DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン速報(2018.10.6)

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[レギュラーシーズン速報]   8位LG、トゥサンにシーズン初勝利
LG 3-1 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)チャ・ウチャン 12勝10敗  (敗)ユ・ヒィグァン 9勝10敗
本塁打) LG : チェ・ウンソン 25号、ヤン・ソックァン 22号
 LGは5回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから5番チェ・ウンソンの2試合連続本塁打、6番ヤン・ソックァンの2者連続本塁打で2点を先制し、先発チャ・ウチャンは無失点を続けた。LGは7回表に7番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは8回裏に7番オ・ジェウォンの内野ゴロの間に1点を返し、9回表は2番手チェ・デソンと3番手カン・ドンヨンが追加点を与えなかった。
 チャ・ウチャンは9回裏の同点のピンチを無失点に抑え、8位LGは2018年シーズン、トゥサンとの最終戦となる16試合目で初勝利をあげ、2017年から続く連敗を17で止めた。チャ・ウチャンは1失点完投で12勝目。すでにレギュラーシーズン優勝を決めたトゥサンは8回を3失点に抑えたユ・ヒィグァンを打線が援護できなかった。


キア 8-4 SK  (仁川)※ダブルヘッダー第1戦
(勝)ヘクター 11勝9敗  (敗)パク・チョンフン 14勝8敗
本塁打) キア : キム・ジュチャン 18号  SK : チェ・ジョン 35号、パク・チョングォン 12号
 SKは1回裏にキアの先発ヘクターから相手のエラー、5番キム・ドンヨプのタイムリーで2点を先制した。キアは2回表にSKの先発パク・チョンフンから7番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返し、3回表に相手のエラーで2-2の同点に追いついた。SKは4回裏に6番チェ・ジョンの本塁打で1点を勝ち越した。キアは5回表に5番キム・ジュチャンへの押し出しの死球で3-3の同点に追いつくと、代わったSKの2番手キム・テフンからイ・ボムホの2点タイムリーで逆転した。さらに6回表にSKの3番手パク・チョンベから4番アン・チホンのタイムリー、5番キム・ジュチャンの犠牲フライで2点を追加した。
 キアは8回表にSKの4番手イ・スンジンからキム・ジュチャンの2試合連続本塁打で1点を追加した。SKは8回裏にキアの2番手ファン・インジュンから4番パク・チョングォンのタイムリーで1点を返し、5番手チョン・ドンユンは9回表に追加点を与えなかった。5位キアはこのまま逃げ切り勝利した。7回を3失点に抑えたヘクターは11勝目。キア打線ではキム・ジュチャンとイ・ボムホが3打点と活躍。パク・チョンフンが5回途中5失点で降板した2位SKは3連敗。


キア 5-7 SK  (仁川)※ダブルヘッダー第2戦
(勝)ムン・スンウォン 8勝9敗  (セーブ)シン・ジェウン 2勝2敗16S  (敗)イム・チャンヨン 5勝5敗4S
本塁打) キア : ナ・ジワン 24,25号、チェ・ヒョンウ 25号
 SKは1回裏にキアの先発イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から3番ロマック(元横浜DeNA)と4番パク・チョングォンのタイムリーで2点を先制し、3回裏に6番カン・スンホのタイムリーで2点を追加した。キアは4回表にSKの先発ムン・スンウォンから3番ナ・ジワンの本塁打で1点、7回表にSKの2番手キム・テッキョンから6番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を返した。SKは7回裏にキアの2番手イ・ミヌからチャンスを作ると、代わった3番手イム・ギヨンから5番チェ・ジョンとカン・スンホのタイムリー、4番手ムン・ギョンチャンから7番キム・ソンヒョンのタイムリーで計3点を追加した。
 キアは8回表にSKの3番手チョン・ヨンイルからナ・ジワンのこの試合2本目の本塁打で3点を返し、5番手パット・ディーンは追加点を与えなかった。4番手シン・ジェウンは相手の反撃を断ち、2位SKは3連敗から脱出した。7回途中まで1失点に抑えたムン・スンウォンは8勝目。SK打線ではカン・スンホが3打点と活躍。5位キアではイム・チャンヨンが6回4失点で降板した。キア打線ではナ・ジワンが3安打2本塁打4打点と活躍。


ネクセン 5-6 NC  (馬山)
(勝)ノ・ソンホ 1勝2敗  (敗)キム・サンス 2勝3敗18S
本塁打) ネクセン : サンズ 11号、コ・ジョンウク 6号  NC : クォン・ヒィドン 8号、モ・チャンミン 15号
 NCは2回裏にネクセンの先発ブリガム(元東北楽天)から7番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制した。ネクセンは3回表にNCの先発ベレットから3番サンズの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。NCは3回裏に2番クォン・ヒィドンの本塁打で2点を勝ち越した。ネクセンは4回表に1番イ・ジョンフの2点タイムリーで3-3の同点に追いつき、5回表にNCの2番手ク・チャンモからサンズの4試合連続本塁打で4-3と逆転した。NCの3番手チョン・スミンは7回表に追加点を与えなかった。ネクセンの2番手アン・ウジンは7回裏を無失点に抑えた。
 ネクセンは8回表にNCの4番手ウォン・ジョンヒョンから代打コ・ジョンウクの本塁打で1点を追加し、3番手イ・ボグンは8回裏を無失点に抑えた。5番手ノ・ソンホは9回表に追加点を与えず、9位NCは9回裏にネクセンの4番手キム・サンスから5番モ・チャンミン本塁打で逆転サヨナラ勝ちした。ノ・ソンホは2015年9月以来の勝利。4位ネクセンは連勝が3で止まった。ネクセン打線では2番ソン・ソンムンと5番ソ・ゴンチャンが3安打と活躍。


ハンファ 5-8 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ノ・ギョンウン 8勝6敗  (セーブ)ソン・スンナク 2勝5敗28S  (敗)キム・ミヌ 5勝9敗
本塁打) ハンファ : イ・ソンヨル 32号、チョン・ウヌォン 4号  ロッテ : イ・デホ 36号、チョン・ビョンウ 3号
 ロッテは1回裏にハンファの先発キム・ミヌから4番イ・デホの2試合連続本塁打で3点を先制した。ハンファは2回表にロッテの先発ノ・ギョンウンから4番イ・ソンヨルの本塁打で1点を返し、3回表に8番の高卒新人チョン・ウヌォンの本塁打、1番チョン・グヌのタイムリーで3-3の同点に追いついた。ロッテは4回裏に7番チョン・ビョンウの本塁打で1点を勝ち越した。さらに5回裏にハンファの2番手イム・ジュンソプからチャンスを作ると、代わった3番手チャン・ミンジェからチョン・ビョンウの走者一掃のタイムリーで3点を追加した。ハンファは6回表にロッテの2番手イ・ミョンウから6番ハ・ジュソクのタイムリーで2点を返した。
 ロッテは6回裏にハンファの4番手キム・ボムスからチャンスを作ると、代わった5番手パク・サンウォンから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。ロッテの3番手ユン・ギルヒョン、4番手ク・スンミンは無失点に抑えた。ハンファの6番手イ・テヤンは追加点を与えなかった。5番手ソン・スンナクは9回表に相手の反撃を断ち、7位ロッテが勝利した。6回途中まで5失点に抑えたノ・ギョンウンは8勝目。ロッテ打線ではチョン・ビョンウが3安打1本塁打4打点と活躍。3位ハンファではキム・ミヌが4回4失点で降板した。


サムソン 1-6 KT  (水原)
(勝)ニッパート 8勝8敗  (敗)エーデルマン 8勝12敗
本塁打) サムソン : ラフ 29号
 KTは3回裏にサムソンの先発エーデルマンから1番の高卒新人カン・ベッコのタイムリーで1点を先制した。サムソンは4回表にKTの先発ニッパートから4番ラフの本塁打で1-1の同点に追いついた。KTは4回裏に7番オ・テゴンと8番チャン・ソンウのタイムリーで3点を勝ち越した。サムソンの2番手の大卒新人チェ・チェフンは5回裏まで追加点を与えなかった。7回表から2番手チョン・ソンゴンを登板させ、KTは7回裏にサムソンの3番手チャン・ピルジュンから3番ユ・ハンジュンの内野ゴロの間などに2点を追加した。
 KTの3番手オム・サンベクは8回表を無失点に抑えた。サムソンの4番手イ・スンヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・ジェユンは9回表に相手の反撃を断ち、最下位KTが勝利した。6回を1失点に抑えたニッパートは8勝目。KT打線ではカン・ベッコが3安打1打点と活躍。6位サムソンではエーデルマンが4回途中4失点で降板した。
[順位表]  
(10月6日現在)
         試合  勝   敗   分  勝率
1.トゥサン 138  89  49  0  .645
2.SK   140  77  62  1  .554
3.ハンファ 141  75  66  0  .532
4.ネクセン 142   74  68  0  .521
5.キア   138  68  70  0  .493
6.サムソン 142  66  72  4  .478
7.ロッテ  136  64  70  2  .478
8.LG   143  67  75  1  .472
9.NC   141  58  82  1  .414
10.KT   139  56  80  3  .412