DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手マック・ウィリアムソン外野手と契約

 サムソンは7月25日、2019年シーズンの新外国人選手としてマック・ウィリアムソン外野手(29)と総額27万5000万ドルで契約した。

 アメリカ合衆国出身の右打者マック・ウィリアムソンは2012年にMLB(メジャーリーグベースボール)・サンフランシスコジャイアンツと契約し、2015年に初めてジャイアンツでメジャーリーグに昇格した。2019年シーズンは当初ジャイアンツと契約したが6月にシアトルマリナーズへ移籍し、メジャーリーグで40試合に出場、打率.156、4本塁打、17打点、2盗塁の成績だった。メジャーリーグでの通算5年間の成績は160試合に出場、打率.203、17本塁打、50打点、4盗塁。マイナーリーグでの通算8年間の成績は542試合に出場、打率.281、97本塁打、364打点、28盗塁。

 サムソンは7月23日に外国人選手ジャスティン・ヘイリー投手をウェーバー公示しており、1チームが契約できる上限の外国人選手3人はダリン・ラフ内野手、デック・マクガイヤ投手とこのマック・ウィリアムソン外野手となり、野手2人、投手1人という構成になった。外国人選手は規定により1試合に2名までしか出場できないため、ラフとマック・ウィリアムソンが野手として先発出場すれば、マクガイヤは出場できなくなってしまう。逆にマクガイヤが先発登板する試合では、ラフとマック・ウィリアムソンのどちらかは出場できない。この規定により野手2人、投手1人の外国人選手3名は降りになっているため、2019年シーズン、サムソン以外のプロ野球チームの外国人選手はすべて投手2人、野手1人となっている。

 

(7月25日時点での為替レート:10万ドルが108万900円。)

 

(文責:ふるりん