DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.4) 結果

首位キア3連勝  4位サムソン5連敗 

 

  7月6日(土)の2024年オールスター戦(仁川)開催のため、レギュラーシーズンは中断され7月9日(火)から再開される。


キア 8-3 サムソン  (大邱

(勝)ファン・ドンハ 4勝3敗   (敗)オ・スンファン 1勝5敗24S

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 16号、ソクラテス 17号  サムソン : キム・ホンゴン 8号、ク・ジャウク 17号

 サムソンは1回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから3番ク・ジャウクの内野ゴロの間に1点を先制した。キアは2回表にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから5番チェ・ヒョンウの本塁打で1-1の同点に追いついた。サムソンは3回裏に2番キム・ホンゴンの2試合連続本塁打、3番ク・ジャウクの2者連続本塁打で2点を勝ち越した。キアは4回表に8番キム・テグンのタイムリーで1点を返した。キアの2番手キム・デユは6回裏から登板した。サムソンの2番手キム・ジェユンは7回表から登板した。キアは8回表にサムソンの3番手イム・チャンミンからチェ・ヒョンウのタイムリーで3-3の同点に追いついた。

 キアは9回表にサムソンの4番手オ・スンファン(元阪神)から途中出場の4番パク・チョンウと途中出場の5番ホン・ジョンピョのタイムリー、6番ソクラテス本塁打で5点を勝ち越した。サムソンの5番手イ・サンミンは追加点を与えなかった。キアの3番手ファン・ドンハは9回裏まで無失点に抑え、首位キアが勝利し3連勝となった。キア打線ではソクラテスが3安打1本塁打2打点と活躍。サムソンは5連敗で4位に後退した。

 

 

LG 3-2 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)イム・チャンギュ 5勝3敗  (セーブ)ユ・ヨンチャン 5勝3敗18S  (敗)ハ・ヨンミン 6勝5敗

 LGは1回表にキウムの先発ハ・ヨンミンから3番キム・ヒョンスと4番オースティンの犠牲フライで2点を先制した。キウムは3回裏にLGの先発イム・チャンギュから9番チャン・ジェヨンのタイムリーで1点を返した。LGは4回表に8番ク・ボンヒョクの内野ゴロの間に1点を追加した。LGの2番手キム・ジンソンは7回裏を無失点に抑えた。キウムの2番手チョ・ヨンゴンは8回表に追加点を与えなかった。

 キウムは8回裏にLGの3番手イ・サンヨンからチャンスを作り、代わったLGの4番手ユ・ヨンチャンから5番チェ・ジュファンの内野ゴロの間に1点を返した。キウムの3番手チョ・サンウは9回表に追加点を与えなかった。ユ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、2位LGが勝利した。6回を1失点に抑えたイム・チャンギュは5勝目。先発ハ・ヨンミンは7回を3失点に抑えたが最下位キウムは連勝が6で止まった。

 

 

ロッテ 3-6 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)クァク・ピン 7勝6敗  (セーブ)キム・テギョン 2勝8S  (敗)ウィルカーソン 8勝6敗

本塁打)  トゥサン : ヤン・ウィジ 12号、ヤン・ソックァン 20号

 トゥサンは4回裏にロッテの先発ウィルカーソン(元阪神)から4番ヤン・ウィジの2試合連続本塁打で2点を先制し、5回裏に6番ヤン・ソックァンの2試合連続本塁打、2番ホ・ギョンミンへの押し出しの四球で2点を追加した。トゥサンの先発クァク・ピンは6回表まで無失点に抑えた。トゥサンは6回裏にロッテの2番手キム・ジヌクから7番カン・スンホのタイムリーで1点を追加した。ロッテの3番手イ・ミンソクは追加点を与えなかった。トゥサンの2番手イ・ヨンハは7回表を無失点に抑えた。ロッテの4番手ハン・ヒョンヒィは7回裏に追加点を与えなかった。

 トゥサンの3番手パク・チグクと4番手イ・ビョンホンは8回表を無失点に抑えた。トゥサンは8回裏にロッテの5番手キム・ガンヒョンから1番チョン・スビンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは9回表にトゥサンの5番手キム・ユソンから2番ユン・ドンヒィのタイムリー、代わったトゥサンの6番手の高卒新人キム・テギョンから4番レイエスのタイムリーで計3点を返したが、トゥサンが勝利し3位に浮上した。クァク・ピンは7勝目。8位ロッテでは先発ウィルカーソンが5回4失点で降板した。


 

SSG 0-2 NC  (昌原)

(勝)シン・ミンヒョク 6勝6敗  (敗)イ・ロウン 1勝1敗1S

本塁打) NC : デビッドソン 26号 

 NCの先発ハート、SSGの先発キム・グァンヒョンともに7回まで無失点に抑えた。NCの2番手キム・ヨンギュは8回表、SSGの2番手ノ・ギョンウンは8回裏、NCの3番手イ・ヨンチャンは9回表、SSGの3番手チョ・ビョンヒョンは9回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。NCの4番手イム・ジョンホは10回表途中で5番手キム・ジェヨルに交代した。

 SSGの4番手アンダーソン(元広島)は10回裏、5番手ムン・スンウォンは11回裏を無失点に抑えた。NCの6番手シン・ミンヒョクは12回表途中から登板した。6位NCは12回裏にSSGの6番手イ・ロウンから4番デビッドソン(元広島)の本塁打で2点を奪いサヨナラ勝ちした。5位SSGでは打線が沈黙した。

 

 

KT 5-13 ハンファ  (大田)

(勝)キム・ギジュン 4勝  (敗)キム・ミンス 3勝2敗

 KTは1回表にハンファの先発バリアから3番チャン・ソンウの内野ゴロの間に1点を先制した。ハンファは2回裏にKTの先発オム・サンベクから7番キム・テヨンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。KTは3回表に9番チョン・ジュニョンのタイムリー、5番ペ・ジョンデの犠牲フライなどで4点を勝ち越した。ハンファは3回裏に3番ぺルラザと5番アン・チホンのタイムリーで2点を返し、4回裏にKTの2番手キム・ミンスから1番ファン・ヨンムクと2番チャン・ジンヒョクのタイムリーや相手のエラーなどで7-5と逆転し、代わったKTの3番手ウ・ギュミンから相手の守備の隙をついてもう1点を追加した。ハンファの2番手キム・ギジュンは5回表まで無失点に抑えた。ハンファの3番手ハン・スンヒョクは6回表を無失点に抑えた。

 ハンファは6回裏にKTの4番手ソン・ジェホンからチャンスを作り、代わったKTの5番手イ・チェホからアン・チホンのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。ハンファの3番手の高卒新人ファン・ジュンソは7回表を無失点に抑えた。ハンファは7回裏にKTの6番手ムン・ヨンイクからファン・ヨンムクとぺルラザのタイムリーで3点を追加した。ハンファの4番手キム・ギュヨンは8回表を無失点に抑えた。KTの7番手チュ・グォンは8回裏に追加点を与えなかった。ハンファの5番手の高卒新人チョ・ドンウクは9回表を無失点に抑え、9位ハンファが勝利し3連敗から脱出した。ハンファ打線ではぺルラザが3打点、ファン・ヨンムクとアン・チホンが3安打2打点と活躍。7位KTでは引き分け1つを挟んでの連勝が5で止まった。KT打線では2番カン・ベッコが3安打と活躍。

ハンファはチャン・ジンヒョクのヒットなどで4回裏に逆転 https://sports.khan.co.kr/sports/sk_index.html?art_id=202407042330003&sec_id=510201&pt=nv


【レギュラーシーズン 順位表】

(7月4日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.キア    83  48  33  2  .593

2.LG    86  46  38  2  .548

3.トゥサン  87  46  39  2  .541

4.サムソン  85  44  39  2  .530

5.SSG   84  41  42  1  .494

6.NC    83  40  41  2  .494

7.KT    85  38    45   2    .458

8.ロッテ      80  35  42  3    .455

9.ハンファ  82  36  44  2  .450

10.キウム     81  35   46    0    .432


(文責 : ふるりん)