DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位トゥサン4連勝  LG単独4位浮上

トゥサン 4−3 NC  (馬山)
(勝)ユン・ミョンジュン 4勝1S  (セーブ)ホン・サンサム 4S  (敗)イム・チャンミン 1勝3敗25S
本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 35号
 NCは1回裏、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから3番ナ・ソンボムのタイムリーで1点を先制し、4番テームズの内野ゴロの間に1点を追加した。チャン・ウォンジュンは2回裏以降追加点を与えなかった。トゥサンは6回表、NCの先発チャン・ヒョンシクから4番キム・ジェファンの本塁打で1点を返し、この回途中で2番手ウォン・ジョンヒョンに交代させた。NCは8回表から3番手イム・ジョンホ、4番手イ・ミンホと継投策をとり、8回裏、トゥサンの2番手イ・ヒョンスンからチャンスを作り、代わった3番手ユン・ミョンジュンから6番キム・ソンウクへの押し出しの四球で1点を追加した。
 トゥサンは9回表、NCの5番手イム・チャンミンから代打パク・コヌ、3番オ・ジェイルのタイムリーで4-3と逆転した。NCの6番手ミン・ソンギは追加点を与えなかった。4番手ホン・サンサムが1点差を守りきり、首位トゥサンが4連勝となった。2位NCは先発チャン・ヒョンシクが6回途中1失点と好投するも、打線が追加点を奪えずリリーフも崩れてしまい逆転を許した。


KT 6−10 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)オ・ジュウォン 3勝2敗2S  (敗)オム・サンベク 1勝4敗1S 
本塁打) ネクセン : チェ・テイン 7号
 KTは1回表、ネクセンの先発パク・チュヒョンから4番ユ・ハンジュン、5番イ・ジニョンのタイムリー、、6番ナム・テヒョク(メジャーリーグベースボール傘下のマイナーリーグ所属経験あり)の韓国初打点となるタイムリー、7番パク・キヒョクのタイムリーで5点を先制し、パク・チュヒョンをノックアウトした。さらに代わったネクセンの2番手ファン・ドッキュンから9番シム・ウジュンのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは1回裏、KTの先発チュ・グォンから4番ユン・ソンミンのタイムリーで1点、4回裏6番ダニー・ドーン、7番イ・テックン、9番イム・ビョンウクのタイムリーで3点を返した。
 ネクセンは6回表から3番手マ・ジョンギル、4番手オ・ジュウォンと継投策をとり、6回裏、KTの2番手イ・チャンジェから代打チェ・テインの2ランで6-6の同点に追いついた。さらに7回裏、KTの3番手オム・サンベクからチャンスを作り、代わった4番手ペ・ウヨルから途中出場の8番の高卒新人チュ・ヒョサンの2点タイムリーで逆転した。ネクセンの5番手キム・サンスは8回表を無失点に抑え、8回裏、KTの5番手シム・ジェミンから3番キム・ハソン、ユン・ソンミンのタイムリーで2点を追加した。
 6番手キム・セヒョンが9回表を無失点に抑え、3位ネクセンが逆転勝ちした。ネクセン打線ではユン・ソンミンが4安打2打点と活躍。最下位KTは1回表の6点から追加点を奪えず、力不足を露呈し逆転され4連敗。
 

キア 3−5 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ハフ 5勝2敗  (セーブ)イム・ジョンウ 3勝8敗26S  (敗)ヤン・ヒョンジョン 8勝11敗
本塁打) キア : ピル 20号  LG : ムン・ソンジェ 3号
 LGは1回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから2番ムン・ソンジェの本塁打で1点を先制した。キアは5回表、LGの先発ハフから8番カン・ハヌルのタイムリーで1-1の同点に追いつき、6回表5番ピルのタイムリーで2-1と逆転した。LGは6回裏7番オ・ジファンの2点タイムリーで3-2と逆転しヤン・ヒョンジョンをノックアウトすると、代わったキアの2番手ハン・スンヒョクから代打パク・ヨンテクの犠牲フライで1点を追加した。そして8回表途中から2番手チン・ヘス、3番手キム・ジヨンと継投策をとった。
 LGは8回裏、キアの3番手キム・グァンス、4番手シム・ドンソプからチャンスを作り、代わった5番手キム・ジヌから8番ユ・ガンナムの内野ゴロの間に1点を追加した。キアは9回表、LGの4番手イム・ジョンウからピルの2年連続シーズン20本塁打で1点を返したが、反撃もここまででLGが勝利し単独4位に浮上した。8回途中まで2失点に抑えたハフは5勝目。ヤン・ヒョンジョンが6回途中まで4失点と期待に応えられなかったキアは、LGとの直接対決に敗れ5位に後退。キア打線ではピルが3安打1本塁打2打点と活躍。
 

サムソン 9−5 SK  (仁川)
(勝)ユン・ソンファン 11勝10敗  (セーブ)シム・チャンミン 2勝5敗20S  (敗)ユン・ヒィサン 7勝6敗
本塁打) サムソン : チェ・ヒョンウ 27,28号
 サムソンは2回表、SKの先発ユン・ヒィサンから7番チョ・ドンチャン、2番パク・ハニのタイムリーで3点を先制し、3回表4番チェ・ヒョンウの2試合連続本塁打で1点を追加した。5回表5番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで1点を追加しユン・ヒィサンをノックアウトし、サムソンの先発ユン・ソンファンは好投を続けた。さらに7回表、SKの2番手パク・チョンベからチェ・ヒョンウのこの試合2本目の本塁打で3点、8回表、SKの4番手ムン・スンウォンからパク・ハニのタイムリーで1点を追加した。
 SKは8回裏、サムソンの2番手キム・ドンホ、3番手キム・ヒョヌから4番チェ・ジョン、途中出場の5番チョ・ドンファ、途中出場の6番キム・ドンヨプのタイムリーで5点を返し、5番手チョン・ユスも9回表を無失点に抑えた。4番手パク・クンホン、5番手シム・チャンミンが何とか後続を断ち、8位サムソンが勝利した。7回を無失点に抑えたユン・ソンファンは11勝目。サムソン打線では2試合連続2本塁打を記録したチェ・ヒョンウが3安打2本塁打4打点、パク・ハニが3安打3打点と活躍。6位SKは先発ユン・ヒィサンが5回途中5失点で降板するなど主導権を握れず5連敗。


ロッテ 6−7 ハンファ  (大田)
(勝)チョン・ウラム 7勝5敗16S  (敗)ユン・ギルヒョン 7勝7敗2S
 ロッテは1回表、ハンファの先発ソン・ウンボムから4番ファン・ジェギュン、5番カン・ミンホのタイムリーで2点を先制した。ハンファは1回裏、ロッテの先発パク・チンヒョンから3番ソン・グァンミンのタイムリーで1点を返し、2回裏9番ホ・ドファンのタイムリー、4番キム・テギュン(千葉ロッテ)への押し出しの四球で3-2と逆転した。ロッテは3回表7番パク・チョンユンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。ハンファは3回裏2番ハ・ジュソク、ソン・グァンミンのタイムリーで6-3と勝ち越し、パク・チンヒョンをノックアウトした。ロッテは6回表8番シン・ボンギの内野ゴロの間に1点を返すと、代わったハンファの2番手シム・スチャンから途中出場の9番キム・サフンの2014年7月以来の打点となるタイムリーで1点差に追い上げた。
 ロッテの2番手ペ・ジャンホ、3番手ホン・ソンミンの継投で7回裏まで追加点を与えず、8回表、ハンファの3番手ユン・ギュジンからチャンスを作ると、代わった4番手チョン・ウラムから3番ソン・アソプのタイムリーで6-6の同点に追いついた。ハンファは8回裏、ロッテの4番手ユン・ギルヒョンからソン・グァンミンのタイムリーで1点を勝ち越した。チョン・ウラムがそのまま9回表も登板し無失点に抑え、7位ハンファが接戦を制した。ハンファ打線ではソン・グァンミンが3安打4打点と活躍。敗れた9位ロッテではソン・アソプが3安打1打点と活躍。