2015年 韓国シリーズ 第2戦
トゥサン 6−1 サムソン (大邱)
(勝)ニッパート 1勝 (敗)チャン・ウォンサム 1敗
サムソンが第1戦を制した韓国シリーズ第2戦は、1回裏、トゥサンの先発ニッパートから2番パク・ヘミンの2塁打でチャンスをつくったが、無得点に終わった。トゥサンも2回表、3回表とサムソンの先発チャン・ウォンサムから走者を出すが得点に至らない。サムソンは4回裏9番キム・サンスが四球で出塁し、2塁へと盗塁を決めたが得点できなかった。
トゥサンは5回表7番オ・ジェウォンの2塁打でチャンスをつくり、9番キム・ジェホのタイムリーで1点を先制した。さらに1番パク・コヌ、2番ホ・ギョンミンの連打でチャンスを広げると、3番ミン・ビョンホン、4番キム・ヒョンスのタイムリーで3点を追加した。サムソンも5回裏6番イ・スンヨプ(元オリックス)がヒットで出塁したが、8番イ・ジヨンが併殺打に倒れた。
ニッパートは無失点を続け、トゥサンは7回表、サムソンの2番手シム・チャンミンからキム・ジェホへの死球や相手のバント処理の失敗、ホ・ギョンミンへの四球で満塁のチャンスをつくり、ミン・ビョンホンの犠牲フライで1点を追加した。さらに8回表、サムソンの4番手クォン・オジュンからホ・ギョンミンのタイムリーで1点を追加した。サムソンの5番手チョン・イヌクは追加点を与えなかった。
トゥサンは8回から2番手ユン・ミョンジュンを登板させた。サムソンは9回裏、トゥサンの3番手イ・ヒョンホからチャンスをつくり、イ・スンヨプの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃もここまでで、トゥサンが韓国シリーズ初勝利をあげ、対戦成績を1勝1敗とした。7回を無失点に抑えたニッパートは、2勝をあげたプレーオフからの好調を維持している。打線ではミン・ビョンホンが3打点と活躍。サムソンの先発チャン・ウォンサムは6回4失点とそこまで悪くはなかったが、打線の援護が全くなかった。
韓国シリーズ第3戦は舞台をトゥサンの本拠地・蚕室野球場に移し、10月29日18時半から開始される。