キア １１−２ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）イ・ミヌ １勝 （セーブ）パク・チンテ １敗３Ｓ （敗）キム・ウォンジュン ７勝７敗
（本塁打） キア ： ナ・ジワン ２３号 ロッテ ： バーンズ １４号
キアは1回表にロッテの先発キム・ウォンジュンから2番キム・ソンビンのタイムリー、6番アン・チホンの犠牲フライ、7番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)、8番ソ・ドンウクのタイムリーで5点を先制し、キム・ウォンジュンをノックアウトした。さらにこの回代わったロッテの2番手キム・ユヨンから1番チェ・ウォンジュンのタイムリーで2点を追加した。キアは2回表にも9番キム・ミンソクのタイムリーなどで2点を追加し、ロッテは2回裏にキアの先発イ・ミヌから6番バーンズの本塁打で1点を返した。
ロッテの3番手チン・ミョンホは追加点を与えなかった。キアは6回表にロッテの4番手パク・シヨンから5番ナ・ジワンの本塁打で1点を追加し、ロッテは6回裏に5番チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を返した。ロッテの5番手の大卒新人カン・ドンホ、6番手チャン・シファンは追加点を与えなかった。2番手の大卒新人パク・チンテが相手の反撃を断ち、首位キアが勝利した。
6回を2失点に抑えたイ・ミヌは一軍初登板初先発ながらプロ3年目にして初勝利。先発全員安打の18安打を記録したキア打線ではキム・ソンビンが3安打1打点と活躍。4位ロッテは先発キム・ウォンジュンが1回途中で降板し、2011年の逝去から6年目の追悼式が試合前に行われた往年の名投手チェ・ドンウォン(背番号11はロッテの永久欠番に指定)に勝利をささげることはできなかった。
ＳＫ ８−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）パク・チョンべ ５勝３敗５Ｓ （敗）イ・ヨンチャン ５勝５敗２２Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン ４６号 トゥサン ： オ・ジェイル ２０，２１号
ＳＫは1回表にトゥサンの先発ボウデン(元埼玉西武)から5番ロマック(元横浜DeNA)への押し出しの四球、6番パク・チョングォンのタイムリーで2点を先制した。トゥサンは4回裏にＳＫの先発パク・チョンフンから5番オ・ジェイルの本塁打で1点を返した。ＳＫは5回表に3番チェ・ジョンの2試合連続本塁打で1点を追加した。トゥサンは6回表に2番手の大卒新人キム・ミョンシンを登板させ、6回裏にオ・ジェイル、6番エバンス(元東北楽天)のタイムリーで3-3の同点に追いついた。
トゥサンは7回表から3番手キム・スンフェを登板させ、ＳＫは7回裏に2番手イム・ジュンヒョク、3番手シン・ジェウンと継投策をとった。ＳＫは8回表にトゥサンの4番手キム・ガンニュルから2番チェ・ハンの犠牲フライで1点を勝ち越した。トゥサンは8回裏にＳＫの4番手ソ・ジニョンからチャンスを作ると、代わったＳＫの5番手パク・チョンべから9番ホ・ギョンミンの犠牲フライで4-4の同点に追いついた。ＳＫは9回表にトゥサンの5番手イ・ヨンチャンから途中出場の7番キム・ガンミン、途中出場の9番イ・ソンウのタイムリーで3点を勝ち越すと、代わったトゥサンの6番手イ・ヨンハから1番ノ・スグァンのタイムリーで1点を追加した。
トゥサンは9回裏にパク・チョンべからオ・ジェイルのこの試合2本目の本塁打で2点を返したが、6番手ぺク・インシクが相手の反撃を断ち5位ＳＫが勝利した。ＳＫ打線ではパク・チョングォンが3安打1打点と活躍。連勝が3で止まった2位トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打2本塁打4打点、3番パク・コヌが3安打と活躍。
サムソン １１−１１ ＮＣ （馬山）
（本塁打） サムソン ： ラフ ２８，２９号、キム・サンス ２号 ＮＣ ： スクラッグス ３３号、ソン・シホン ４号
ＮＣは1回裏にサムソンの先発ペトリック(元横浜DeNA)から3番パク・ミヌのタイムリー、4番スクラッグスの本塁打で3点を先制した。サムソンは2回表にＮＣの先発チェ・グムガンから4番ラフの2試合連続本塁打で1点を返した。ＮＣは2回裏に相手の暴投、3番ナ・ソンボムのタイムリーなどで3点を追加した。サムソンは5回表に1番パク・ヘミンの犠牲フライ、2番カン・ハヌルのタイムリーで2点を返すと、代わったＮＣの2番手キム・ジンソンからラフのこの試合2本目の本塁打で6-6の同点に追いついた。
ＮＣは6回裏に8番ソン・シホンの本塁打で1点を勝ち越すと、代わったサムソンの2番手チャン・ウォンサムから3番パク・ミヌの犠牲フライ、スクラッグスのタイムリーで2点を追加した。サムソンは7回表にＮＣの3番手イム・ジョンホから代打キム・サンスの本塁打で1点を返し、3番手イ・スンヒョンは7回裏まで無失点に抑えた。サムソンは8回表にＮＣの4番手イ・ミンホから8番キム・ソンフンの犠牲フライで1点を返し、ＮＣは8回裏にサムソンの4番手パク・クンホンからチャンスを作ると、代わったサムソンの5番手シム・チャンミンからスクラッグスのタイムリーで1点を追加した。
サムソンは9回表にＮＣの5番手イム・チャンミンからラフのタイムリーで10-10の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。サムソンは10回表にＮＣの6番手ウォン・ジョンヒョンから相手のエラーで1点を勝ち越したが、ＮＣは10回裏にサムソンの6番手チャン・ピルジュンから5番モ・チャンミンのタイムリーで11-11の同点に追いついた。ＮＣの7番手ユン・スホ、サムソンの7番手クォン・オジュンはそれぞれ無失点に抑え、試合は12回を終えても決着はつかなかったが規定により引き分けとなった。20安打を記録した3位ＮＣ打線ではスクラッグスが3安打1本塁打4打点、ソン・シホンが3安打1本塁打1打点、モ・チャンミンが3安打1打点、9番キム・テグンが5安打、パク・ミヌが3打点、9位サムソン打線ではラフが3安打2本塁打6打点と活躍。
ＬＧ １１−１２ ＫＴ （水原）
（勝）イ・サンファ ４勝３敗５Ｓ （敗）チョン・チャンホン ８勝６敗７Ｓ
ＬＧは2回表にＫＴの先発フィアベンドから8番チャン・ソンホへの押し出しの死球、1番ムン・ソンジェ、2番アン・イックンのタイムリーなどで5点を先制した。ＫＴは3回裏にＬＧの先発リュ・ジェグクから相手のエラー、1番ハ・ジュンホ、3番ロハスのタイムリーで3点を返した。リュ・ジェグクは足の異状で降板し、ＫＴはこの回代わったＬＧの2番手チェ・ドンファンから4番ユン・ソンミンの犠牲フライでもう1点を返した。ＫＴは4回裏にＬＧの3番手ユ・ウォンサンから2番チョン・ヒョンへの押し出しの死球で5-5の同点に追いつき、ロハスの内野ゴロの間に6-5と逆転した。
ＬＧは5回表にＫＴの2番手キム・サユルから5番ヤン・ソックァンのタイムリーで6-6の同点に追いつき、代わったＫＴの3番手シム・ジェミンから7番チェ・ジェウォンの犠牲フライで1点を勝ち越した。ＫＴは5回裏にユ・ウォンサンから7番チャン・ソンウの犠牲フライで7-7の同点に追いつくと、代わったＬＧの4番手チン・ヘスから9番オ・テゴンの犠牲フライ、2番チョン・ヒョン、ロハスのタイムリーで4点を勝ち越した。ＬＧは6回表にＫＴの3番手シム・ジェミンからアン・イックンのタイムリーで1点を返した。ＫＴの4番手チュ・グォンは7回表まで、5番手イム・ジョンウは7回裏まで無失点に抑えた。
ＬＧは8回表にＫＴの5番手オム・サンベクから代打チョン・ソンフン、代打ぺク・チャンスのタイムリーや相手のエラーで11-11の同点に追いついた。6番手イ・サンファは9回表を無失点に抑え、最下位ＫＴは9回裏にＬＧの6番手チョン・チャンホンから1番ハ・ジュンホのタイムリーでサヨナラ勝ちした。ＫＴ打線ではチョン・ヒョンが3安打3打点、ハ・ジュンホが3安打2打点、ロハスが3打点、6位ＬＧ打線では1番ムン・ソンジェと2番アン・イックンが3安打2打点、3番パク・ヨンテクが3安打と活躍。
ネクセン ２−１０ ハンファ （大田）
（勝）キム・ギョンテ １勝 （敗）ユン・ヨンサム １勝４敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： オ・ソンジン ２号、ロサリオ ３７号
ネクセンは3回表にハンファの先発アン・ヨンミョンから1番の高卒新人イ・ジョンフ、5番チェ・テインのタイムリーで2点を先制した。ハンファは3回裏にネクセンの先発ハン・ヒョンヒィから4番ロサリオのタイムリーで1点を返し、5回裏にロサリオのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファは6回表途中から2番手キム・ギョンテを登板させ、6回裏にネクセンの2番手ユン・ヨンサムから9番オ・ソンジンの本塁打で3-2と逆転した。
ハンファは7回裏にネクセンの3番手イ・ボグンからロサリオの本塁打、代わったネクセンの4番手オ・ジュウォンから7番ハ・ジュソク、8番チョン・ボムモのタイムリー、5番手クム・ミンチョルからオ・ソンジンのタイムリーで計7点を追加した。ハンファの3番手カン・スンヒョンは8回表、ネクセンの6番手キム・ジョンインは8回裏を無失点に抑えた。
4番手の大卒新人パク・サンウォンは9回表に相手の反撃を断ち、8位ハンファが勝利した。キム・ギョンテはプロ8年目にして初勝利。ハンファ打線ではロサリオが3安打1本塁打5打点、ハ・ジュソクが3安打1打点、2番ヤン・ソンウが3安打と活躍。7位ネクセンではリリーフ陣が持ちこたえられなかった。
