DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン5連勝  ハンファ5位浮上

ネクセン 2−3 サムソン  (大邱
(勝)イム・チャンヨン 4勝2敗19S  (敗)チョ・サンウ 5勝5敗
本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 37号  サムソン : チェ・ヒョンウ 27号
 サムソンは1回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから4番チェ・ヒョンウの2ランで先制した。バンヘッケンは2回以降追加点を与えず、ネクセンは6回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから4番パク・ピョンホの2ランで2-2の同点に追いついた。サムソンは7回からシム・チャンミン、アン・ジマン、イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)の系統で勝ち越し点を許さなかった。
 首位サムソンは9回裏、ネクセンの2番手チョ・サンウから5番パク・ソンミンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、5連勝で独走態勢を固めている。打線ではチェ・ヒョンウが3安打1本塁打2打点と活躍。4位ネクセンは先発バンヘッケンが7回2失点と好投したが、打線が火を噴かず3連敗。 


キア 9−2 NC  (馬山)
(勝)ヤン・ヒョンジョン 11勝4敗  (敗)イ・ジェハク 5勝5敗
本塁打) キア : ペク・ヨンファン 7号、ナ・ジワン 6号  NC : ナ・ソンボム 19号、パク・ミヌ 2号
 NCは1回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を先制し、3回裏1番パク・ミヌの本塁打で1点を追加した。キアは4回表、NCの先発イ・ジェハクから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリー、7番ペク・ヨンファンの満塁本塁打、9番パク・チャンホの犠打で6-2と逆転した。NCは5回から2番手チェ・グムガンを登板させたが、キアは6回表、NCの3番手キム・ジンソンから3番ナ・ジワンの本塁打で1点、8回表、NCの5番手ペ・ジェファンから1番シン・ジョンギルのタイムリーで2点を追加した。
 NCはイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、イム・チャンミンの継投で追加点を与えなかった。7位キアは8回以降シム・ドンソプ、ハン・スンヒョクの継投で相手の反撃を断ち快勝した。7回を2失点に抑えたヤン・ヒョンジョンが11勝目。2位NCは先発イ・ジェハクが4回6失点と不振で、連勝が7で止まった。


LG 1−9 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ユ・ヒィグァン 15勝3敗  (敗)リュ・ジェグク 3勝7敗
本塁打) LG : ヤン・ソックァン 6号  トゥサン : キム・ヒョンス 15号
 トゥサンは4回裏、LGの先発リュ・ジェグクから4番キム・ヒョンスの本塁打で1点を先制した。LGは5回表、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから6番ヤン・ソックァンの本塁打で1-1の同点に追いついた。トゥサンは7回裏2番パク・コヌのタイムリーで1点を勝ち越しリュ・ジェグクをノックアウトすると、代わったLGの2番手チン・ヘス、3番手イ・ドンヒョン、4番手イ・スンヒョンから3番オ・ジェウォン、8番チョン・スビン、9番キム・ジェホのタイムリーなどで7点を追加した。
 LGの5番手イ・ジュンヒョンは追加点を与えなかった。8回以降ユン・ミョンジュン、ハム・トクチュ、ノ・ギョンウンの継投で相手の反撃を断ち、3位トゥサンが快勝した。7回を1失点に抑えたユ・ヒィグァンは最多勝争い単独トップの15勝目。9位LGは7回に先発リュ・ジェグクが降板するとリリーフ陣が崩れ、打線も反撃できなかった。 



KT 10−4 SK  (仁川)
(勝)ジャマーノ 2勝2敗  (敗)ムン・グァンウン 1勝4敗1S
本塁打) KT : マルテ 14号、パク・キョンス 15,16号  SK : パク・チョングォン 12号、チョン・サンホ 8号
 KTは1回表、SKの先発チェ・ビョンニョンから3番マルテの2試合連続本塁打となる2ランで先制し、2回表6番パク・キョンスの本塁打、1番オ・ジョンボクのタイムリーで2点を追加した。SKは2回裏、KTの先発の新外国人ジャマーノ(元福岡ソフトバンク)から6番パク・チョングォンの2試合連続本塁打となる2ラン、8番チョン・サンホの2ランで4-4の同点に追いついた。KTは3回表、SKの2番手ムン・グァンウンから5番チャン・ソンウ、パク・キョンス、8番パク・キヒョク、9番キム・ミンヒョクのタイムリーで5点を勝ち越し、5回表、SKの3番手チョン・ユスからパク・キョンスのこの試合2本目の本塁打で1点を追加した。
 SKはパク・チョンベ、パク・ミンホが追加点を与えなかった。8回以降ホン・ソンヨン、キム・ジェユンの継投で相手の反撃を断ち、新球団KTが勝利した。7回を4失点に抑えたジャマーノは2勝目。打線ではパク・キョンスが3安打2本塁打3打点、2番イ・デヒョンが4安打、7番チャン・ソンホが3安打と活躍。SKは序盤の大量失点で敗れ、ロッテに勝ったハンファに抜かれ6位に後退。打線では5番チェ・ジョンが3安打と活躍。
 

ロッテ 1−2 ハンファ  (大田)
(勝)ペ・ヨンス 4勝5敗  (セーブ)クォン・ヒョク 8勝8敗15S  (敗)リンドブロム 9勝7敗
本塁打) ハンファ : チョン・グヌ 5号
 ロッテは3回表、ハンファの先発ペ・ヨンスから3番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を先制した。ペ・ヨンスは4回以降追加点を与えず、ハンファは5回裏、ロッテの先発リンドブロムから1番チョン・グヌの2ランで逆転した。7回表から2番手ユン・ギュジンが登板し、ロッテは8回裏にカン・ヨンシク、キム・ソンベの継投で追加点を与えなかった。
 最後は3番手クォン・ヒョクが抑えハンファが接戦を制し、KTに敗れたSKを抜いて5位に浮上し勝率も5割を超えた。6回を1失点に抑えたペ・ヨンスが4勝目。打線ではチョン・グヌが3安打1本塁打2打点と活躍。8位ロッテは先発リンドブロムが7回2失点と好投したが、打線の援護がなく4連敗。