ロッテ ４−３ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ラリー ５勝５敗 （セーブ）イ・ソンミン ２勝４敗１Ｓ （敗）ノ・ギョンウン １勝３敗４Ｓ
トゥサンは2回裏、ロッテの先発ラリーから7番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を先制し、先発ホ・ジュンヒョクも6回途中まで無失点を続けた。そして6回裏8番チェ・ジェフンの犠牲フライで1点を追加した。ロッテは7回表、トゥサンの2番手イ・ヒョンホからチャンスをつくると、代わった3番手オ・ヒョンテク、4番手イ・ヒョンスンから代打パク・チョンユン、2番アドゥチのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ラリーは8回まで2失点に抑えた。
ロッテは9回表、トゥサンの5番手ノ・ギョンウンから相手のエラー、暴投で2点を勝ち越した。トゥサンは9回裏、ロッテの2番手イ・ソンミンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点差としたが、8位ロッテが逃げ切った。ラリーが5勝目。イ・ソンミンはプロ3年目にして初セーブ。打線ではアドゥチが3安打1打点と活躍。敗れたトゥサンはＮＣ，サムソンに抜かれ3位に後退。打線では個人通算1200安打を達成したキム・ヒョンスが3安打1打点と活躍。
ハンファ ３−４ ＮＣ （馬山）
（勝）ハッカー ８勝３敗 （セーブ）イム・チャンミン １勝１敗１３Ｓ （敗）ユン・ギュジン １勝１敗７Ｓ
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン １２号 ＮＣ ： イ・ホジュン １６号、キム・テグン ４号
ハンファは1回表、ＮＣの先発エリック・ハッカーから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の3ランで先制した。ＮＣは4回裏、ハンファの先発ペ・ヨンスから4番テームズのタイムリー、5番イ・ホジュンの2試合連続本塁打となる2ランで3-3の同点に追いついた。ハンファは6回から2番手パク・チョンジンを登板させ、ハッカーは2回以降無失点を続けた。
ＮＣは8回裏、ハンファの3番手ユン・ギュジンから9番キム・テグンの本塁打で1点を勝ち越し、最後は2番手イム・チャンミンが抑え接戦を制し、ロッテに敗れたトゥサンを抜いて再び首位に浮上した。8回を3失点に抑えたハッカーが8勝目。打線がつながらなかった5位ハンファは2015年シーズン初の3連敗。
サムソン ７−３ ＳＫ （仁川）
（勝）フィガロ １０勝３敗 （敗）チョン・ユス １勝４敗
（本塁打） サムソン ： ナバーロ ２２号
ＳＫは3回裏、サムソンの先発フィガロ(元オリックス)から5番イ・ジェウォン、6番パク・チョングォンのタイムリーで3点を先制した。サムソンは4回表、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから3番ナバーロの2ランで反撃した。フィガロは4回以降追加点を与えず、キム・グァンヒョンは7回を2失点に抑えた。サムソンは8回表、ＳＫの2番手チョン・ユスからチャンスをつくると、代わった3番手ユン・ギルヒョンから代打チェ・テイン、8番イ・ジヨンのタイムリーで6-3と逆転し、8回裏から2番手アン・ジマンが登板した。
サムソンは9回表、ＳＫの4番手ソ・ジニョンから途中出場の4番パク・ヘミンのタイムリーで1点を追加し、最後は3番手シム・チャンミンが抑え逆転勝ちでロッテに敗れたトゥサンを抜いて2位に浮上した。7回を3失点に抑えたフィガロは最多勝争い単独トップの10勝目。打線ではイ・ジヨンが3安打1打点と活躍。6位ＳＫはリリーフ陣が崩れ、なかなか波に乗ることができない。
ＬＧ ４−２ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ウ・ギュミン ３勝２敗 （セーブ）ポン・ジュングン １勝２敗８Ｓ （敗）キム・デウ ２勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・ヨンテク １０号、ソ・サンウ １号 ネクセン ： キム・ハソン １３号
ＬＧは1回表、ネクセンの先発ソン・シニョンから1番パク・ヨンテクの本塁打で1点を先制し、ソン・シニョンはここで痛みを訴え2番手キム・ドンジュンに後退した。ＬＧの先発ウ・ギュミンも無失点を続け、キム・ドンジュンは6回途中まで無失点に抑えた。ネクセンは6回裏1番キム・ハソンの本塁打で1-1の同点に追いついた。ＬＧは9回表、ネクセンの3番手キム・デウから途中出場の3番ソ・サンウのプロ4年目での初本塁打、初打点となる2ランで勝ち越した。
ネクセンは8回裏1番キム・ハソンのタイムリーで1点を返し、ここでＬＧの2番手ユン・ジウンが登板した。ＬＧは9回表、ネクセンの5番手ソン・スンナクからパク・ヨンテクの内野ゴロの間に1点を追加した。最後は3番手ポン・ジュングンが抑え9位ＬＧが3連勝となった。8回途中まで2失点に抑えたウ・ギュミンが3勝目。4位ネクセンは打線がつながらず上位との差を縮められなかった。
(プロ初本塁打を放ったソ・サンウ。)
ＫＴ ３−７ キア （光州）
（勝）チェ・ヨンピル ３勝１敗 （敗）オム・サンベク ２勝３敗
（本塁打） キア ： シン・ジョンギル ２号、ピル １１号
ＫＴは3回表、キアの先発キム・ジヌから3番マルテ、5番キム・サンヒョンのタイムリーで3点を先制した。キアは3回裏、ＫＴの先発オム・サンベクから1番シン・ジョンギルの2ランで反撃し、4回途中から2番手チェ・ヨンピルが登板した。さらにキアは4回裏5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリー、相手のエラーで4-3と逆転した。さらに6回表から3番手キム・テヨンが登板し、6回裏4番ピル、代打キム・ダウォンのタイムリーで3点を追加し、オム・サンベクをノックアウトした。
ＫＴはユン・グニョン、ペ・ウヨルの継投で追加点を与えなかった。8位キアはキム・ビョンヒョン(元東北楽天)、シム・ドンソプ、キム・グァンスの継投で相手の反撃を断ち逆転勝ちし、勝率5割に達した。41歳のチェ・ヨンピルが3勝目。新球団ＫＴは先発オム・サンベクが6回途中7失点と振るわず、キア相手に7戦全敗と未勝利である。
