ロッテ ２−６ サムソン （浦項）
（勝）チャ・ウチャン ４勝２敗 （セーブ）イム・チャンヨン ２敗１４Ｓ （敗）リンドブロム ７勝３敗
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ １８号
サムソンは1回裏、ロッテの先発リンドブロムから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制し、3回裏3番チェ・テインのタイムリーで1点を追加した。サムソンの先発チャ・ウチャンは無失点を続け、6回裏7番パク・ヘミンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは7回表5番カン・ミンホの3試合連続本塁打となる2ランで1点差とし、7回裏から2番手ホン・ソンミンを登板させた。だがサムソンは8回表からアン・ジマン、パク・クンホンと継投策をとり、その裏、ロッテの4番手イ・ソンミンから相手のエラーで3点を追加した。
結局最後は4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)が抑え、首位サムソンが逃げ切り6連勝と独走態勢をつくりつつある。7回を2失点に抑えたチャ・ウチャンは4勝目。6位ロッテは先発リンドブロムが6回を3失点に抑えたが、打線が援護できず3連敗。
キア ６−０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ヤン・ヒョンジョン ６勝２敗 （敗）チャン・ウォンジュン ５勝２敗
（本塁打） キア ： キム・ウォンソプ ３号、キム・ホリョン １号
キアは2回表、トゥサンの先発チャン・ウォンジュンから8番イ・ソンウのタイムリーで1点を先制し、先発ヤン・ヒョンジョンは無失点を続けた。キアは6回表、トゥサンの2番手オ・ヒョンテクから代打キム・ウォンソプの内野ゴロの間に1点、8回表、トゥサンの3番手ユン・ミョンジュンからキム・ウォンソプの本塁打で3点を追加した。キアは9回表、トゥサンの5番手イ・ヒョンホから2番の大卒新人キム・ホリョンのプロ初本塁打で1点を追加した。
結局ヤン・ヒョンジョンは9回裏も無失点に抑え、8位キアが完封勝利を収めた。被安打1と完璧に近い内容だったヤン・ヒョンジョンは2010年6月以来となる完封勝利となる6勝目で、3試合にわたって25イニング連続無失点と好調を維持している。打線ではキム・ウォンソプが1本塁打4打点と活躍。2位トゥサンは先発チャン・ウォンジュンも好投したが6回途中でアクシデントもあり降板し、打線もヤン・ヒョンジョンの前に沈黙してしまった。
(完封勝利をおさめたヤン・ヒョンジョン。)
ＬＧ ４−１ ＮＣ （馬山）
（勝）リュ・ジェグク ２勝３敗 （セーブ）ポン・ジュングン ２敗６Ｓ （敗）イ・テヤン ２勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： オ・ジファン ４号
ＬＧは2回表、ＮＣの先発イ・テヤンから6番ヤン・ソックァンのタイムリー、9番ファンモク・チスンの犠牲フライで2点を先制し、先発リュ・ジェグクは好投を続けた。ＬＧは5回表オ・ジファンの本塁打で1点、6回表、ＮＣの2番手パク・チヌから代打チョン・ソンフンのタイムリーで1点を追加した。ＮＣは7回以降イム・ジョンホ、キム・ジンソン、イム・チャンミンの継投で追加点を与えず、7回裏6番イ・ジョンウクの内野ゴロの間に1点を返した。
9位ＬＧは8回以降チョン・チャンホン、ポン・ジュングンの継投で相手の反撃を断ち3連勝となった。7回を1失点に抑えたリュ・ジェグクが3勝目。ポン・ジュングンは史上15人目となる個人通算100セーブを達成。3位ＮＣは先発イ・テヤンが5回途中3失点で降板し、打線もつながらず3連敗。
ハンファ ２−１５ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）フィアベンド ５勝４敗 （敗）アン・ヨンミョン ５勝２敗
（本塁打） ハンファ ： キム・フェソン ９号、チョ・インソン ２号 ネクセン ： ユ・ハンジュン １５号、パク・ピョンホ １６号、スナイダー ８号、キム・ミンソン ５号
ハンファは2回表、ネクセンの先発フィアベンドから6番キム・フェソン、7番チョ・インソンの2者連続本塁打で2点を先制した。ネクセンは4回裏、ハンファの先発アン・ヨンミョンから5番ユ・ハンジュンの本塁打、9番パク・トンウォンのタイムリーで2-2の同点に追いつくと、代わったハンファの2番手パク・チョンジンから相手のエラー、3番スナイダーのタイムリーで6-2と逆転した。さらに代わったハンファの3番手ソン・チャンシクから4番パク・ピョンホの2ラン、8番キム・ハソンへの押し出しの四球、9番パク・トンウォンの犠牲フライで4点を追加した。
ネクセンは5回裏、ハンファの4番手イ・ドンゴルからスナイダー、6番キム・ミンソンの本塁打で3点、6回裏2番コ・ジョンウクのタイムリーで1点を追加し、7回表から2番手ヤン・フンが登板した。4位ネクセンは8回裏、ハンファの5番手パク・ソンホからユ・ハンジュンのタイムリーで1点を追加し、最後は3番手イ・サンミンが抑え打線の爆発で快勝した。6回を2失点に抑えたフィアベンドは5勝目。先発全員安打を記録した打線ではユ・ハンジュンが3安打1本塁打2打点、キム・ハソンが3安打1打点、スナイダーが1本塁打3打点と活躍。投手陣が崩壊した7位ハンファは勝率5割となってしまった。
ＳＫ ３−７ ＫＴ （水原）
（勝）オクスプリング ３勝７敗 （敗）ケリー ２勝３敗
（本塁打） ＫＴ ； ムン・サンチョル ２号、パク・キョンス ２号
ＳＫは1回表、ＫＴの先発オクスプリング(元阪神)から3番イ・ジェウォンのタイムリーで先制し、4番ブラウンの併殺打の間に1点を追加した。ＫＴは1回裏、ＳＫの先発ケリーから4番の新外国人ダン・ブラックの韓国初打席初安打初打点となるタイムリーで1点を返し、6番チャン・ソンウの2点タイムリーで逆転した。さらに2回裏8番ムン・サンチョルの本塁打で1点、4回裏ダン・ブラックのタイムリーなどで2点を追加した。そして5回裏、ＳＫの2番手イ・ジェヨンから7番パク・キョンスの本塁打で1点を追加した。
ＳＫは7回表7番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を返し、3番手コ・ヒョジュンは追加点を与えなかった。結局オクスプリングは9回表を三者凡退に抑え、新球団ＫＴが逆転勝ちした。3失点でチーム史上初の完投勝利を記録したオクスプリングは3勝目。自身の完投勝利もロッテ在籍時の2013年5月以来だった。打線では新外国人ダン・ブラックが3安打2打点、2番ハ・ジュンホが3安打と活躍。5位ＳＫは先発ケリーが4回6失点と振るわず、上位との差が開いてしまった。
(チーム史上初の完投を記録したオクスプリング。)
