サムソン ５−３ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ペク・チョンヒョン ４勝２敗 （セーブ）チャン・ピルジュン ３勝４敗４Ｓ （敗）イ・ヒョンスン １勝４敗２４Ｓ
（本塁打） トゥサン ： ヤン・ウィジ １７号、エバンス ２２，２３号
サムソンは4回表、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制し、トゥサンは4回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから6番ヤン・ウィジの本塁打で1-1の同点に追いつき、6回裏3番エバンス(元東北楽天)の本塁打で2-1と逆転した。サムソンは7回表5番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで2-2の同点に追いついた。チャン・ウォンジュンは8回表まで2失点に抑え、トゥサンは8回裏、サムソンの2番手クォン・オジュンからエバンスの2打席連続本塁打で3-2と勝ち越した。
サムソンは9回表、トゥサンの2番手イ・ヒョンスンから9番キム・サンスの犠牲フライ、1番パク・ヘミン、2番パク・ハニのタイムリーで5-3と逆転した。トゥサンの3番手チン・ヤゴプは追加点を与えなかった。3番手ペク・チョンヒョン、4番手チャン・ピルジュンが相手の反撃を断ち、9位サムソンが勝利した。サムソン打線ではパク・ヘミンが3安打1打点と活躍。課題のリリーフが抑えきれなかった首位トゥサンの連勝は4で止まった。打線ではエバンスが2本塁打2打点と活躍。
ＳＫ １０−７ ＮＣ （馬山）
（勝）チェ・ビョンニョン ６勝１敗２Ｓ （敗）イム・チャンミン ２敗２２Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： パク・チョングォン １４号、ゴメス ２１号 ＮＣ ： パク・ミヌ ２号
ＮＣは1回裏、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから1番パク・ミヌの先頭打者本塁打で1点を先制した。ＳＫは2回表、ＮＣの先発ク・チャンモから7番パク・チョングォンの2ランで逆転し、3回表2番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を追加した。ＮＣは3回裏3番ナ・ソンボムの内野ゴロの間に1点を返し、4回裏7番イ・ジョンウクの併殺打の間に3-3の同点に追いついた。ＳＫは5回表、ＮＣの2番手チェ・グムガンから5番イ・ジェウォンのタイムリーで1点を勝ち越し、代わった3番手キム・ジンソンから6番ゴメスの3ランで4点差とした。ＮＣの4番手イ・ミンホは7回表、ＳＫの2番手祖・ジニョンは7回裏を無失点に抑えた。
ＮＣは8回裏、ＳＫの3番手ララ、4番手パク・ヒィスから代打モ・チャンミンのタイムリー、相手のエラーで2点を返し、5番手イイム・ジョンホ、6番手チャン・ヒョンシクの継投で9回表まで無失点に抑えた。ＮＣは9回裏パク・ヒィスから6番イ・ホジュンのタイムリーで7-7の同点に追いつき、試合は延長に突入した。ＳＫは11回表、ＮＣの7番手イム・チャンミンから途中出場の1番キム・ジェヒョン、キム・ソンヒョンのタイムリーで3点を勝ち越し、5番手チェ・ビョンニョンが11回裏を無失点に抑え延長戦を制した。これで3連敗から脱出し、ＬＧを抜いて5位に浮上した。ＳＫ打線ではキム・ソンヒョンが3打点と活躍。同点を追いつく粘りを見せたがリリーフが機能しなかった2位ＮＣでは、イ・ホジュンが3安打2打点、5番パク・ソンミンが3安打十活躍。
ハンファ １３−１１ ネクセン （ソウル・高尺）
（勝）チョン・ウラム ５勝４敗１６Ｓ （セーブ）イ・テヤン ３勝７敗１Ｓ （敗）イ・ジョンフン ３敗
（本塁打） ハンファ ： ソン・グァンミン １６号 ネクセン ： キム・ジス ２号、キム・ミンソン １６号
ハンファは1回表、ネクセンの先発チェ・ウォンテから2番チョン・グヌのタイムリーで1点を先制し、ネクセンは1回裏、ハンファの先発シム・スチャンから5番キム・ミンソンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ハンファは2回表7番チャ・イルモクの犠牲フライ、9番イ・ソンヨルのタイムリーで2点、3回表、ネクセンの2番手クム・ミンチョルから5番シン・ソンヒョン(元広島)、チャ・イルモクのタイムリーで3点を追加した。ネクセンは4回裏2番コ・ジョンウク、途中出場の3番カン・ジグァンのタイムリーなどで4点を返した。そして5回裏、ハンファの2番手ユン・ギュジンから7番キム・ジスの本塁打で6-6の同点に追いついた。
ハンファは6回表、ネクセンの3番手マ・ジョンギル、4番手キム・ジョンフンから8番ハ・ジュソクへの押し出しの四球、代打キム・フェソンへの押し出しの死球で2点を勝ち越した。ネクセンは6回裏、ハンファの3番手パク・チョンジンからチャンスを作り、代わった4番手チョン・デフンからキム・ミンソンの3ランで逆転すると、さらに代わった5番手サーカンプから9番イム・ビョンウクのタイムリーで2点を追加した。ネクセンの5番手キム・サンスは7回表、6番手イ・ボグンは8回表を無失点に抑えた。ハンファの6番手イ・ジェウは8回裏を無失点に抑え、9回表、ネクセンの7番手キム・セヒョンから2番チョン・グヌ、4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで11-11の同点に追いついた。ハンファの7番手チョン・ウラムは9回裏を無失点に抑え、試合は延長に突入した。
7位ハンファは11回表、ネクセンの8番手イ・ジョンフンからソン・グァンミンの2ランで勝ち越し、8番手イ・テヤンが11回裏を無失点に抑え、5時間以上の熱戦を制した。22安打を記録したハンファ打線では1番イ・ヨンギュが4安打、チョン・グヌ、キム・テギュンが3安打2打点、6番ヤン・ソンウが3安打と活躍。3位ネクセンは守護神キム・セヒョンが打たれてしまい、乱打戦をものにできなかった。ネクセン打線ではキム・ミンソンが3安打1本塁打4打点、キム・ジスが3安打1本塁打1打点、4番ユン・ソンミンが3安打と活躍。
ロッテ ２−１ キア （光州）
（勝）リンドブロム ８勝１１敗 （セーブ）ソン・スンナク ４勝２敗１５Ｓ （敗）ヤン・ヒョンジョン ８勝１０敗
（本塁打） ロッテ ； オ・スンテク ２号 キア ： キム・ジュヒョン １５号
試合はキアの先発ヤン・ヒョンジョン、ロッテの先発リンドブロムの投手戦となり、互いに5回まで無得点が続いた。ロッテは6回表5番オ・スンテクの2ランで先制した。キアは7回表から2番手ハン・スンヒョクに交代させ、7回裏7番キム・ジュヒョンの本塁打で1点を返した。ここでロッテは2番手ユン・ギルヒョンに交代させた。キアの3番手キム・グァンスは8回表、4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)は9回表を無失点に抑えた。
3番手ソン・スンナクが9回裏に1点差を守りきり、8位ロッテが接戦を制した。7回途中まで1失点に抑えたリンドブロムが8勝目。4位キアは先発ヤン・ヒョンジョンの6回2失点の好投を打線が援護できなかった。キア打線ではキム・ジュヒョンが3安打1本塁打1打点と活躍。
ＬＧ ３−６ ＫＴ （水原）
（勝）チュ・グォン ６勝６敗 （セーブ）イ・チャンジェ ３勝１敗１Ｓ （敗）ソーサ ７勝８敗
（本塁打） ＫＴ ： ユ・ハンジュン １２号
ＬＧは2回表、ＫＴの先発チュ・グォンから9番イ・チョヌン、1番キム・ヨンウィのタイムリーで2点を先制した。ＫＴは2回裏、ＬＧの先発ソーサから6番イ・ジニョン、8番イ・ヘチャン、1番イ・デヒョンのタイムリーで4-2と逆転した。さらに4回裏、ＬＧの2番手イ・スンヒョンからチャンスを作り、代わった3番手シン・スンヒョンから3番オ・ジョンボクの犠牲フライで1点を追加した。ＫＴは6回表から2番手オム・サンベク、7回表から3番手ホン・ソンヨンを登板させた。ＬＧの4番手ユン・ジウンは6回裏まで無失点に抑えた。ＫＴは7回裏、ＬＧの5番手キム・ジヨンから4番ユ・ハンジュンの2試合連続本塁打で1点を追加した。
ＬＧは8回表、ＫＴの4番手コ・ヨンピョから代打ヤン・ソックァンのタイムリーで1点を返し、6番手チン・ヘスは8回裏を無失点に抑えた。ＫＴの5番手イ・チャンジェは9回表を無失点に抑え、最下位ＫＴが勝利し4連敗から脱出した。5回を2失点に抑えたチュ・グォンは6勝目。イ・チャンジェはプロ2年目にして初セーブ。先発ソーサが2回4失点で降板し敗れたＬＧは、ＳＫに抜かれ6位に後退。なお8月に個人通算2000安打を達成したチョン・ソンフンは、プロ野球史上8人目、ＬＧのチーム史上初となる通算2000試合出場を達成した。
