2017年 準プレーオフ 第4戦
ロッテ 7−1 NC (馬山)
(勝)リンドブロム 1勝 (敗)チェ・グムガン 1敗
(本塁打) ロッテ : ソン・アソプ 2,3号、イ・デホ 1号、チョン・ジュヌ 1号
NCが勝てばプレーオフ進出となる準プレーオフ第4戦は当初12日に予定されていたが、雨天で1日順延となっていた。
NCは1回裏にロッテの先発リンドブロムから3番ナ・ソンボムがヒットで出塁したがチャンスには結びつかなかった。ロッテは2回表にNCの先発チェ・グムガンから5番パク・ホンドがヒットで出塁したが、三振と盗塁失敗で攻撃が終了した。NCは3回裏に2番パク・ミヌがヒットで出塁したもののこれまたチャンスにはならなかった。ロッテは4回表に2番ソン・アソプの2試合連続本塁打で1点を先制した。
NCは4回裏に5番モ・チャンミンがヒットで出塁し2塁へ盗塁すると、6番クォン・ヒィドンのタイムリーで1-1の同点に追いついたが、逆転はならなかった。ロッテは5回表に7番バーンズが二塁打でチャンスを作り、代わったNCの2番手ウォン・ジョンヒョンから9番シン・ボンギのタイムリーで2-1と勝ち越し、ソン・アソプの2打席連続本塁打で3点を追加した。さらに6回表はウォン・ジョンヒョンから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を追加した。NCの3番手イ・ミンホは追加点を与えなかった。
ロッテは7回表にNCの4番手ク・チャンモから1番チョン・ジュヌの本塁打で1点を追加した。NCの5番手キム・ジンソンは8回表まで無失点に抑えた。NCは8回裏に途中出場の1番キム・ジュヌァンの二塁打でチャンスを作ったが無得点に終わった。NCの6番手チョン・スミンは9回表を無失点に抑えた。NCは9回裏にロッテの2番手パク・チンヒョンから41歳の代打イ・ホジュンがヒットで出塁したが、無得点に終わりロッテが勝利し、準プレーオフの対戦成績を2勝2敗とし、決着は第5戦へと持ち越された。
8回を1失点に抑えたリンドブロムは韓国でのポストシーズン初勝利。ロッテ打線ではソン・アソプが3安打2本塁打4打点と活躍。NCは先発チェ・グムガンを5回途中で降板させたが継投に失敗し、打線も5回裏から7回裏まで完ぺきに抑えられるなど、勝ち越された後に反撃できなかった。
準プレーオフ第5戦は舞台をロッテの本拠地・社稷野球場に移し、15日14時から開始される。なお、準プレーオフ勝者がレギュラーシーズン2位・トゥサンと対戦するプレーオフも当初の予定から1日遅れて10月17日(火)に第1戦が開催されることになり、韓国シリーズ(10月25日開始予定)など以降のポストシーズンの日程も1日後へずれることとなった。
(文責:ふるりん)