サムソン ５−９ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ドンヒョン ４勝１敗２Ｓ （敗）チャ・ウチャン ３勝３敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ ３０号
サムソンは2回表、ＬＧの先発ティーフォードから4番チェ・ヒョンウの2011年以来となるシーズン30本塁打で1点を先制し、5回表、ＬＧの3番手キム・ソンギュから2番パク・ハニのタイムリー、3番チェ・テインの犠牲フライ、チェ・ヒョンウのタイムリーで3点を追加した。ＬＧは5回裏、サムソンの先発チャン・ウォンサムから相手のエラー、8番ヒョン・ジェユンのタイムリーや9番オ・ジファンの併殺打の間に3点を返した。サムソンは8回表、ＬＧの7番手イ・ドンヒョンから1番ナバーロのタイムリーで1点を追加した。
ＬＧは8回裏、サムソンの3番手チャ・ウチャンから3番パク・ヨンテク、4番イ・ビョンギュ(背番号7)、5番イ・ジニョンのタイムリーで6-5と逆転すると、代わった4番手パク・クンホンから6番チェ・スンジュンのタイムリー、オ・ジファンの犠牲フライで3点を追加した。最後はイ・ドンヒョンが抑え、4位ＬＧが3連勝と勢いに乗っている。打線では1番チョン・ソンフンが3安打と活躍。首位サムソンはエラーが相次ぎまさかの逆転負けで、4年連続公式戦優勝を前に足踏みしている。
キア ３−６ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ムン・ソンヒョン ９勝４敗 （セーブ）ソン・スンナク ２勝５敗３１Ｓ （敗）キム・ビョンヒョン ３勝６敗
（本塁打） キア ： イ・ボムホ １８号
ネクセンは1回裏、キアの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)から3番ユ・ハンジュンの犠牲フライで1点を先制し、2回裏9番パク・トンウォンの内野ゴロの間に1点を追加した。キアは3回表、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから5番アン・チホンのタイムリーで1点を返し、4回表2番イ・デヒョンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。キアは5回表4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で3-2と逆転したが、ネクセンは5回裏相手のエラー、2番イ・テックンの内野ゴロの間に4-3と逆転した。さらに6回裏8番パク・ホンドのタイムリーで1点、7回裏、キアの3番手ハン・スンヒョクから6番キム・ミンソンの併殺打の間に1点を追加した。
ネクセンは6回以降キム・ヨンミン、マ・ジョンギル、ハン・ヒョンヒィ、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち勝利した。これにより2008年の球団創設以来7年目にして初の公式戦2位以上、そして2年連続で出場するポストシーズンで初のプレーオフ以上の進出も確定した。5回を3失点に抑えたムン・ソンヒョンが9勝目。8位キアは先発キム・ビョンヒョンが6回途中5失点と打たれ3連敗。打線ではアン・チホンが3安打1打点と活躍。
ＮＣ １−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チョン・ユス ６勝４敗 （敗）イ・ジェハク １０勝９敗
ＮＣは4回表、ＳＫの先発ムン・グァンウンから4番イ・ホジュンのタイムリーで1点を先制し、先発イ・ジェハクは無失点の好投を続けた。ＳＫは6回からチェ・ビョンニョン、チン・ヘス、イ・ジェヨン、チョン・ユスの継投で追加点を与えず、打線の反撃を待ったがイ・ジェハクも8回まで無失点に抑え、2013年7月以来の完封勝利が目の前に迫っていた。
だが5位ＳＫは9回裏イ・ジェハクから2番チョ・ドンファのバントヒットで1-1の同点に追いつくと、4番パク・チョングォンのタイムリーでサヨナラ勝ちし3連勝で、1.5ゲーム差で追いかけるＬＧとの熾烈な4位争いに踏みとどまった。チョン・ユスが6勝目。ＮＣはイ・ジェハクが2失点と好投しながら打線の援護がなく完投負けを喫した。これで公式戦3位が確定し初出場となるポストシーズンは準プレーオフ(公式戦4位と対戦)から出場することになった。
ロッテ ５−８ ハンファ （大田）
（勝）パク・チョンジン ４勝２敗８Ｓ （敗）キム・スンフェ １勝２敗１７Ｓ
（本塁打） ロッテ ： チョン・ジュヌ １３号 ハンファ ： チョ・インソン ７号、キム・ギョンオン ７号
ロッテは2回表、ハンファの先発イ・テヤンから6番チョン・ジュヌの本塁打で1点を先制した。ハンファは2回裏、ロッテの先発オクスプリング(元阪神)から７番チャン・ウンホの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつくと、８番チョ・インソンの2ランで逆転した。ロッテは5回表4番チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を返し、6回表、ハンファの2番手アン・ヨンミョンから代打ヒメネス(元北海道日本ハム)、2番チョン・フンのタイムリーで5-3と逆転し、7回からチョン・デヒョン、カン・ヨンシクと継投策を取った。
ハンファは9回裏、ロッテの4番手キム・スンフェから2番チョン・グヌの2点タイムリーで5-5の同点に追いつくと、3番キム・ギョンオンの3ランで逆転サヨナラ勝ちし5連敗から脱出した。9回表4番手として登板したパク・チョンジンが4勝目。打線ではチョン・グヌが3安打2打点と活躍。ロッテはまさかの逆転負けで、試合がなかったトゥサンを勝率で下回り7位に後退。
