DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位キア5連敗

 
ロッテ 7−5 キア  (光州)
(勝)ラリー 9勝7敗  (セーブ)ソン・スンナク 1勝3敗30S  (敗)ヘクター 16勝3敗
本塁打) ロッテ : イ・デホ 26号  キア : アン・チホン 14号
 キアは1回裏にロッテの先発ラリーから4番チェ・ヒョンウの犠牲フライで1点を先制した。ロッテは3回表にキアの先発ヘクターから2番ソン・アソプ、3番チェ・ジュンソクのタイムリーで2ー1と逆転した。キアは3回裏に3番バーナディーナの内野ゴロの間に2-2の同点に追いついた。ロッテは6回表にチェ・ジュンソクのタイムリー、4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の2試合連続本塁打で3点を勝ち越した。キアは7回表から2番手の大卒新人パク・チンテを登板させた。
 ロッテは8回表にキアの3番手キム・ミョンチャンからイ・デホのタイムリー、代わった4番手シム・ドンソプから相手の判断ミスの間に計2点を追加した。キアは8回裏にロッテの2番手パク・チンヒョンから6番アン・チホンの本塁打で3点を返した。ロッテの3番手イ・ミョンウ、4番手チョ・ジョンフンを無失点に抑えた。キアの5番手キム・セヒョンは追加点を与えなかった。5番手ソン・スンナクが9回裏に相手の反撃を断ち、4位ロッテが勝利し3連勝となった。7回途中まで2失点に抑えたラリーは9勝目。ソン・スンナクは2014年以来3年ぶりのシーズン30セーブ。ロッテ打線ではイ・デホが1本塁打3打点、チェ・ジュンソクが3安打2打点、ソン・アソプが3安打1打点と活躍。首位キアは先発ヘクターが6回5失点と振るわずチームは5連敗。


トゥサン 4−1 SK  (仁川)
(勝)チャン・ウォンジュン 11勝7敗  (セーブ)イ・ヨンチャン 4勝3敗19S  (敗)ダイアモンド 8勝4敗
本塁打) トゥサン : キム・ジェホ 7号
 SKは1回裏にトゥサンの先発チャン・ウォンジュンから3番ナ・ジュファンの犠牲フライで1点を先制した。トゥサンは2回表にSKの先発ダイアモンドから6番ヤン・ウィジの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、3回表に1番キム・ジェホの本塁打で2ー1と逆転した。SKは7回表途中から2番手イム・ジュンヒョク、8回表から3番手チェ・ビョンニョンを登板させた。トゥサンは8回裏から2番手キム・ガンニュルを登板させた。
 トゥサンは9回表にSKの4番手チョン・ヨンイルからキム・ジェホのタイムリーで2点を追加した。SKの5番手シン・ジェウンは追加点を与えなかった。3番手イ・ヨンチャンが9回裏に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利した。7回を1失点に抑えたチャン・ウォンジュンは11勝目。トゥサン打線ではキム・ジェホが3安打1本塁打3打点と活躍。7位SKでは先発ダイアモンドが7回途中まで2失点に抑えたが、打線の援護を得られなかった。


NC 3−9 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)イム・チャンギュ 6勝7敗  (敗)マンシップ 9勝2敗
本塁打) NC : ソン・シホン 2号、モ・チャンミン 13号
 NCは1回表にLGの先発イム・チャンギュから5番モ・チャンミンの犠牲フライで1点を先制し、4回表に8番ソン・シホンの本塁打で1点を追加した。LGは4回裏にNCの先発マンシップから7番カン・スンホ、8番ユ・ガンナムのタイムリーで2-2の同点に追いつくと、5回裏に4番イ・ヒョンジョンのタイムリーで1点を勝ち越しマンシップをノックアウトした。さらにこの回代わったNCの2番手ウォン・ジョンヒョンから6番チェ・ウンソン、カン・スンホ、ユ・ガンナムのタイムリー、3番手イム・ジョンホから1番パク・ヨンテクへの押し出しの四球、4番手チェ・グムガンから2番チェ・ジェウォンのタイムリーで計6点を追加した。
 LGは6回表途中から2番手キム・ジヨン、8回表途中から3番手チェ・ソンフンを登板させた。NCの5番手ユン・スホは追加点を与えず、9回表にLGの4番手イム・ジョンウからモ・チャンミン本塁打で1点を返した。だが反撃もここまでで6位LGが勝利した。6回途中まで2失点に抑えたイム・チャンギュは6勝目。LG打線ではカン・スンホが4安打2打点と活躍。3位NCは先発マンシップが5回途中で降板し打線も機能しなかった。
 

サムソン 1−5 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)キム・ソンミン 3勝1敗  (敗)ウ・ギュミン 6勝8敗
 ネクセンは1回裏にサムソンの先発ウ・ギュミンから4番キム・ハソンのタイムリーで1点を先制し、3回裏に3番の新外国人チョイスのタイムリーで1点を追加した。ネクセンの先発の大卒新人キム・ソンミンは無失点を続け、6回裏に相手のエラーで1点を追加し、7回表から2番手オ・ジュウォンを登板させた。
 ネクセンは7回裏にサムソンの2番手チャン・ウォンサムからチャンスを作り、代わったサムソンの3番手キム・デウからキム・ハソンのタイムリーで2点を追加した。サムソンは8回表にネクセンの3番手ユン・ヨンサムから6番チョ・ドンチャンのタイムリーで1点を返した。5位ネクセンはこのまま逃げ切り勝利した。6回を無失点に抑えたキム・ソンミンは3勝目。ネクセン打線ではキム・ハソンが3打点、2番イ・テックンが3安打と活躍。9位サムソンは先発ウ・ギュミンが6回を3失点に抑えたが打線が機能せず3連敗。


ハンファ 10−9 KT  (水原)
(勝)チョン・ウラム 6勝4敗21S  (セーブ)シム・スチャン 1勝1S  (敗)キム・ジェユン 3勝5敗15S
本塁打) ハンファ : キム・フェソン 2号、チェ・ジンヘン 7号
 ハンファは1回表にKTの先発リュ・ヒィウンから4番ロサリオのタイムリーで2点を先制し、KTは1回裏にハンファの先発ビヤヌエバから3番ロハス、4番ユン・ソンミン、7番イ・ヘチャン、8番チョン・ヒョンのタイムリーで4-2と逆転した。ハンファは2回表に1番オ・ソンジンのタイムリーで1点を返した。KTは2回裏にハンファの2番手キム・ジェヨンからユン・ソンミン、5番パク・キョンスのタイムリーで3点を追加した。
 ハンファは4回表に6番キム・フェソンの本塁打、1番オ・ソンジンの犠牲フライ、3番チェ・ジンヘンの本塁打で8-7と逆転し、リュ・ヒィウンをノックアウトした。ハンファは6回表にKTの2番手の高卒新人イ・ジョンヒョクからオ・ソンジンのタイムリーで1点を追加し、6回裏から3番手パク・チョンジンを登板させた。KTの3番手ホン・ソンヨンは8回表まで無失点に抑え、8回裏にハンファの4番手チョン・ジェウォンからチャンスを作り、代わった5番手ソン・チャンシクから2番オ・テゴンの2点タイムリーで9-9の同点に追いついた。ハンファの6番手チャン・ミンジェは9回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。
 KTの4番手イ・サンファは10回表まで無失点に抑えた。ハンファの7番手チョン・ウラムは10回裏を無失点に抑え、11回表にKTの5番手キム・ジェユンからチェ・ジンヘンのタイムリーで1点を勝ち越した。8番手シム・スチャンが11回裏に相手の反撃を断ち、8位ハンファが延長戦を制した。ハンファ打線ではチェ・ジンヘンが1本塁打4打点、オ・ソンジンが3安打3打点と活躍。20安打を記録しながら勝利に結びつかなかった最下位KT打線ではオ・テゴンが5安打2打点、ユン・ソンミンが3安打3打点、チョン・ヒョンが3安打1打点、1番チョン・ミンスが3安打と活躍。