ロッテ ４−１５ サムソン （大邱）
（勝）チャ・ウチャン ９勝５敗 （敗）シム・スチャン ３勝５敗５Ｓ
（本塁打） ロッテ ： チェ・ジュンソク ２２，２３号 サムソン ： ク・ジャウク １０号
サムソンは1回裏、ロッテの先発シム・スチャンから２番パク・ヘミンのタイムリー、相手の暴投、７番イ・ジヨン、8番キム・ジェヒョンのタイムリーで4点を先制し、3回裏キム・ジェヒョンのタイムリーで2点を追加した。ロッテは4回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから5番チェ・ジュンソクの2試合連続本塁打、1番ソン・アソプのタイムリーで3点を返した。サムソンは4回裏、ロッテの2番手イ・ミョンウから3番チェ・テインのタイムリー、6回裏チェ・テインの2打席連続タイムリーで1点を追加し、7回表から2番手シム・チャンミンを登板させた。
さらにサムソンは7回裏、ロッテの3番手キム・ウォンジュン、4番イ・ギョンウからク・ジャウク、チェ・テイン、5番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで5点を追加した。ロッテは8回表、サムソンの3番手チョン・イヌクからチェ・ジュンソクのこの試合2本目となる本塁打で1点を返した。首位サムソンは8回裏ク・ジャウクの2ランでダメを押し、最後は4番手クォン・オジュンが抑え大勝した。6回を3失点に抑えたチャ・ウチャンは9勝目。打線ではク・ジャウクが5安打1本塁打3打点、チェ・テインが3安打4打点、キム・ジェヒョンが3安打3打点、イ・ジヨンが3安打1打点と活躍。8位ロッテは先発シム・スチャンが3回6失点など投手陣が崩れ、連勝は3で止まった。打線ではチェ・ジュンソクが2本塁打2打点と活躍。
ＮＣ ３−０ ＳＫ （仁川）
（勝）イ・ジェハク ７勝５敗 （セーブ）イム・チャンミン １勝３敗２７Ｓ （敗）ケリー ７勝９敗
（本塁打） ＮＣ ： ナ・ソンボム ２０号
ＮＣは2回表、ＳＫの先発ケリーから5番ナ・ソンボムの2ランで先制し、先発イ・ジェハクも好投を続けた。ＮＣは5回表3番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を追加した。ＳＫは7回からシン・ジェウン、チョン・ユス、パク・ミンホと継投策をとり追加点を与えなかったが、イ・テヤンからチャンスもつくれなかった。
最後は守護神イム・チャンミンが抑え、2位ＮＣが完封勝利で4連勝となった。8回を無失点に抑えたイ・ジェハクは7勝目。イム・チャンミンは最多セーブ争いトップの27セーブ目。ナ・ソンボムはプロ4年目にして自身初のシーズン20本塁打、20盗塁を達成。7位ＳＫは先発ケリーが6回3失点と自身の役割を果たしたが、打線にまったくいいところがなかった。
トゥサン ３−４ ＫＴ （水原）
（勝）チャン・シファン ６勝３敗 （敗）ユ・ヒィグァン １５勝４敗
（本塁打) トゥサン ： キム・ヒョンス １６号 ＫＴ ： ユン・ヨソプ ７号
ＫＴの先発ユン・グニョンは1回表途中で肩の痛みにより2番手の大卒新人チョ・ムグンに交代した。ＫＴは2回裏、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから7番チャン・ソンウ、8番パク・キヒョクのタイムリーで2点を先制した。トゥサンは5回表、ＫＴの3番手キム・ジェユンから4番キム・ヒョンスの3ランで逆転した。ＫＴは6回表から3番手コ・ヨンピョが登板し、7回裏6番ユン・ヨソプの本塁打で3-3の同点に追いついた。
ＫＴは8回裏ユ・ヒィグァンからチャンスをつくると、代わったトゥサンの2番手チン・ヤゴプから3番マルテのタイムリーで1点を勝ち越した。トゥサンの4番手ノ・ギョンウンは追加点を与えなかった。最後は4番手チャン・シファンが抑え、新球団ＫＴが逆転勝ちした。8回から登板したチャン・シファンは6勝目。3位トゥサンは最多勝争いトップタイのユ・ヒィグァンが4失点と打たれ、打線も援護できず首位サムソン、2位ＮＣとの差が広がってしまった。
ネクセン ３−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ポン・ジュングン ５勝２敗１５Ｓ （敗）ソン・スンナク ３勝６敗２１Ｓ
ネクセンは1回表、ＬＧの先発ウ・ギュミンから3番ユ・ハンジュンの内野ゴロの間に1点を先制した。ＬＧは5回裏、ネクセンの先発クム・ミンチョルから1番イム・フンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、6回裏、ネクセンの2番手の高卒新人キム・テッキョンからヒメネスのタイムリー、相手のエラーで3-1と逆転した。ネクセンは7回表8番キム・ハソンの犠牲フライで1点を返し、チョ・サンウ、ハン・ヒョンヒィが追加点を与えなかった。ＬＧも8回表から2番手チン・ヘスを登板させた。
ネクセンは9回表、ＬＧの3番手イム・ジョンウからチャンスをつくると、代わった4番手ポン・ジュングンから1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。だが9位ＬＧは9回裏、ネクセンの4番手ソン・スンナクから3番パク・ヨンテクのタイムリーでサヨナラ勝ちした。打線ではヒメネスが4安打1打点と活躍。9回表追いついたもののサヨナラ負けを喫した4位ネクセンでは、ソ・ゴンチャンが3安打1打点と活躍。
ハンファ ３−０ キア （光州）
（勝）ロジャース ３勝 （敗）ヤン・ヒョンジョン １２勝５敗
試合はハンファの先発の新外国人ロジャース、キアの先発ヤン・ヒョンジョンの投手戦となった。ハンファは6回表7番チェ・ジンヘンへの押し出しの四球で1点を先制し均衡を破ると、7回表、キアの2番手エバン・ミークから4番キム・テギュン（元千葉ロッテ）、5番チョン・ヒョンソクのタイムリーで2点を追加した。キアの3番手シム・ドンソプは追加点を与えなかった。
ロジャースは無失点のまま9回裏のマウンドにも上がり、ピンチを迎えたが何とか抑え6位ハンファが完封勝ちした。3勝目をあげたロジャースは韓国で2度目の完封勝利で、これまで4試合に登板して3度の完投勝利と驚異的な成績を残している。打線ではキム・テギュンが3安打1打点と活躍。5位キアは先発ヤン・ヒョンジョンが6回1失点と好投したが打線が援護できず、再び勝率5割を切ってしまい5位以下は再び混戦模様となってきている。
（2度目の完封勝利を記録したロジャース。）
