ロッテは1日、ジム・アドゥチ外野手(31)をウェーバー公示し退団させることになった。
その理由としては、5月21日に実施したドーピング検査で使用禁止薬物服用が発覚したからであり、6月25日よりKBO(韓国野球委員会)は一時的にアドゥチに出場停止処分を科していたいた。そして7月1日、規約によりアドゥチには公式戦36試合(二軍も含む)の処分が下った。ロッテとしてもこれだけの長期間にわたり出場できなければ戦力的に大きな損失であると判断したようで、アドゥチを退団させ代役の外国人選手を探すことになった。アドゥチは2015年よりロッテと契約し、2016年シーズンは64試合に出場し、打率.293、7本塁打、41打点、15盗塁の成績だった。韓国での通算成績は196試合に出場、打率.305、237安打、35本塁打、147打点、39盗塁。なお、アドゥチが今後ロッテ以外の韓国プロ野球のチームと契約した場合も、前述の出場停止処分を科されることになる。
(文責:ふるりん)