トゥサン ２−０ ＫＴ （水原）
（勝）チャン・ウォンジュン １勝 （セーブ）イ・ヒョンスン １敗１Ｓ （敗）チュ・グォン １敗
2017年シーズンを前に、観客席の増設など改修工事が終了した水原ＫＴウィズパークでは試合前に記念セレモニーが行われた。また2017年1月に交通事故で他界した外国人選手アンディ・マルテを追悼する映像も流れた。トゥサンは2回表にＫＴの先発チュ・グォンから9番キム・ジェホの犠牲フライ、1番ミン・ビョンホンのタイムリーで2点を先制した。ＫＴは5回表途中から2番手オム・サンベクを登板させ追加点を防いだが、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンは6回裏まで無失点に抑えた。
ＫＴは7回表途中から3番手チョン・ソンゴン、4番手イ・サンファ、5番手チョ・ムグンの好投で追加点を与えなかった。7回裏から2番手キム・スンフェ、9回裏から3番手イ・ヒョンスンとトゥサンが完封リレーで勝利した。ＫＴはわずか3安打に終わり、2017年シーズン初の本拠地開催で開幕4連勝とはならなかった。
サムソン ０−１１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チャ・ウチャン １勝 (敗）チャン・ウォンサム １敗
ＬＧは1回裏にサムソンの先発チャン・ウォンサムから5番チェ・ウンソン、6番イ・ヒョンジョン、7番チョン・ソンフン、9番ソン・ジュインのタイムリーで6点を先制した。2回裏に4番ヒメネスのタイムリーで1点、3回裏に1番キム・ヨンウィのタイムリーなどで2点を追加し、ＬＧの先発チャ・ウチャンは無失点を続けた。サムソンの2番手クォン・オジュンは4回裏、3番手ペク・チョンヒョンは5回裏、4番手イ・スンヒョンは6回裏をそれぞれ無失点に抑えた。
7回表途中から2番手キム・ジヨンを登板させ、ＬＧは7回裏にサムソンの5番手キム・デウから代打チェ・ジェウォンのサムソンからの移籍後初打点となるタイムリーなどで2点を追加した。サムソンの6番手の高卒新人チャン・ジフンは8回裏を無失点に抑えた。3番手キム・デヒョンも無失点に抑え、ＬＧが完封リレーで開幕4連勝となった。チャ・ウチャンは2016年まで在籍した古巣相手に移籍後初勝利を記録した。サムソンは守備の乱れもあり先発チャン・ウォンサムが3回9失点と不本意な内容で、打線もつながらなかった。
ネクセン ２−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）パク・セウン １勝 （敗）チェ・ウォンテ １敗
（本塁打） ネクセン ： コ・ジョンウク １号 ロッテ ： イ・デホ ２号、チェ・ジュンソク １号
ロッテは1回裏にネクセンの先発チェ・ウォンテから2番の新外国人バーンズのタイムリー、4番イ・デホ(元千葉ロッテ)、5番チェ・ジュンソクの2者連続本塁打で4点を先制し、2回裏に1番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発パク・セウンは好投を続け、チェ・ウォンテは3回裏から追加点を与えなかった。ネクセンは6回表に6番キム・ミンソンの犠牲フライで1点を返した。
ネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィは7回裏から8回裏まで無失点と追加点を与えなかった。ロッテは7回表途中から2番手パク・シヨンを登板させた。ネクセンは9回表にロッテの3番手イ・ジョンミンから7番コ・ジョンウクの本塁打で1点を返したが、反撃もここまででロッテが3連勝となった。ネクセンは開幕4連敗となったが、打線では2番の高卒新人イ・ジョンフ、5番チェ・テインが3安打と活躍。
ＮＣ ０−６ ハンファ （大田）
（勝）ペ・ヨンス １勝 （敗）チェ・グムガン １敗
（本塁打） ハンファ ： ハ・ジュソク １号
ハンファは3回裏にＮＣの先発チェ・グムガンから5番ロサリオへの押し出しの死球、6番キム・ウォンソク、8番カン・ギョンハクのタイムリーで5点を先制し、チェ・グムガンをノックアウトした。ハンファは4回裏にＮＣの2番手チェ・ジェウォンから2番ハ・ジュソクの本塁打で1点を追加し、先発ペ・ヨンスは好投を続けた。ハンファは7回表から2番手パク・チョンジン、ＮＣは7回裏から3番手イ・ヒョンボムを登板させた。
ＮＣの4番手オ・スホは8回裏を無失点に抑えた。3番手ソン・チャンシクが9回表を無失点に抑え、ハンファが完封リレーで勝利した。2016年はひじの手術を受けた影響で一軍登板のなかったペ・ヨンスは、2015年10月以来の勝利投手となった。たった3安打に終わるなど投打に精彩を欠いていたＮＣは3連敗。
ＳＫ １−６ キア （光州）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １勝 （敗）パク・チョンフン １敗
キアは1回裏にＳＫの先発パク・チョンフンから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制した。ＳＫは2回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから6番パク・チョングォンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ヤン・ヒョンジョンは3回表以降勝ち越し点を与えず、キアは6回裏に5番ナ・ジワンのタイムリーで2点を勝ち越しパク・チョンフンをノックアウトすると、代わったＳＫの2番手チェ・ビョンニョンから7番キム・ソンビン、8番キム・ジュヒョンのタイムリーと相手のエラーで3点を追加した。
ヤン・ヒョンジョンは7回表途中から2番手ハン・スンヒョクに交代した。ＳＫの3番手ムン・グァンウンは7回裏、4番手チョン・ユスは8回裏を無失点に抑えた。3番手パク・チフンが相手の反撃を断ち、キアが本拠地光州での地元開幕戦で勝利した。ＳＫは打線が沈黙し開幕4連敗。
（文責：ふるりん）
