サムソン ０−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）リオーダン ９勝１０敗 （セーブ)ポン・ジュングン １勝４敗３０Ｓ （敗）バンデンハーク １３勝４敗
ＬＧは4回裏、サムソンの先発バンデンハークから6番イ・ビョンギュ(背番号9・元中日)のタイムリーで1点を先制し、先発リオーダンも好投を続けた。バンデンハークも5回以降追加点を与えなかったが、打線の援護がないまま8回から2番手チャ・ウチャンが登板した。ＬＧは8回途中から2番手ユ・ウォンサン、守護神ポン・ジュングンが登板し同点のピンチをしのいだ。
結局ポン・ジュングンが1点を守りきり、4位ＬＧが完封リレーで勝利した。8回途中まで無失点に抑えたリオーダンが9勝目。首位サムソンは先発バンデンハークが7回1失点と好投したが打線の援護がなく、連勝は3で止まった。なお、2番パク・ハニがこの試合でプロ野球史上7人目となる個人通算1800本安打を達成。
ＮＣ １１−４ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イム・チャンミン ５勝２敗１Ｓ （敗）ヨ・ゴヌク ２勝３敗
（本塁打） ＮＣ ： ナ・ソンボム ２９号、テームズ ３１号、ノ・ジンヒョク １号
ＳＫは2回裏、ＮＣの先発チャーリーから8番ナ・ジュファンのタイムリー、1番イ・ミョンギへの押し出しの四球で2点を先制した。ＮＣは3回表、ＳＫの先発ヨ・ゴヌクの暴投で1点を返した。ＳＫは3回裏5番キム・ガンミンのタイムリーで1点、5回裏6番ハン・ドンミンの犠牲フライで1点を追加した。ＮＣは6回表3番ナ・ソンボムの3ラン、4番テームズの2者連続本塁打で5-4と逆転し、ヨ・ゴヌクをノックアウトした。
ＮＣに7回表、ＳＫの3番手チン・ヘス、4番手コ・ヒョジュンから6番チョ・ヨンフンへの押し出しの四球、7番クォン・ヒィドンのタイムリー、途中出場の8番ノ・ジンヒョクの2ランで6点を追加した。その後イム・チャンミン、ウォン・ジョンヒョン、ホン・ソンヨン、イ・ミンホの継投で相手の反撃を断ち逆転勝ちした。5回途中から6回まで無失点に抑えたイム・チャンミンが5勝目。ＳＫは先発ヨ・ゴヌクが6回途中5失点と打たれ、ロッテに勝ったトゥサンに抜かれ6位に後退。
トゥサン ４−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）マヤ ２勝２敗 （セーブ）イ・ヨンチャン ４勝１敗１４Ｓ （敗）ユーマン １１勝８敗
（本塁打） トゥサン ： チョン・スビン ６号
トゥサンは2回表、ロッテの先発ユーマンから9番チェ・ジュファンのタイムリーで2点を先制し、4回表チェ・ジュファンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。トゥサンの先発マヤは好投し、6回表1番チョン・スビンの本塁打でユーマンをノックアウトした。ロッテは6回裏3番ソン・アソプのタイムリーで1点を返し、チェ・デソン、チョン・デヒョン、イ・ジョンミンの継投で追加点を与えなかった。
トゥサンは8回から2番手ユン・ミョンジュンが登板した。ロッテは9回裏、トゥサンの3番手イ・ヨンチャンから代打キム・デウのタイムリーで2点を返したが、反撃もここまででトゥサンが3連勝し、ＮＣに敗れたＳＫを抜いて5位に浮上した。打線ではチョン・スビンが4安打1本塁打1打点、チェ・ジュファンが3打点と活躍。7位ロッテは先発ユーマンが6回途中4失点と振るわず、打線の反撃も及ばなかった。
キア ３−１ ハンファ （大田）
（勝）シム・ドンソプ １勝５敗１Ｓ （セーブ）キム・テヨン ５勝４敗１Ｓ （敗）ユン・ギュジン ７勝２敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： チェ・ジンヘン １１号
ハンファは5回裏、キアの先発トーマス(元北海道日本ハム)から7番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を先制した。キアは6回表、ハンファの先発イ・テヤンから6番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1-1の同点に追いついた。トーマスは7回途中1失点で2番手チェ・ヨンピルに、イ・テヤンは7回1失点で2番手ユン・ギュジンにそれぞれ交代した。キアは9回から3番手シム・ドンソプを登板させ、結局このまま延長に突入した。
キアは10回表ユン・ギュジンからチャンスを作ると、代わったハンファの3番手アン・ヨンミョンから5番アン・チホンのタイムリー、相手のエラーで2点を勝ち越した。最後は4番手キム・テヨンが抑え、8位キアが延長戦を制した。勝利投手となったシム・ドンソプは開幕からの連敗を5で止めた。キム・テヨンは2011年のトゥサン在籍時以来のセーブ。打線では2番イ・デヒョンが3安打と活躍。最下位ハンファはここに来て5連敗で、残り11試合での3年連続最下位脱出が少し厳しくなってきた。
