ハンファ ４−５ サムソン （浦項）
（勝）シム・チャンミン ３勝３敗 （セーブ）イム・チャンヨン ４勝２敗２２Ｓ （敗）クォン・ヒョク ８勝９敗１５Ｓ
ハンファは3回表、サムソンの先発チャ・ウチャンからダブルスチールの間に1点を先制し、5番キム・ギョンオンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは5回裏、ハンファの先発の高卒新人キム・ミヌから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファは4回からキム・ギヒョン、パク・チョンジンと継投策をとった。サムソンも7回表から2番手シム・チャンミンを登板させ、7回裏、ハンファの4番手クォン・ヒョクから3番ナバーロ、チェ・ヒョンウのタイムリーで3点を勝ち越した。
ハンファも8回表、サムソンの5番手アン・ジマンから代打パク・ノミンの2点タイムリーで1点差に迫り、チョン・デフン、イ・ドンゴルも追加点を与えなかった。だが最後は守護神イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)が抑え首位サムソンが逃げ切った。打線ではチェ・ヒョンウが4打点と活躍。ハンファはこれで3連敗で、ＬＧに勝ったキアと勝率5割で同率5位に並ばれた。
ＫＴ ４−５ ＮＣ （馬山）
（勝）イ・ジェハク ６勝５敗 （セーブ）イム・チャンミン １勝３敗２４Ｓ （敗）ジャマーノ ２勝３敗
（本塁打） ＫＴ ： マルテ １６号
ＮＣは1回裏、ＫＴの先発ジャマーノ(元福岡ソフトバンク)から4番テームズのタイムリーで1点を先制し、2回裏9番キム・テグンの犠牲フライで1点、3回裏5番ナ・ソンボム、8番チ・ソックンのタイムリーで3点を追加した。ＫＴは6回表、ＮＣの先発イ・ジェハクから3番マルテの2ランで反撃すると、この回代わったＮＣの2番手チェ・グムガンから7番パク・キヒョクの併殺打の間に1点を返した。
ＫＴは7回表、ＮＣの3番手キム・ジンソンから2番イ・デヒョンのタイムリーで1点差とし、ホン・ソンム、チャン・シファンの継投で追加点を与えなかった。守護神イム・チャンミンが1点差を守りきり、2位ＮＣが逃げ切った。6回途中まで2失点に抑えたイ・ジェハクが6勝目。打線ではナ・ソンボムが4安打2打点と活躍。新球団ＫＴは先発ジャマーノが5回5失点と振るわず、打線の反撃も及ばなかった。
トゥサン ５−４ ＳＫ （仁川）
（勝）チン・ヤゴプ ４勝６敗 （セーブ）イ・ヒョンスン １勝１敗８Ｓ （敗）ユン・ギルヒョン ４敗１２Ｓ
（本塁打) トゥサン ： ヤン・ウィジ １７号、ユ・ミンサン １号
トゥサンは2回表、ＳＫの先発ユ・ヒィサンから9番キム・ジェホのタイムリー、2番チョン・スビンの犠牲フライで2点を先制した。ＳＫは3回裏、トゥサンの先発ホ・ジュンヒョクから相手のエラーや暴投、5番イ・ジェウォンのタイムリーで4-2と逆転した。トゥサンは4回表、ＳＫの2番手チョン・ユスから5番ヤン・ウィジの本塁打で1点を返し、5回表、ＳＫの3番手パク・ミンホから3番ミン・ビョンホンへの押し出しの四球で4-4の同点に追いつき、ハム・トクチュ、ノ・ギョンウン、チン・ヤゴプの継投で追加点を与えなかった。ＳＫも4番手パク・チョンベが無失点に抑えた。
トゥサンは8回表、ＳＫの5番手ユン・ギルヒョンから7番ユ・ミンサンのプロ４年目での初本塁打で1点を勝ち越した。ＳＫはシン・ジェウン、イ・ジェヨン、チョン・ウラムの系統で追加点を与えなかった。3位トゥサンはオ・ヒョンテク、ユン・ミョンジュン、イ・ヒョンスンの継投で1点差を守りきり勝利した。打線ではヤン・ウィジが3安打1本塁打1打点、7番チェ・ジュファンが3安打と活躍。7位ＳＫは3回以外打線がつながらなかった。
ロッテ ４−３ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）チョン・デヒョン １勝１敗２Ｓ （セーブ）ホン・ソンミン ４勝２敗１Ｓ （敗）ソン・スンナク ３勝４敗２１Ｓ
（本塁打) ロッテ ： ソン・アソプ ９号、カン・ミンホ ２９号 ネクセン ： パク・ピョンホ ４２号、キム・ミンソン １４号
ネクセンは1回裏、ロッテの先発リンドブロムから4番パク・ピョンホの犠牲フライで1点を先制し、4回裏パク・ピョンホ、キム・ミンソンの2者連続本塁打で2点を追加した。ネクセンの先発ムン・ソンヒョンは6回を無失点に抑え、7回から2番手チョ・サンウが登板した。
ロッテも7回からカン・ヨンシク、チョン・デヒョンの継投で追加点を与えず、8回表、ネクセンの3番手ハン・ヒョンヒィから1番ソン・アソプの2ランで1点差とした。8位ロッテは9回表、ネクセンの4番手ソン・スンナクから6番カン・ミンホの2ランで逆転し、最後は4番手ホン・ソンミンが抑え逆転勝ちした。ホン・ソンミンは2013年7月以来のセーブを記録。4位ネクセンはまさかの逆転負けで上位との差が開いてしまった。
キア ２−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １２勝４敗 （セーブ）ユン・ソンミン １勝２敗２２Ｓ （敗）リュ・ジェグク ３勝８敗
キアは3回表、ＬＧの先発リュ・ジェグクから3番ピルのタイムリーで1点を先制し、4回表6番ナ・ジワンの犠牲フライで1点を追加した。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは無失点を続け、7回途中から2番手の新外国人エバン・ミークが登板した。ＬＧは8回途中からユン・ジウン、イム・ジョンウの継投で追加点を与えなかった。
ＬＧは9回裏、キアの守護神ユン・ソンミンから3番パク・ヨンテクのタイムリーで1点差としたが、そのパク・ヨンテクが牽制で刺されたこともありキアが逃げ切り、サムソンに敗れたハンファと勝率5割で同率5位に浮上した。7回途中まで無失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは12勝目。9位ＬＧは8回途中まで2失点と好投したリュ・ジェグクを打線が援護できなかった。
