トゥサン 5−3 サムソン (大邱)
(勝)ハム・トクチュ 6勝1敗2S (敗)チョン・ヒョヌク 2敗
(本塁打) サムソン : チェ・テイン 4号、チェ・ヒョンウ 28号、イ・スンヨプ 23号
サムソンは2回裏、トゥサンの先発ホ・ジュンヒョクから7番チェ・テインの本塁打で1点を先制した。トゥサンは3回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから2番パク・コヌのタイムリーで1-1の同点に追いついた。サムソンは5回裏4番チェ・ヒョンウの本塁打、6番イ・スンヨプ(元オリックス)の2試合連続本塁打で3-1と逆転し、ホ・ジュンヒョクをノックアウトした。トゥサンは6回表パク・コヌのタイムリーで1点を返し、ノ・ギョンウン、チン・ヤゴプの継投で追加点を与えなかった。すると8回表、サムソンの2番手シム・チャンミンからチャンスをつくり、代わった3番手アン・ジマンから途中出場の4番チョン・スビンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。
トゥサンの4番手イ・ヒョンスンも無失点に抑え、試合は延長戦に入った。3位トゥサンは11回表、サムソンの4番手チョン・イヌクからパク・コヌ、3番ミン・ビョンホンのタイムリーで2点を勝ち越し、最後は5番手ハム・トクチュが抑え延長戦を制して首位サムソン、2位NCとの差を縮めた。打線ではパク・コヌが3安打3打点と活躍。サムソンの先発チャ・ウチャンは7回を2失点と好投したが、打線の援護が弱くリリーフが打たれ不運にも勝利を逃した。
ハンファ 8−5 NC (馬山)
(勝)ソン・チャンシク 6勝6敗 (敗)チェ・グムガン 6勝4敗1S
(本塁打) ハンファ : チョン・グヌ 7号、キム・フェソン 12号、チョン・ヒョンソク 1号 NC : テームズ 38号
NCは1回裏、ハンファの先発ペ・ヨンスから4番テームズの2ランで先制し、2回裏9番キム・テグンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは4回表、NCの先発イ・テヤンから5番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点、5回表4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を返した。NCは5回裏代打チョ・ヨンフンの犠牲フライで1点を追加し、ペ・ヨンスをノックアウトした。2番手キム・ギヒョンを登板させたハンファは6回表、NCの2番手キム・ジンソンから7番チョン・グヌ、8番キム・フェソンの2者連続本塁打で4-4の同点に追いついた。
ハンファは7回表、NCの3番手チェ・グムガンから9番チョン・ヒョンソクの満塁本塁打で4点を勝ち越した。NCはパク・チヌ、イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)の継投で追加点を与えなかった。ハンファは3番手ソン・チャンシクが無失点に抑えた。NCは9回裏、ハンファの4番手クォン・ヒョクから途中出場の9番チェ・ジェウォンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででハンファが逆転勝ちし、KTに敗れたキアを抜いて5位に浮上した。敗れた2位NCではテームズが4安打1本塁打2打点と活躍し、プロ野球史上8人目(外国人選手は2人目)となるシーズン30本塁打・30盗塁を達成。
ネクセン 9−5 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)キム・デウ 4勝3敗 (敗)カン・ヨンシク 1勝1敗
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 46号
ロッテは2回裏、ネクセンの先発オ・ジェヨンから9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで2点を先制し、5回裏4番アドゥチのタイムリーで1点を追加しオ・ジェヨンをノックアウトした。さらにこの回代わったネクセンの2番手キム・デウから5番チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは6回表、ロッテの先発ペ・ジャンホから3番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を返し、さらに5番ユ・ハンジュンの内野ゴロの間に2-4と追い上げた。さらにこの回代わったロッテの2番手キム・スンフェから6番イ・テックンの犠牲フライで1点差とした。
ネクセンは7回表、ロッテの3番手カン・ヨンシクからチャンスをつくると、代わった4番手ホン・ソンミンから4番パク・ピョンホの満塁本塁打で逆転した。7回裏から3番手ハン・ヒョンヒィが登板し、9回表、ロッテの5番手キム・ウォンジュンから2番スナイダー、ソ・ゴンチャンのタイムリーで2点を追加した。ロッテは9回裏、ネクセンの4番手ソン・スンナクから2番チョン・フンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで4位ネクセンが逆転勝ちした。打線ではソ・ゴンチャンが3安打2打点と活躍。敗れた8位ロッテでは1番ソン・アソプが3安打と活躍。
キア 0−10 KT (水原)
(勝)オム・サンベク 3勝5敗 (敗)キム・グァンス 4勝2敗
(本塁打) KT : パク・キョンス 20号、キム・サヨン 4号、キム・サンヒョン 23号、ユン・ヨソプ 8号
キアの先発ヤン・ヒョンジョンは3回裏、相手の打球を受けて交代となった。KTは4回裏、キアの2番手キム・グァンスから5番パク・キョンスの自身プロ13年目にして初となる20号本塁打、9番パク・キヒョクのタイムリーで4点を先制した。KTの先発の高卒新人オム・サンベクは無失点を続け、キアの2番手チェ・ヨンピルは無失点に抑えた。KTは7回裏、キアは3番手シム・ドンソプ、4番手の大卒新人ムン・ギョンチャンから8番キム・サヨンの本塁打、3番マルテの犠牲フライ、4番キム・サンヒョンの2ランで4点を追加した。
さらにKTは8回裏7番ユン・ヨソプのタイムリーで2点を追加し、8回以降チェ・ウォンジェ、大卒新人ホン・ソンムの継投で相手の反撃を断って完封勝利を収めた、7回を無失点に抑えたオム・サンベクは3勝目。打線ではキム・サヨンが3安打1本塁打1打点と活躍。キアはヤン・ヒョンジョンが負傷のため早く降板し打線も沈黙してしまい3連敗で、NCに勝ったハンファの勝率を下回り6位に後退。
SK 4−0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)セッドン 2勝4敗 (敗)ウ・ギュミン 7勝7敗
(本塁打) SK : チェ・ジョン 15号
SKは1回表、LGの先発ウ・ギュミンから3番チェ・ジョンの本塁打で1点を先制した。SKの先発セッドン(セドン・元読売)は無失点の好投を続け、ウ・ギュミンも2回以降追加点を与えなかった。SKは8回表4番パク・チョングォン、5番イ・ジェウォン、6番キム・ガンミンのタイムリーで3点を追加し、ウ・ギュミンをノックアウトした。LGのシン・スンヒョン、キム・ジヨンのリリーフ陣は無失点に抑えた。
セッドンは9回裏のマウンドにも上がり得点を与えず、7位SKは完封勝ちで3連勝となった。セッドンは2013年と2015年シーズンをあわせ、韓国で初の完封勝利となる2勝目。9位LGは先発ウ・ギュミンが8回途中まで4失点と悪くはない内容だったが、打線の援護がまったくなかった。