ロッテ−ハンファ(大田)は雨天中止。
ネクセン ５−２ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チョ・サンウ ３勝 （セーブ）ソン・スンナク ２敗９Ｓ （敗）ボルスタッド １勝２敗
トゥサンは2回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から8番キム・ジェホの犠牲フライで1点を先制した。ネクセンは3回表、トゥサンの先発ボルスタッドから2番ロッティーノ(元オリックス)のタイムリーで1-1の同点に追いつき、4回表相手の送球判断ミスや8番ムン・ウラムの内野ゴロの間に2点を勝ち越した。トゥサンは4回裏2番ホ・ギョンミンへの押し出しの四球で1点を返したが、ネクセンは5回表5番カン・ジョンホ、6番キム・ミンソンのタイムリーで2点を追加した。
ナイトは5回途中で2番手チョ・サンウにマウンドを譲り、トゥサンはホ・ジュンヒョク、オ・ヒョンテク、イ・ヒョンスン、ユン・ミョンジュンの継投で追加点を与えなかった。ネクセンは7回以降ソン・シニョン、ハン・ヒョンヒィ、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち、首位の座を守った。チョ・サンウが3勝目。打線では最近絶好調で打率4割に乗せたロッティーノが3安打1打点と活躍。トゥサンは先発ボルスタッドが5回途中5失点と振るわず、打線もチャンスを生かせず試合のなかったサムソン、ロッテを勝率で下回り6位に後退。キム・ヒョンスがプロ9年目にして史上67人目となる通算1000安打を達成。
(3安打1打点と活躍したロッティーノ。)
ＬＧ ２−３ ＮＣ （馬山）
（勝）イ・ジェハク ３勝１敗 （セーブ）キム・ジンソン １勝２敗６Ｓ （敗）イム・ジソプ １勝２敗
ＮＣは1回裏、ＬＧの高卒新人イム・ジソプから3番ナ・ソンボムのタイムリーで1点を先制した。ＬＧは2回表、ＮＣの先発イ・ジェハクから7番イ・ビョンギュ(背番号7)の2点タイムリーで逆転した。ＮＣは3回裏イム・ジソプの暴投で同点に追いつき、6番モ・チャンミンの内野ゴロの間に3-2と逆転した。ＬＧはこの回途中から2番手イム・ジョンウが登板し4回以降無失点に抑えた。
ＮＣは8回途中から2番手ウォン・ジョンヒョンを登板させ、9回表のピンチはホン・ソンヨン、キム・ジンソンの継投で1点差を守りきり、2位の座を維持した。8回途中まで2失点に抑えたイ・ジェハクが3勝目。最下位ＬＧはイム・ジソプを早めに交代させたが、打線がつながらずあと一歩及ばなかった。
ＳＫ １８−５ キア （光州）
（勝）キム・グァンヒョン ３勝３敗 （敗）ハン・スンヒョク １勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： シン・ヒョンチョル １号 キア ： アン・チホン ３号
ＳＫは2回表、キアの先発ハン・スンヒョクから8番チョン・サンホのタイムリー、1番キム・ガンミンへの押し出しの四球で2点を奪った。ここで代わったキアの2番手シン・チャンホから2番チョ・ドンファのタイムリー、3番チェ・ジョン、4番イ・ジェウォンの犠牲フライで4点を追加した。キアは2回裏、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから7番シン・ジョンギルのタイムリーで1点を返した。ＳＫは3回表7番シン・ヒョンチョルのプロ9年目での初本塁打で1点を追加し、キアは4回裏5番アン・チホンの2ランで反撃した。
ＳＫは5回表、キアの3番手パク・キョンテからチョン・サンホ、キム・ガンミンのタイムリーで4点を追加し、代わった4番手イム・ジュンヒョクからチェ・ジョン、イ・ジェウォンのタイムリー、6番ハン・ドンミンの犠牲フライ、チョン・サンホのこの回2本目のタイムリーで5回だけで合計11点を奪った。キアは8回裏、ＳＫの3番手イ・ハンジンから途中出場の7番イ・ジョンファンの内野ゴロの間に1点、9回裏途中出場の5番の大卒新人カン・ハヌルのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで3位ＳＫが大勝した。
6回を3失点に抑えたキム・グァンヒョンが3勝目。18得点と爆発した打線ではチョン・サンホが3安打7打点、ハン・ドンミンが3安打1打点、チェ・ジョンが3打点と活躍。投手陣が崩壊したキアでは4番ナ・ジワンが3安打と活躍。なお6回表チョ・ドンファが2塁へ盗塁を試みた際、タイミングはアウトだったがセーフと判定され、これに対して27日のトゥサン-NCでも重大な誤審があったとされていた2塁塁審が試合中にも関わらず交代させられてしまった。
