サムソン ５−１ ＫＴ （水原）
（勝）ユン・ソンファン １勝 （敗）パク・セウン １敗
（本塁打） サムソン ： ク・ジャウク １号
サムソンは4回表、ＫＴの先発パク・セウンから4番チェ・ヒョンウ、5番イ・スンヨプ(元オリックス)、6番ク・ジャウクのタイムリーで4点を先制し、先発ユン・ソンファンも無失点を続けた。サムソンは6回表、ＫＴの2番手チョン・デヒョンからク・ジャウクのプロ4年目にしての初本塁打で1点を追加した。ＫＴはこの後チョン・デヒョン、キム・ギピョが追加点を与えなかった。サムソンは7回裏から2番手シン・ヨンウン、8回裏から3番手パク・クンホンが登板した。
ＫＴは9回裏、サムソンの4番手クォン・オジュンから2番イ・デヒョンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででサムソンが勝利した。6回を無失点に抑えたユン・ソンファンが勝利投手。新球団ＫＴは19歳の若手パク・セウンが5回4失点と経験不足を露呈し、開幕4連敗。
ネクセン ３−１０ ＮＣ （馬山）
（勝）ハッカー １勝 （敗）フィアベンド １敗
（本塁打） ＮＣ ： チ・ソックン １号、テームズ １号、キム・テギュン １号
ネクセンは1回表、ＮＣの先発エリック・ハッカーから相手のフィルダースチョイス、5番キム・ミンソンの犠牲フライで2点を先制した。ＮＣは1回裏、ネクセンの先発の新外国人フィアベンドから6番イ・ホジュンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。さらに2回裏9番チ・ソックンの本塁打で3-2と逆転し、3回裏4番テームズの2ラン、相手のパスボールで3点を追加した。ネクセンは5回表1番ソ・ゴンチャンの内野ゴロの間に1点を返した。ＮＣは7回裏、ネクセンの3番手マ・ジョンギルから8番キム・テグンの本塁打で1点を追加した。
さらにＮＣは8回裏、ネクセンの5番手キム・ジョンフンから5番モ・チャンミン、イ・ホジュンのタイムリー、キム・テグンの犠牲フライで3点を追加し、7回以降イム・ジョンホ、イ・ミンホ、チェ・グムガンの継投で相手の反撃を断ち、本拠地・馬山での開幕戦で2015年シーズン初勝利をあげた。6回を3失点に抑えたハッカーが勝利投手。打線ではテームズが3安打1本塁打2打点、イ・ホジュンが3打点、1番キム・ジョンホが3安打と活躍。ネクセンでは韓国初登板となったフィアベンドが5回6失点と振るわなかった。
ロッテ ２−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ドンヒョン １勝 （敗）イ・ジョンミン １敗
（本塁打） ロッテ ： ハ・ジュンホ １号
ロッテは3回表、ＬＧの先発イム・ジョンウから8番ハ・ジュンホの本塁打で1点を先制した。さらに5回表、ＬＧの2番手シン・ジェウンから1番の新外国人アドゥチのタイムリーで1点を追加した。ＬＧは5回裏、ロッテの先発イ・サンファから9番ソン・ジュインのタイムリー、2番チョン・ソンフンの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。ＬＧは6回以降キム・ソンギュ、チョン・チャンホン、イ・ドンヒョン、ロッテはシン・ギュボム、チョン・ジェフン、イ・ミョンウ、イ・ジョンミンの好投で互いに勝ち越し点を与えず、試合は延長に突入した。
ＬＧは10回裏イ・ジョンミンからチャンスをつくると、代わったロッテの6番手キム・スンフェから7番キム・ヨンウィのタイムリーでサヨナラ勝ちし、3連敗から脱して2015年シーズン初勝利をあげた。8回途中から10回まで無失点に抑えたイ・ドンヒョンが勝利投手。打線では1番オ・ジファンが3安打と活躍。ロッテは開幕からの連勝が3で止まった。
(ロングリリーフで好投したイ・ドンヒョン。)
キア ３−０ ＳＫ （仁川）
（勝）スティンソン １勝 （セーブ）ユン・ソンミン ２Ｓ （敗）キム・グァンヒョン １敗
（本塁打） キア ： イ・ボムホ １号
この試合からＳＫの本拠地・文鶴野球場は「仁川ＳＫ幸福ドリーム球場」の名称で呼ばれるようになった。キアは4回表、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから3番ピル、6番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで2点を先制し、先発の新外国人スティンソンも無失点と好投した。キアは6回表、ＳＫの2番手チョン・ユスから相手のパスボールで1点を追加した。ＳＫはチン・ヘス、パク・チョンフン、コ・ヒョジュンの継投で追加点を与えなかった。
キアは7回以降パク・チュンピョ、チェ・ヨンピル、ユン・ソンミンの継投で相手の反撃を断ち、完封勝利で開幕3連勝となった。韓国初登板のスティンソンは6回を無失点に抑え韓国初勝利。ＳＫは本拠地での2015年シーズン初試合でキム・グァンヒョンが6回途中自責点3で降板し、完封負けを喫した。
トゥサン ６−３ ハンファ （大田）
（勝）ユ・ヒィグァン １勝 （セーブ）ユン・ミョンジュン ２Ｓ （敗）ユーマン １敗
（本塁打） トゥサン ： ミン・ビョンホン １号、ヤン・ウィジ ２号
トゥサンは1回表、ハンファの先発の新外国人ユーマンから1番ミン・ビョンホンの先頭打者本塁打で1点を先制し、2回表7番ヤン・ウィジの2試合連続本塁打、2番チョン・スビンのタイムリーで2点を追加した。ハンファは4回裏、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから5番モーガン(元横浜DeNA)の韓国初打点となる犠牲フライで1点を返した。トゥサンは6回表、ハンファの2番手ユ・チャンシクから1番ミン・ビョンホンへの押し出しの四球、相手の暴投で2点、7回表、ハンファの5番手チョン・デフンからヤン・ウィジの犠牲フライで1点を追加し、7回から2番手イ・ジェウが登板した。
ハンファは8回裏、トゥサンの4番手キム・ガンニュルから相手のエラー、モーガンのタイムリーで2点を返し、6番手の高卒新人キム・ミヌも追加点を与えなかった。最後は5番手ユン・ミョンジュンが抑え、トゥサンが開幕3連勝を飾った。6回を1失点に抑えたユ・ヒィグァンが勝利投手。ハンファは本拠地・大田(ハンファ生命イーグルスパーク)での初試合でユーマンが6回途中自責点4で降板し、反撃も遅かった。
（文責：ふるりん）
