トゥサン １１−１ ＫＴ （水原）
（勝）ニッパート ２１勝３敗 （敗）バンワート ６勝１３敗
（本塁打） トゥサン ： オ・ジェイル ２４，２５号、ヤン・ウィジ ２１号、オ・ジェウォン ４，５号
トゥサンは1回表、ＫＴの先発バンワートから3番オ・ジェイルの3試合連続本塁打、5番ヤン・ウィジ、7番オ・ジェウォンの本塁打で5点を先制し、2回表オ・ジェイルの2打席連続本塁打で2点を追加した。さらに3回表、ＫＴの2番手コ・ヨンピョからオ・ジェウォンの2打席連続本塁打で8-0とした。トゥサンの先発ニッパートは5回まで無失点に抑えた。ＫＴの3番手イ・チャンジェは6回表を無失点に抑え、6回裏、トゥサンの2番手ユン・ミョンジュンから7番シム・ウジュンの内野ゴロの間に1点を返した。
トゥサンは7回表、ＫＴの4番手ペ・ウヨルから8番ホ・ギョンミン、9番キム・ジェホ、1番パク・コヌのタイムリーで3点を追加した。トゥサンの3番手ホ・ジュンヒョクは8回裏まで無失点に抑え、ＫＴの5番手チャン・シファン、6番手キム・ジェユンも追加点を与えなかった。4番手カン・ドンヨンが9回裏を無失点に抑え、首位トゥサンが快勝し7連勝となった。ニッパートは最多勝争い単独トップの21勝目。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打2本塁打4打点、オ・ジェウォンが2本塁打3打点と活躍。最下位ＫＴは先発バンワートが2回持たず降板し打線もつながらず7連敗。
ＮＣ １３−７ ＳＫ （仁川）
（勝）チェ・グムガン １０勝３敗２Ｓ （敗）ララ ２勝６敗
（本塁打） ＮＣ ： チョ・ヨンフン ５号 ＳＫ ： チェ・ジョン ３９号、チョン・ウィユン ２６，２７号
ＮＣは1回表、ＳＫの先発ララから5番モ・チャンミン、7番チ・ソックンのタイムリーなどで4点を先制し、2回表3番ナ・ソンボムのタイムリーでララをノックアウトした。さらに代わったＳＫの2番手の大卒新人キム・ジュハンから4番イ・ホジュンのタイムリーで7-0とし、3回表1番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を追加した。ＳＫは4回裏、ＮＣの先発チェ・グムガンから3番チェ・ジョンの本塁打などで2点、6回裏4番チョン・ウィユンの本塁打で1点を返した。
ＮＣは7回表、ＳＫの3番手ソ・ジニョンから相手の暴投などで2点、8回表、ＳＫの4番手チョン・ユスから5番チョ・ヨンフンの本塁打で2点を追加し、2番手ウォン・ジョンヒョン、3番手イ・ミンホも無失点に抑えた。さらに9回表、ＳＫの5番手ムン・スンウォンから相手のエラーで1点を追加した。ＳＫは9回裏、ＮＣの4番手キム・ジンソンから途中出場の1番パク・スンウクのタイムリー、チョン・ウィユンのこの試合2本目の本塁打で4点を返したが、反撃もここまでで2位ＮＣが勝利した。
6回途中まで3失点に抑えたチェ・グムガンは、プロ4年目にして初の2ケタ勝利となる10勝目。ＮＣ打線ではチョ・ヨンフンが3安打1本塁打2打点、イ・ジョンウクが3安打1打点、9番キム・テグンが3安打と活躍。6位ＳＫは先発ララが2回途中持たず降板し、打線の反撃も及ばず8連敗。ＳＫ打線ではチョン・ウィユンが2本塁打4打点、5番キム・ソンヒョンが3安打と活躍。
ネクセン ６−１３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）リンドブロム １０勝１１敗 （敗）ヤン・フン １勝５敗
（本塁打） ネクセン ： イ・テックン ７号、パク・トンウォン １３号 ロッテ ： ファン・ジェギュン ２５，２６号、パク・ホンド １号
ネクセンは1回表、ロッテの先発リンドブロムから3番イ・テックンの本塁打で1点を先制した。ロッテは1回裏、ネクセンの先発ヤン・フンから4番ファン・ジェギュン、5番カン・ミンホのタイムリーなどで3-1と逆転した。ネクセンは2回表7番パク・トンウォンの本塁打で1点を返したが、ロッテは2回裏3番ソン・アソプのタイムリー、ファン・ジェギュンの3ランで4点を追加した。ネクセンは6回表パク・トンウォンのタイムリーで1点を返した。
ロッテは7回表から2番手パク・シヨンを登板させ、7回裏、ネクセンの2番手パク・チュヒョン、3番手の高卒新人ユ・ジェフンからファン・ジェギュンのこの試合2本目となる本塁打、1番チョン・ジュヌのタイムリーや相手のエラーで5点、8回裏、ネクセンの4番手イ・ジョンフンから代打パク・ホンドのネクセンからの移籍後初本塁打で1点を追加した。ネクセンは9回表、ロッテの3番手パク・ハンギルからユン・ソンミン、代打チェ・テイン、途中出場の6番ホン・ソンガプのタイムリーで3点を返したが、反撃もここまででロッテがサムソンを抜いて再び8位に浮上した。
リンドブロムは6回を3失点に抑え、韓国2年目にして2年連続2ケタ勝利となる10勝目を達成。ロッテ打線ではファン・ジェギュンが3安打2本塁打5打点、チョン・ジュヌが3安打2打点と活躍した。3位ネクセンでは先発ヤン・フンが5回7失点と振るわなかった。
サムソン ０−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）リュ・ジェグク １３勝１０敗 （敗）フランデ ２勝５敗
（本塁打） ＬＧ ： ヤン・ソックァン ６号、ムン・ソンジェ ４号
ＬＧは2回裏、サムソンの先発フランデから7番ヤン・ソックァンの3ランで先制し、先発リュ・ジェグクも好投を続けた。フランデも3回裏以降追加点を防いできたが打線の援護がなく、サムソンは7回裏2番ムン・ソンジェの2ランでリードを広げフランデをノックアウトした。サムソンの2番手パク・クンホンは追加点を与えず、3番手キム・ヒョヌも8回裏を無失点に抑えた。
リュ・ジェグクは9回表のマウンドにも上がり何とか無失点に抑え、4位ＬＧが完封で4連勝となり勝率5割を超えた。13勝目をあげたリュ・ジェグクは、韓国のみならずメジャーリーグベースボール(MLB)などの在籍時を含めても33歳にしてプロ初完封を記録した。サムソンは打線が沈黙し完封負けを喫してしまい、ロッテに抜かれて9位に後退。
キア ３−１ ハンファ （大田）
（勝）ハン・スンヒョク ３勝１敗１Ｓ （セーブ）イム・チャンヨン ３勝３敗１１Ｓ （敗）ユン・ギュジン ７勝７敗１Ｓ
キアは1回表、ハンファの先発イ・テヤンから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制した。ハンファは2回裏、キアの先発コ・ヒョジュンから8番チャン・ミンソクのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キアは5回裏途中から2番手パク・チュンピョ、6回裏途中から3番手ハン・スンヒョクと継投策をとった。キアは7回表、ハンファの2番手ユン・ギュジンから相手の暴投、5番ピルの犠牲フライで2点を勝ち越した。
キアの4番手キム・ジヌは7回裏から8回裏までを無失点に抑え、ハンファの3番手パク・チョンジンは9回表に追加点を与えなかった。5番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)が9回裏を無失点に抑え、5位キアが勝利し3連敗から脱出した。7位ハンファは投手陣が奮闘するも打線の援護がなかった。
