DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.9) 結果

首位キア、3位サムソンに逆転サヨナラ勝ち  KT3連勝で5位浮上

 

サムソン 8-9 キア  (光州)

(勝)チャン・ヒョンシク 4勝3敗  (敗)オ・スンファン 2勝7敗26S

本塁打) キア : ピョン・ウヒョク 4号

 キアは2回裏にサムソンの先発イ・スンミンから7番ピョン・ウヒョクの本塁打で2点を先制した。サムソンは4回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから8番イ・ビョンホンのタイムリーで1点を返し、5回表に5番イ・ジェヒョンと7番リュ・ジヒョクのタイムリーで4‐2と逆転しヤン・ヒョンジョンをノックアウトした。サムソンは6回表にキアの2番手イム・ギヨンから2番キム・ホンゴンのタイムリー、代わったキアの3番手チェ・ジミンから4番パク・ピョンホのタイムリーで計2点を追加した。

 キアは6回裏に5番ソクラテスのタイムリー、代わったサムソンの2番手イム・チャンミンから6番イ・ウソンの犠牲フライなどで計3点を返した。サムソンは7回表にキアの4番手イ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わったキアの5番手クァク・トギュから途中出場の8番カン・ミンホの内野ゴロの間に1点を追加した。キアは7回裏にサムソンの3番手チェ・ジグァンから4番ナ・ソンボムの犠牲フライで1点を返した。サムソンは8回表にダブルスチールの間に1点を追加した。キアは8回裏にサムソンの4番手キム・ジェユンから代打ハン・ジュンスの犠牲フライで1点を返し、6番手チャン・ヒョンシクは9回表まで追加点を与えなかった。

 首位キアは9回裏にサムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)からナ・ソンボムと途中出場の6番ソ・ゴンチャンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。キア打線ではピョン・ウヒョクが3安打1本塁打3打点、ナ・ソンボムが3安打2打点と活躍。3位サムソンではリリーフが機能しなかった。サムソン打線ではキム・ホンゴンが3安打1打点、3番ク・ジャウクが3安打と活躍。

ソ・ゴンチャン(キア)は9回裏に逆転サヨナラタイムリhttps://www.osen.co.kr/article/G1112394114

 

 

NC 9-10 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・ジガン 2勝3敗1S  (セーブ)ユ・ヨンチャン 6勝3敗20S  (敗)ヨキシュ 1敗

本塁打) NC : チョン・ジェファン 2号  LG : オースティン 23,24号

 NCは1回表にLGの先発イム・チャンギュから4番クォン・ヒィドン、6番パク・シウォン、7番チョン・ジェファンのタイムリーで3点を先制した。LGは1回裏にNCの先発の新外国人ヨキシュから3番オースティンの2試合連続本塁打、5番パク・トンウォン、7番キム・ヒョンス、8番パク・ヘミン、2番シン・ミンジェのタイムリー、オースティンの2打席連続本塁打で10-3と逆転した。NCは3回表にチョン・ジェファンと1番パク・ミヌのタイムリーで4点、4回表にLGの2番手イ・ジガンからチョン・ジェファンの本塁打などで2点を返した。LGの3番手キム・ユヨンは5回表を無失点に抑えた。NCの2番手イ・ジュンホは5回裏まで追加点を与えなかった。

 NCの3番手チェ・ソンヨンは6回裏に追加点を与えなかった。LGの4番手チョン・ウヨンは7回表途中で5番手キム・ジンソンに交代した。NCの4番手リュ・ジヌクは7回裏、5番手イム・ジョンホは8回裏に追加点を与えなかった。LGの6番手ユ・ヨンチャンは9回表まで無失点に抑え、2位LGが勝利した。LG打線ではオースティンが2本塁打4打点と活躍。先発ヨキシュが4回途中10失点で降板した7位NCは3連敗。NC打線ではチョン・ジェファンが3安打1本塁打4打点、パク・ミヌが3安打2打点と活躍。

 

 

トゥサン 13-11 SSG  (仁川)

(勝)キム・テギョン 3勝1敗13S  (敗)キム・テッキョン 1敗

本塁打) トゥサン : ヤン・ウィジ 15号、ヤン・ソックァン 26号、ジャレッド 5号  SSG : チェ・ジフン 9号、ハ・ジェフン 6号

 トゥサンは1回表にSSGの先発ソン・ヨンジンから4番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を先制した。SSGは1回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから1番チェ・ジフンの本塁打で1-1の同点に追いついた。トゥサンは3回表にヤン・ウィジの本塁打、5番ヤン・ソックァンの2試合連続本塁打、8番チョン・ミンジェのタイムリーで4点を勝ち越しソン・ヨンジンをノックアウトした。SSGは3回裏に4番エレディアと5番ハン・ユソムのタイムリー、7番パク・ソンハンへの押し出しの四球で3点を返すと、代わったトゥサンの2番手チョン・チョルォンから8番の新人チョン・ジュンジェと9番オ・テゴンのタイムリー、1番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)の本塁打で10-5と逆転した。トゥサンは4回表にSSGの2番手ハン・ドゥソルからチャンスを作ると、代わったSSGの3番手ソ・ジニョンから3番の新外国人ジャレッドのタイムリーで2点を返した。

 SSGの4番手イ・ロウンは5回表を無失点に抑えた。SSGは5回裏にトゥサンの3番手クォン・ヒィからチャンスを作ると、代わったトゥサンの4番手ホン・ゴンヒィから2番チュ・シンスのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは6回表にSSGの5番手ムン・スンウォンからジャレッドの2試合連続本塁打で1点を返し、5番手キム・ガンニュルは6回裏、6番手パク・チグクは7回裏に追加点を与えなかった。トゥサンは8回表にSSGの6番手ノ・ギョンウンからチャンスを作ると、代わったSSGの7番手チョ・ビョンヒョンからヤン・ソックァンと7番ホ・ギョンミンのタイムリーで11-11の同点に追いついた。

 トゥサンは9回表にSSGの8番手キム・テッキョンからチャンスを作ると、代わったSSGの9番手チャン・ジフンから途中出場の4番キム・ギヨンのタイムリーで2点を勝ち越し逆転した。トゥサンの7番手の高卒新人キム・テギョンは9回裏まで無失点に抑え、4位トゥサンが勝利した。先発全員安打の21安打を記録したトゥサン打線ではジャレッドが4安打1本塁打3打点、ヤン・ソックァンが3安打1本塁打2打点、ヤン・ウィジが1本塁打3打点、1番チョン・スビンが3安打と活躍。SSGは6位に後退。SSG打線ではチュ・シンスが3安打1打点と活躍。

 

 

ロッテ 6-10 KT  (水原)

(勝)ベンジャミン 9勝6敗  (敗)パク・セウン 6勝8敗

本塁打) ロッテ : ソン・ソンビン 5号、ノ・ジンヒョク 1号  KT : ファン・ジェギュン 8号

 KTは2回裏にロッテの先発パク・セウンから9番シム・ウジュンと2番カン・ベッコのタイムリーで3点を先制した。ロッテは3回表にKTの先発ベンジャミンから8番ソン・ソンビンの本塁打で1点を返した。KTは3回裏に7番ペ・ジョンデのタイムリーで1点、4回裏に5番ファン・ジェギュンの本塁打、8番チョ・デヒョンのタイムリーで4点を追加した。ロッテは5回表に9番パク・スンウクのタイムリーで1点を返した。KTは6回裏にロッテの2番手イ・ミンソクからペ・ジョンデのタイムリーで1点を追加した。ロッテは8回表にKTの2番手チュ・グォンから3番チョン・ジュヌのタイムリーなどで2点を返した。

 KTは8回裏に6番キム・ミンヒョクのタイムリーで1点を返した。ロッテの3番手ソン・ジェヨンは追加点を与えなかった。ロッテは9回表にKTの3番手イ・サンドンから7番ナ・スンヨプのタイムリー、途中出場の9番ノ・ジンヒョクの本塁打で2点を返したが、KTが勝利し3連勝で5位に浮上した。7回を2失点に抑えたベンジャミンは9勝目。KT打線ではペ・ジョンデが4安打2打点、キム・ミンヒョクが4安打1打点と活躍。先発パク・セウンが4回7失点で降板した9位ロッテは連勝が4で止まった。

 

 

キウム 5-7 ハンファ  (大田)

(勝)ハン・スンヒョク 4勝4敗  (セーブ)チュ・ヒョンサン 6勝2敗17S    (敗)ヤン・ジユル 1敗

本塁打) キウム : イム・ビョンウク 5号  ハンファ : ノ・シファン 21号、アン・チホン 11号

 ハンファは2回裏にキウムの先発ヘイススから9番チャン・ジンヒョクのタイムリーで1点を先制し、3回裏に4番ノ・シファンと6番アン・チホンの本塁打で3点を追加した。キウムは4回表にハンファの先発キム・ギジュンから9番イム・ビョンウクと1番イ・ジュヒョンのタイムリーで3点を返した。ハンファの2番手パク・サンウォンは5回表まで無失点に抑えた。キウムは6回表にハンファの3番手イ・ミヌからチャンスを作ると、代わったハンファの4番手キム・ボムスからイム・ビョンウクの本塁打で5-4と逆転した。ハンファの5番手キム・ソヒョンは7回表途中まで追加点を与えなかった。

 ハンファは7回裏にキウムの2番手ヤン・ジユルから7番の新人ファン・ヨンムクの2点タイムリーで6-5と逆転した。キウムの3番手キム・ドンウクは追加点を与えなかった。ハンファの6番手ハン・スンヒョクは8回表途中まで無失点に抑えた。ハンファは8回裏にキウムの4番手キム・ソンミンから3番キム・テヨンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの7番手チュ・ヒョンサンは9回表まで無失点に抑え、8位ハンファが勝利した。ハンファ打線ではチャン・ジンヒョクが3安打1打点と活躍。最下位キウムでは打線がつながらなかった。キウム打線ではイム・ビョンウクが1本塁打3打点、イ・ジュヒョンが3安打2打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(8月9日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

1.キア    109  63  44  2  .589

2.LG    106  56  48  2  .538

3.サムソン  110  57  51  2  .528

4.トゥサン  112  57  53  2  .518

5.KT    108  53  53  2  .500

.SSG   108  53    54   1    .495

7.NC    105  49  54  2  .476

8.ハンファ  105  48  55  2  .466

9.ロッテ      103  45  55  3    .450

10.キウム     106  46     60    0     .434

 

(文責 : ふるりん