DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位トゥサン5連勝  

トゥサン 5−3 NC  (馬山)
(勝)チン・ヤゴプ 5勝2敗1S  (セーブ)ホン・サンサム 5S  (敗)キム・ジンソン 5勝7敗1S
本塁打) トゥサン : オ・ジェイル 21,22号、キム・ジェファン 36号  NC : モ・チャンミン 4号、イ・ホジュン 19号
 トゥサンは3回表、NCの先発イ・ジェハクから2番クク・ヘソンのタイムリーで1点を先制した。NCは4回裏、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから5番モ・チャンミン本塁打、7番チョ・ヨンフンのタイムリーで2-1と逆転した。トゥサンは6回表3番オ・ジェイル、4番キム・ジェファンの2者連続本塁打で3-2と逆転し、NCも6回裏4番イ・ホジュンの2試合連続本塁打で3-3の同点に追いついた。トゥサンは7回裏から2番手キム・ソンベ、3番手チン・ヤゴプと継投策をとった。
 トゥサンは8回表、NCの2番手キム・ジンソンからオ・ジェイルの2打席連続本塁打で1点を勝ち越し、4番手ユン・ミョンジュンは8回裏を無失点に抑えた。さらに9回表、NCの3番手ミン・ソンギから1番ミン・ビョンホンのタイムリーで1点を追加し、5番手ホン・サンサムが9回裏を無失点に抑え、首位トゥサンが5連勝で1995年以来21年ぶりの公式戦優勝に近づいている。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打2本塁打2打点、ミン・ビョンホンが3安打1打点と活躍。2位NCは先発イ・ジェハクが6回3失点と自身の役割を果たしたが、2試合連続の打線の不振で敗れてしまった。NC打線ではモ・チャンミンが3安打1本塁打1打点と活躍。


KT 0−5 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)キム・ジョンフン 1勝4敗  (敗)フィアベンド 7勝12敗 
本塁打) ネクセン : ユン・ソンミン 17号
 ネクセンは4回裏、KTの先発フィアベンドから7番パク・トンウォンの内野ゴロの間に1点を先制し、ネクセンの先発キム・ジョンフンは好投を続けた。フィアベンドは3回裏以降6回裏まで無失点に抑えた。ネクセンは7回表から2番手マ・ジョンギルを登板させ、7回裏、KTの2番手ホン・ソンヨンからチャンスを作り、代わった3番手コ・ヨンピョから3番イ・テックンのタイムリー、4番ユン・ソンミンの2ランで4点を追加した。
 3番手キム・サンス、4番手オ・ジュウォンの継投で相手の反撃を断ち、3位ネクセンが完封リレーで3連勝とした。6回を無失点に抑えたキム・ジョンフンはプロ7年目にして初勝利。最下位KTはこれで5連敗で、先発フィアベンドが6回1失点と好投したが打線が援護できなかった。
 

キア 1−3 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ウ・ギュミン 6勝10敗  (セーブ)イム・ジョンウ 3勝8敗27S  (敗)ヘクター 14勝5敗
本塁打) キア : キム・ジュヒョン 17号
 LGは2回裏、キアの先発ヘクターから7番ヤン・ソックァンのタイムリーで1点を先制し、3回裏4番ヒメネスのタイムリーで1点を追加した。キアは5回表、LGの先発ウ・ギュミンから6番キム・ジュヒョンの本塁打で1点を返した。LGは7回表から2番手キム・ジヨンを登板させ、7回裏8番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を追加した。
 キアの2番手ユン・ソンミンは8回裏を無失点に抑えた。3番手イム・ジョンウが9回表を無失点に抑え4位LGが勝利した。6回を1失点に抑えたウ・ギュミンは6勝目。5位キアは先発ヘクターが6回3失点と自身の役割を果たしたが、あいにく打線の援護がなく3連敗となった。
 

サムソン 13−10 SK  (仁川)
(勝)チャン・ウォンサム 5勝7敗  (敗)チェ・ビョンニョン 6勝2敗2S
本塁打) サムソン : ク・ジャウク 12号、パク・ハニ 11号  SK : キム・ソンヒョン 7号、チョン・ウィユン 25号、キム・ガンミン 9号、チェ・ジョン 38号
 SKは2回裏、サムソンの先発ペク・チョンヒョンから5番キム・ソンヒョンの本塁打で1点を先制した。サムソンは3回表、SKの先発キム・グァンヒョンから3番ク・ジャウクの3ランで逆転した。SKは3回裏2番パク・スンウク、3番チェ・ジョンのタイムリー、4番チョン・ウィユンの3ランで6-3と逆転し、ペク・チョンヒョンをノックアウトした。サムソンは4回表8番イ・ジヨンのタイムリーで1点を返し、SKは4回裏、サムソンの2番手クォン・オジュンから1番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を追加した。
 サムソンは5回裏から3番手シン・ヨンウン、4番手チャン・ウォンサムと継投策をとり、6回表、SKの2番手チェ・ビョンニョンから1番パク・ヘミンの犠打などで6-7と1点差に追い上げると、2番パク・ハニの2ランで逆転した。さらに7回表、SKの3番手ソ・ジニョンから途中出場の7番キム・ジェヒョン、パク・ヘミンのタイムリーで4点、8回表、SKの3番手シン・ジェウンから6番ペク・サンウォンのタイムリーで1点を追加した。
 SKは8回裏、サムソンの6番手パク・クンホン、7番チャン・ピルジュンから9番キム・ガンミン、チェ・ジョンの本塁打で3点を返し、5番手パク・ミンホは9回表を無失点に抑えた。チャン・ピルジュンが9回裏を無失点に抑え、8位サムソンが乱打戦を制して3連勝となった。サムソン打線ではペク・サンウォンが3安打1打点と活躍。試合運びが不安定だった6位SKは6連敗。SK打線ではチェ・ジョンが1本塁打3打点と活躍。


ロッテ 8−6 ハンファ  (大田)
(勝)ホン・ソンミン 1勝1敗  (セーブ)ソン・スンナク 6勝2敗17S  (敗)カスティーヨ 6勝3敗
本塁打) ロッテ : カン・ミンホ 18号、ファン・ジェギュン 24号
 ロッテは1回表、ハンファの先発カスティーヨから5番カン・ミンホの3ラン、8番キム・ドンハンのタイムリーで4点を先制した。ハンファは1回裏、ロッテの先発ラリーから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点、2回裏相手のエラーで1点を返した。ロッテは3回表キム・ドンハンのタイムリーでカスティーヨをノックアウトすると、代わったハンファの2番手シム・スチャンから相手のエラーで1点を追加した。さらに4回表カン・ミンホのタイムリーで1点を追加した。
 ロッテは4回裏9番チャ・イルモクの犠牲フライで1点、代わったロッテの2番手ホン・ソンミンから相手のエラーでもう1点を返した。ハンファの3番手ユン・ギュジンは5回表から7回表まで無失点に抑え、7回裏、ハンファの3番手ペ・ジャンホからチャンスを作ると、代わった4番手パク・シヨン、5番手イ・ジョンミンから6番ハ・ジュソクのタイムリー、7番ヤン・ソンウの犠牲フライで6-7と1点差に追い上げた。ロッテは8回表、ハンファの4番手パク・チョンジンから4番ファン・ジェギュンの本塁打で1点を追加した。
 ハンファの5番手チョン・ウラムは9回表を無失点に抑えた。5番手ソン・スンナクが相手の反撃を断ち、9位ロッテが勝利した。ロッテ打線ではキム・ドンハンが4安打2打点、カン・ミンホが3安打1本塁打4打点、7番パク・チョンユンが3安打と活躍。7位ハンファは先発カスティーヨが3回途中6失点で降板し、主導権を握れなかった。ハンファ打線ではキム・テギュン、ハ・ジュソクが3安打1打点と活躍。