20日、ソウル市内のホテルで第1回プレミア12(2015年11月8-21日)の共同記者会見が開催され、強豪12か国の代表チームが参加する国際大会の要綱が発表された。
プレミア12はWBSC(世界野球ソフトボール連盟)が開催する国際大会で、2008年北京大会を最後に除外された野球が、今後の夏季オリンピックに復帰できるように働きかけることを目標としている。記念すべき第1回大会は日本、台湾で共同開催され、韓国代表はグループリーグでグループB(日本・ベネズエラ・ドミニカ共和国・メキシコ・アメリカ合衆国)に属することになり、11月8日、大会開幕戦で日本と札幌ドームで対戦することも発表された。(グループAは台湾・オランダ・イタリア・プエルトリコ・キューバ・カナダとなり、11月9日、台湾−オランダの初戦が台中洲際野球場で開催される)
この大会に関して、KBO(韓国野球委員会)のキム・インシク技術委員は、プロ選手からなるベストメンバーを送る方針であるとしたものの、大会の時期が韓国シリーズなどポストシーズンと重なる可能性もあり、代表監督の人選とともに詳細は明言しなかった。なお大会の規定により9月10日まで45名の1次エントリー、10月10日まで28名の最終エントリーを確定させなくてはならない。
2013WBC(ワールドベースボールクラシック)、2014年仁川アジア大会に続いて3年連続で結成されるプロ選手主体の野球韓国代表チームがどのような姿になるのか、その輪郭が見えてくるにはまだ多少の時間がかかりそうである。
(文責:ふるりん)