ネクセンは21日、2011年から2015年まで所属し、2016年シーズンは兵役のため軍へ入隊し尚武に所属しているムン・ウラム外野手(24)が、国民体育振興法に違反する勝負操作に関わっていたことを明らかにした。
ムン・ウラムは高校卒業後の2011年、申告選手としてネクセンへ入団し、2012年に初めて一軍出場を果たした。2014年には自己最多の122試合に出場し、2015年までに一軍通算12本塁打を記録していた。だが2015年にブローカーからの依頼で、ネクセンの同期入団だったNCのイ・テヤン投手(23)に勝負操作を持ち掛け、1000万ウォン相当の金品を受け取った容疑がかけられた。勝負操作が行われたのは4試合でそのうち2回成功したとされ、1回に四球を出すかどうかや、両チームが4回までに合計6失点するかどうかなどの不法賭博行為に利用されていた。昌原地方検察庁は21日、ブローカーから2000万ウォンを受け取り勝負操作の不法行為を認めていたイ・テヤンを在宅起訴処分としている。なお、兵役中のムン・ウラムは自身の潔白を主張しているため、軍の検察(一般の検察とは別組織)に身柄を移送されることになった。