DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   4位ロッテ5連敗 LG4連敗で6位後退

トゥサン−ハンファ(大田)は雨天中止。



ネクセン 8−5 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)バンヘッケン 17勝4敗  (セーブ)ソン・スンナク 2勝4敗25S (敗)ホン・ソンミン 2勝3敗
本塁打) ネクセン : カン・ジョンホ 33号
ロッテは1回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから2番チョン・ジュヌ、4番チェ・ジュンソクのタイムリーで2点を先制した。ネクセンは2回表、ロッテの先発ホン・ソンミンから1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を返し、2番イ・テックンの内野ゴロの間に2-2の同点に追いつくと、3番アン・テヨン、5番カン・ジョンホのタイムリーで5-2と逆転した。ロッテは2回裏チョン・ジュヌのタイムリーで2点を返した。ネクセンは5回表、ロッテの3番手イ・ジョンミンからカン・ジョンホの本塁打で1点を追加し、ロッテも5回裏6番ファン・ジェギュンの犠牲フライで1点を返した。
ネクセンは6回からチョ・サンウ、ハン・ヒョンヒィの継投で同点にさせず、9回表、ロッテの6番手キム・スンフェから途中出場の7番パク・ホンド、8番ムン・ウラムのタイムリーで2点を追加した。最後は守護神ソン・スンナクが抑え、2位ネクセンが逃げ切った。5回5失点ながら打線の援護に恵まれたバンヘッケンは最多勝争いトップの17勝目で、自身の持つ先発での連勝記録を14に塗り替えた。打線ではカン・ジョンホが3安打1本塁打3打点、ソ・ゴンチャン、ムン・ウラムが3安打1打点と活躍。4位ロッテは先発ホン・ソンミンが2回5失点と振るわず4連敗で、4位以下の争いは混沌としている。


NC 4−3 キア  (光州)
(勝)イ・ミンホ 4勝2敗 1S (セーブ)キム・ジンソン 2勝2敗17S (敗)イム・ジュンソプ 4勝7敗
本塁打) NC : イ・ホジュン 20号
キアは1回裏、NCの先発イ・ジェハクから2番イ・デヒョンのタイムリーで1点を先制した。NCは5回表、キアの先発の新外国人トーマス(元北海道日本ハム)から5番イ・ホジュン本塁打で1-1の同点に追いついた。キアは5回裏9番の大卒新人カン・ハヌル、1番キム・ジュチャンのタイムリーで2点を勝ち越した。NCは6回表3番ナ・ソンボムのタイムリー、4番テームズの 犠牲フライで3-3の同点に追いつき、その裏から2番手ウォン・ジョンヒョンを登板させた。
3位NCは8回表、キアの3番手イム・ジュンソプからナ・ソンボムのタイムリーで1点を勝ち越すと、イ・ミンホ、キム・ジンソンの継投で相手の反撃を断って逆転勝ちした。イ・ミンホが4勝目。 7位キアは先発トーマスが6回途中3失点と自身の役割を果たしたものの、惜しくも韓国初勝利はならず、チームも4連勝で止まった。



SK 8ー5 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)バンワート 5勝 (セーブ)ウルフ 1勝2敗3S  (敗)リュ・ジェグク 5勝6敗
本塁打) LG : スナイダー 3号
SKは1回表、LGの先発リュ・ジェグクから3番チェ・ジョンの内野ゴロの間に1点を先制した。LGは3回裏、SKの先発バンワートから相手のエラーで同点とし、2番オ・ジファンの内野ゴロの間に逆転すると、4番イ・ジニョンのタイムリーで1点を追加した。SKは4回表9番チョン・サンホ、代打ハン・ドンミンのタイムリーで4-3と逆転した。さらに5回表、LGの2番手ユ・ウォンサンから7番キム・ソンヒョンのタイムリー、8番イム・フンの犠牲フライ、ハン・ドンミンのタイムリーで4点を追加した。
LGは6回裏5番スナイダーの2ランで反撃し、シン・ジェウン、イ・ドンヒョン、ポン・ジュングンの継投で追加点を与えなかった。8位SKはチン・ヘス、ウルフの継投で相手の反撃を断ち勝利した。バンワートは7回途中で5失点ながら打線の援護に恵まれ、韓国初勝利後自身5連勝。LGは先発リュ・ジェグクが5回持たず降板し、4連敗で試合が雨天中止となったトゥサンを勝率で下回り6位に後退。