ＬＧ−キア(光州)は雨天中止。
ネクセン ４−７ サムソン （浦項）
（勝）シム・チャンミン ２勝３敗 （セーブ）イム・チャンヨン ３勝２敗１６Ｓ （敗）バンヘッケン ９勝４敗
（本塁打） ネクセン ： パク・ピョンホ ２９号
ネクセンは1回表、サムソンの先発フィガロ(元オリックス)から4番パク・ピョンホの2試合連続本塁打となる2ランで先制した。サムソンは2回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから8番イ・ジヨンの内野ゴロや相手のエラーの間に3-2と逆転した。ネクセンは3回表相手のエラーで3-3の同点に追いつき、4回表相手のエラーで4-3と逆転した。サムソンは8回からパク・クンホン、シム・チャンミンと継投策をとった。
サムソンは8回裏バンヘッケンから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで4-4の同点に追いつくと、代わったネクセンの2番手ソン・スンナクから5番パク・ソンミンの犠牲フライ、6番イ・スンヨプ(元オリックス)、代打チェ・テインのタイムリーで3点を勝ち越し逆転した。最後は4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)が抑え、サムソンが3連敗から脱出しＳＫに敗れたＮＣを抜いて首位に浮上した。4位ネクセンは先発バンヘッケンを8回途中まで引っ張ったが裏目に出た。
ＳＫ ７−６ ＮＣ （馬山）
（勝）チョン・ウラム ７勝２敗７Ｓ （敗）イム・チャンミン １勝３敗１６Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン ９．１０号 ＮＣ ： キム・ソンウク ２号
ＳＫは1回表、ＮＣの先発エリック・ハッカーから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制し、3回表2番イム・フンのタイムリーで1点、4回表9番キム・ソンヒョンのタイムリーで2点を追加した。ＮＣは4回裏、ＳＫの先発の新外国人セッドン(セドン・元読売)から2番キム・ソンウクの2ラン、4番テームズ、5番イ・ホジュンのタイムリーで4-4の同点に追いつき、さらに代わったＳＫの2番手チョン・ユスから9番キム・テグンのタイムリーで5-4と逆転した。ＮＣは6回裏、ＳＫの3番手ムン・グァンウンから8番ソン・シホンのタイムリーで1点を追加した。ＳＫは8回表、ＮＣの2番手キム・ジンソンからチェ・ジョンの本塁打、6番キム・ガンミンのタイムリーで6-6の同点に追いついた。
ＮＣはチェ・グムガン、イム・ジョンホ、ＳＫはユン・ギルヒョンなどが無失点に抑え、試合は延長に突入した。6位ＳＫは11回表、ＮＣの5番手イム・チャンミンからチェ・ジョンのこの試合2本目となる本塁打で1点を勝ち越すと、最後は5番手チョン・ウラムが抑え延長戦を制した。打線では2006年以降10年連続2ケタ本塁打を達成したチェ・ジョンが3安打2本塁打3打点、キム・ガンミンが3安打1打点と活躍。ＮＣはリードを守りきれず連勝が4で止まり、ネクセンに勝ったサムソンに首位の座を1日で明け渡した。打線では6番イ・ジョンウクが3安打と活躍。
ＫＴ ０−１１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ユ・ヒィグァン １２勝２敗 （敗）チョン・デヒョン ４勝７敗
（本塁打） トゥサン ： オ・ジェウォン ９号、キム・ヒョンス １１号、ロメロ ６号、パク・コヌ ２号
トゥサンは1回裏、ＫＴの先発チョン・デヒョンから3番キム・ヒョンス、5番ヤン・ウィジのタイムリーで2点を先制し、4回裏、ＫＴの2番手の高卒新人オム・サンベクから6番オ・ジェウォンの2ランでリードを広げた。トゥサンの先発ユ・ヒィグァンは無失点を続け、6回裏、ＫＴの4番手シム・ジェミン、5番手の高卒新人チュ・グォンから9番キム・ジェホのタイムリー、キム・ヒョンス、4番ロメロの2者連続本塁打、7番コ・ヨンミンのタイムリーで6点を追加した。
トゥサンは7回裏、ＫＴの6番手の大卒新人キム・ミンスから途中出場の1番パク・コヌの本塁打で1点を追加し、ユン・ミョンジュン、ハム・トクチュの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで勝利しＳＫに敗れたＮＣと同率2位に並んだ。7回を無失点に抑えたユ・ヒィグァンは最多勝争い単独トップの12勝目。打線ではキム・ヒョンスが3安打1本塁打4打点、ヤン・ウィジが3安打1打点と活躍。新球団ＫＴは先発チョン・デヒョンが1回2失点で早期降板し、打線もいいところがなく完敗を喫し連勝は3で止まった。
ロッテ １２−１０ ハンファ （清州）
（勝）イ・ジョンミン １勝４敗１Ｓ （敗）クォン・ヒョク ７勝８敗１１Ｓ
（本塁打） ロッテ ： チェ・ジュンソク １５号、アドゥチ １６号、キム・ジュヒョン １号 ハンファ ： チャン・ウンホ ２号、イ・ヨンギュ ３号
ハンファは1回裏、ロッテの先発リンドブロムから2番チャン・ウンホの本塁打で1点を先制し、リンドブロムはこの回打球を手に受け2番手パク・セウンに交代すると、ハンファはこの回6番イ・ソンヨルのタイムリーで1点を追加した。ロッテは3回表、ハンファの先発ペ・ヨンスから2番キム・ムンホのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファは3回裏4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の併殺打の間に3-2と勝ち越したが、ロッテは4回表5番チェ・ジュンソクのタイムリーで3-3の同点に追いついた。ハンファは4回裏1番イ・ヨンギュの2ランで勝ち越したが、ロッテは5回表、ハンファの4番手パク・チョンジンから3番ファン・ジェギュンのタイムリー、チェ・ジュンソクの3ランで7-5と逆転した。さらに7回表、ハンファの5番手ソン・チャンシク、6番手ユン・ギュジンから1番アドゥチの3試合連続本塁打、ファン・ジェギュン、チェ・ジュンソクのタイムリーで3点を追加した。
ハンファは7回裏、ロッテの3番手キム・スンフェ、4番手ホン・ソンミンからチャン・ウンホのタイムリーなどで2点を返し、7番手の高卒新人キム・ミヌも無失点に抑えた。ハンファは9回裏、ロッテの7番手キム・ソンベ、8番手カン・ヨンシク、9番手イ・ジョンミンから3番チョン・グヌのタイムリー、5番ハン・サンフンへの押し出しの四球、途中出場の6番イ・シチャンの犠牲フライで10-10の同点に追いつき試合は延長戦に突入した。ロッテは10回表、ハンファの8番手クォン・ヒョクから代打キム・ジュヒョンのプロ9年目での初本塁打で2点を勝ち越し、最後はイ・ジョンミンが抑え延長戦を制し、4連敗から脱出し試合が雨天中止となったＬＧを勝率で上回り8位に復帰した。打線ではチェ・ジュンソクが3安打1本塁打5打点、アドゥチが3安打1本塁打1打点、4番ソン・アソプが3安打と活躍。敗れた5位ハンファは頼みのクォン・ヒョクが打たれ、連勝は3で止まった。打線ではチャン・ウンホが5安打1本塁打2打点、チョン・グヌが3安打1打点と活躍。
(10回表決勝2ランを打ったキム・ジュヒョン。)
