キアは22日、キム・サンフン捕手(36)、ユ・ドンフン投手(37)が現役を引退すると発表した。
キム・サンフンは大学卒業後2000年ヘテに入団し、ヘテがキアとなった2001年から正捕手として活躍を続けた。2009年には自己最多の65打点を記録し、打撃面でもキアの韓国シリーズ優勝に貢献した。しかし年々出場機会が減り、2014年シーズンはたったの9試合の出場にとどまっていた。プロ15年間の通算成績は1388試合に出場、打率.242、941安打、67本塁打、458打点、16盗塁。
アンダースローのユ・ドンフンは大学卒業後1999年ヘテに入団し、ヘテがキアとなったあとの2004年に7勝し、主にリリーフとして1軍に定着した。2009年には22セーブ10ホールドとリリーフの柱となり、韓国シリーズ優勝に貢献した。その後も経験豊富なリリーフとして活躍し、2013年も49試合に登板したが、2014年シーズンは故障で1試合も登板していなかった。プロ16年間の通算成績は465試合に登板、36勝29敗59セーブ39ホールド、防御率3.92。
2人とも引退セレモニーを行い、指導者に転身する予定。なお、この2人の引退で、キアには前身のヘテから在籍していた選手は誰もいなくなってしまう。他球団にはNCのイ・ホジュンなど、ヘテ在籍経験者は残っている。
(文責:ふるりん)