ネクセン−NC(馬山)、ロッテ−サムソン(大邱)は雨天中止。
トゥサン 9−0 キア (光州)
(勝)チャン・ウォンジュン 14勝5敗 (敗)キム・グァンス 2勝6敗7S
(本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 33号、チョン・スビン 2号
試合はトゥサンの先発チャン・ウォンジュン、キアの先発キム・ユンドンの好投で投手戦となった。キム・ユンドンは5回表まで無失点に抑えたが、キアはチャン・ウォンジュンから得点を奪えなかった。キアの2番手ハン・スンヒョクは6回表、3番手シム・ドンソプは7回表をそれぞれ無失点に抑えた。チャン・ウォンジュンも得点を与えなかった。するとトゥサンは8回表、キアの4番手キム・グァンスからチャンスを作り、代わった5番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から2番オ・ジェウォンのタイムリー、4番キム・ジェファンの3ランで4点を先制した。
トゥサンは8回裏から2番手ユン・ミョンジュン、3番手キム・ソンベと継投策を取った。そして9回表、キアの6番手ハン・ギジュ、7番手クァク・チョンチョルから途中出場の7番リュ・ジヒョクのタイムリー、途中出場の9番チョン・スビンの3ランなどで5点を追加した。4番手イ・ヒョンスンが相手の反撃を断ち、首位トゥサンが完封リレーで勝利した。7回を無失点に抑えたチャン・ウォンジュンは14勝目。終盤にリリーフが崩れた4位キアは連勝が3で止まった。キア打線では3番キム・ジュチャンが3安打と活躍。
ハンファ 9−1 SK (仁川)
(勝)カスティーヨ 5勝2敗 (敗)ユン・ヒィサン 6勝5敗
(本塁打) ハンファ : ロサリオ 30号、キム・テギュン 15号 SK : チェ・ジョン 32号
ハンファは1回表、SKの先発ユン・ヒィサンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を先制し、5番ロサリオの内野ゴロの間に1点を追加した。ハンファの先発カスティーヨは好投を続け、7回表、SKの2番手ララからキム・テギュンのタイムリー、ロサリオの韓国1年目にしてのシーズン30号本塁打となる3ランで5点を追加した。SKは7回裏3番チェ・ジョンの本塁打で1点を返し、3番手チェ・ビョンニョンは8回表を無失点に抑えた。
ハンファの2番手パク・チョンジン、3番手シム・スチャンも無失点に抑えた。7位ハンファは9回表、SKの4番手チョン・ユスからキム・テギュンの2ランでダメを押し、4番手チョン・ウラムが相手の反撃を断って3連勝となった。7回途中まで1失点に抑えたカスティーヨは5勝目。ハンファ打線ではキム・テギュンが3安打1本塁打5打点、ロサリオが1本塁打4打点、1番チョン・グヌが3安打と活躍。6位SKは先発ユン・ヒィサンが5回途中まで2失点だったがリリーフが打たれ、打線もつながらず3連敗。
KT 11−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チュ・グォン 5勝6敗 (敗)ソーサ 7勝7敗
(本塁打) KT : パク・キョンス 17号
LGは1回裏、KTの先発チュ・グォンから3番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を先制した。なお2回裏、LGの6番チョン・ソンフンがプロ18年目にしてプロ野球史上7人目となる個人通算2000安打を達成した。KTは4回表、LGの先発ソーサから6番ユ・ミンサンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、5回表3番イ・ジニョン、ユ・ミンサンのタイムリーで4点を追加した。さらに6回表イ・ジニョンのタイムリー、相手のエラーでで3点を追加しソーサをノックアウトすると、代わったLGの2番手の高卒新人ユ・ジェユから5番パク・キョンスの3ランで11点目を奪った。
LGは7回裏、KTの2番手イ・チャンジェから8番チョン・サンホのタイムリーで1点を返し、3番手チン・ヘスも8回表まで無失点に抑えた。LGは8回裏、KTの4番手ホン・ソンヨンから3番パク・ヨンテクの2ランで反撃し、4番手ユ・ウォンサンも追加点を与えなかった。5番手ペ・ウヨルが9回裏を無失点に抑え、最下位KTが勝利した。6回途中まで1失点に抑えたチュ・グォンは5勝目。KT打線ではイ・ジニョンが4安打3打点と活躍。5位LGは先発ソーサが6回途中まで自責点10と打たれ、連勝が3で止まった。