ロッテは5日、KBO(韓国野球委員会)を通して米国メジャーリーグへポスティング移籍のための入札を要請していたファン・ジェギュン内野手(28)について、韓国時間5日午前7時までの入札期限までに入札した球団はなかったことを明らかにした。これにより、ロッテは同じようにポスティングを申請したソン・アソプに続いてファン・ジェギュンも現時点でのメジャーリーグへの移籍は実現しないことになった。ファン・ジェギュンは2006年高校卒業後現代ユニコーンスに入団、解散後はヒーローズへ移籍し、2010年シーズン途中にロッテへトレードされサードのレギュラーとして活躍していた。2012年から2015年まで4年連続公式戦全試合に出場し、2015年シーズンは144試合に出場、打率.290、26本塁打、97打点、11盗塁の成績だった。11月にはWBSCプレミア12韓国代表にも選ばれ、サードのレギュラーとしてソン・アソプとともに活躍、大会ベストナインの三塁手部門を受賞した。
(文責:ふるりん)