トゥサンとロッテは23日、キム・ドンハン内野手(28)とキム・ソンベ投手(35)のトレード成立を発表した。
キム・ドンハンは大学卒業後2011年トゥサンへ入団し、2012年初めて一軍で出場したが定着に至らず、兵役のため軍へ入隊し2014年から2015年は尚武に所属していた。復帰した2016年シーズンは28試合に出場、打率.211、0本塁打、2打点、1盗塁の成績だった。プロ通算では64試合に出場、打率.298、14安打、1本塁打、6打点、8盗塁を記録した。ロッテでもトゥサン在籍時と同様に内野の控えとして起用されると思われる。
右サイドハンドのキム・ソンベは大学卒業後2003年トゥサンへ入団し、2005年には自己最多の72試合に登板、8勝を記録した。その後あまり活躍できず、2011年余剰戦力を対象とした二次ドラフトでロッテから指名され移籍した。2013年には抑えとして自己最多の31セーブを記録したが、その後成績が悪化し、2016年シーズンは15試合に登板、1ホールドのみで勝敗はなし、防御率8.80の成績だった。プロ通算14年間の成績は378試合に登板、19勝24敗42セーブ48ホールド、防御率5.09。2011年以来の古巣復帰となるトゥサンにとっては、チョン・ジェフン以外に信頼できる投手が少ない手薄な中継ぎ陣の補強となった。
(文責:ふるりん)