サムソン １−２ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ユ・ヒィグァン １０勝７敗 （敗）ペ・ヨンス ７勝６敗
（本塁打） サムソン ： イ・スンヨプ ２８号 トゥサン ： ミン・ビョンホン １１号
サムソンは2回表、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから5番イ・スンヨプ(元オリックス)の本塁打で1点を先制した。トゥサンは3回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスから1番ミン・ビョンホンの2ランで逆転した。サムソンは6回から2番手チャ・ウチャンが登板し、ユ・ヒィグァンは好投を続けた。
6回終了時点で雨が強くなったため試合は中断し、そのまま降雨コールドゲームが宣告されトゥサンが勝利した。そしてロッテがキアに敗れたため5位に浮上した。6回を1失点に抑えたユ・ヒィグァンがプロ初完投で、2年連続２ケタ勝利の10勝目。打線では3番キム・ヒョンスが3安打と活躍。ペ・ヨンスが5回2失点だったが打線が援護できなかった首位サムソンは3連敗。
ネクセン ９−１０ ハンファ （大田）
（勝）アン・ヨンミョン ６勝５敗３Ｓ （敗）ソン・シニョン ２勝１敗
（本塁打） ネクセン ： カン・ジョンホ ３８号、イ・テックン ２０号 ハンファ ： ソン・グァンミン ７号、キム・ギョンオン ５号
ネクセンは1回表、ハンファの先発ユ・チャンシクから5番カン・ジョンホのタイムリーで1点を先制した。ハンファは1回裏、ネクセンの先発ソーサから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の内野ゴロの間に1-1の同点に追いつくと、5番ピーエイのタイムリーで2-1と逆転した。3回裏2番ソン・グァンミンの本塁打で1点を追加した。ネクセンは5回表4番パク・ピョンホのタイムリー、5番カン・ジョンホの3ランで5-3と逆転した。6回表にはハンファの2番手タトゥスコ、3番手の大卒新人チェ・ヨンファンから3番イ・テックン、6番ユン・ソンミンのタイムリーで3点を追加した。
ハンファは7回裏、ネクセンの3番手チョ・サンウから6番キム・テワンのタイムリーで2点を返し、途中出場の7番ソン・ジュホが内野ゴロの間にプロ6年目にして初打点をあげた。ネクセンは8回表、ハンファの4番手アン・ヨンミョンから3番イ・テックンのプロ12年目にして初となるシーズン20号本塁打で1点を追加した。だがハンファは8回裏3番キム・ギョンオンの3ランで9-9の同点に追いついた。このあとネクセンの4番手ソン・スンナクが9回裏ピンチを抑え、試合は延長戦に突入した。
最下位ハンファは10回裏、ネクセンの5番手ソン・シニョンから途中出場の8番チョン・ボムモへの押し出しの四球で逆転サヨナラ勝ちした。9回から10回までは無失点に抑えたアン・ヨンミョンが6勝目。打線ではピーエイが3安打1打点と活躍。2位ネクセンはリリーフが最大5点差を守りきれず逆転負けを喫した。打線ではイ・テックンが4安打1本塁打3打点、カン・ジョンホが3安打1本塁打4打点、1番ソ・ゴンチャンが3安打と活躍。
ＬＧ １２−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ウ・ギュミン ９勝５敗 （敗）チェ・ビョンニョン ７勝１０敗
（本塁打） ＬＧ ： チョン・ソンフン １２，１３号、パク・ヨンテク ７号 ＳＫ ； チョ・ドンファ ２号
ＬＧは3回表、ＳＫの先発チェ・ビョンニョンから1番チョン・ソンフンの本塁打、3番パク・ヨンテクのタイムリーで2点を先制した。さらに4回表9番チェ・ギョンチョルのタイムリー、チョン・ソンフンの2打席連続本塁打で4点を追加し、チェ・ビョンニョンをノックアウトした。ＬＧは6回表、ＳＫの2番手コ・ヒョジュンからチョン・ソンフンのタイムリーで1点を追加し、ＳＫは6回裏、ＬＧの先発ウ・ギュミンから2番チョ・ドンファの2ランで反撃した。
ＬＧは7回表5番イ・ジニョンのタイムリーで1点、8回表、ＳＫの3番手の大卒新人パク・ミンホからパク・ヨンテクの本塁打で3点、9回表、ＳＫの5番手ヨ・ゴヌクから途中出場の1番キム・ヨンウィの内野ゴロの間に1点を追加した。最後は2番手ユン・ジウンが抑え、4位ＬＧが大勝した。7回を2失点に抑えたウ・ギュミンが9勝目。打線ではチョン・ソンフンが4安打2本塁打5打点、パク・ヨンテクが1本塁打4打点、イ・ジニョンが3安打1打点と活躍。ＳＫは先発チェ・ビョンニョンが4回途中まで6失点など投手陣が崩壊し、ロッテに勝ったキアと同率7位に並ばれた。
キア ９−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １４勝６敗 （敗）オクスプリング ７勝７敗
（本塁打） キア ： アン・チホン １７号
ロッテは1回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番チェ・ジュンソクの内野ゴロの間に1点を先制した。キアは4回表、ロッテの先発オクスプリング(元阪神)から5番アン・チホンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、5回表2番シン・ジョンギルのタイムリーで2-1と逆転すると、3番ピルの内野ゴロの間に1点を追加した。さらに6回表7番イ・デヒョン、8番チャ・イルモクのタイムリーで2点を追加し、オクスプリングをノックアウトした。
キアは7回表、ロッテの2番手シム・スチャンからアン・チホンの本塁打で2点を追加し、ロッテも7回裏、キアの2番手キム・テヨンから7番パク・チョンユンのタイムリーで1点を返した。キアは8回表、ロッテの3番手チェ・デソンから1番キム・ジュチャンのタイムリー、シン・ジョンギルの犠牲フライで2点を追加した。ロッテは8回裏3番ソン・アソプのタイムリー、相手のエラーで3点を返したが、シム・ドンソプ、アセンシオの継投でキアが逃げ切り、ＬＧに敗れたＳＫと同率7位に並んだ。
6回を1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンが14勝目。打線ではアン・チホンが3安打1本塁打3打点と活躍。先発オクスプリングが5回5失点と打たれたロッテは、サムソンに勝ったトゥサンに抜かれ6位に後退。2014年シーズン最後の対戦となったこのカードは、8勝8敗の五分で終わった。
