ジャレッドのヒットでチャンスを作るも無得点に終わった。
トゥサンの5番手キム・ガンニュルは7回表に追加点を与えなかった。ＫＴの2番手ソン・ドンヒョンは7回裏から登板し、7番ホ・ギョンミンにヒットを打たれると3番手ソン・ドンヒョンに交代した。ＫＴは8回表にトゥサンの6番手イ・ビョンホンからチャン・ソンウへの四球、代わったトゥサンの7番手チェ・ウォンジュンから代打チョン・ソンホ、6番オ・ユンソクへの連続四球で満塁のチャンスを作るも追加点をあげられなかった。トゥサンの8番手ホン・ゴンヒィは9回表に追加点を与えなかった。ＫＴの4番手パク・ヨンヒョンは9回裏を無失点に抑え、ＫＴが完封リレーで勝利し決着は10月3日14時からの第2戦に持ち越された。
ＫＴの先発クエバスは6回無失点で、得意なポストシーズンで好投した。一方トゥサンの先発クァク・ピンは2回途中4失点で降板し、打線も沈黙した。勝った方が10月5日からのＬＧとの準プレーオフに進出できるワイルドカード決定戦第2戦の予告先発はトゥサンがチェ・スンヨン（※12試合・2勝1ホールド・防御率6.00）、ＫＴがベンジャミン（※28試合・11勝8敗・防御率4.63）と発表された。
※は2024年レギュラーシーズンの成績。
（文責：ふるりん）
