ロッテ ４−３ サムソン （大邱）
（勝）ホン・ソンミン ４勝２敗１Ｓ （セーブ）キム・ソンベ ４勝１敗３１Ｓ （敗）オ・スンファン ４勝１敗２８Ｓ
（本塁打） ロッテ ： ソン・アソプ ９号
ロッテは3回表、サムソンの先発ペ・ヨンスから相手のエラーで1点を先制した。サムソンは5回裏、ロッテの先発ユーマンから3番パク・ソンミン、4番チェ・ヒョンウのタイムリー、ダブルスチールで3-1と逆転した。ロッテは6回表、サムソンの2番手クォン・ヒョク、3番手アン・ジマンから4番パク・チョンユン、7番パク・チュンソのタイムリーで3-3の同点に追いつき、ユーマンは6回3失点で降板し、7回以降はイ・ミョンウ、ホン・ソンミンが勝ち越し点を与えなかった。
サムソンはシム・チャンミンが勝ち越し点を与えず、試合は3-3のまま延長戦に突入した。5位ロッテは10回表、サムソンの守護神オ・スンファンから3番ソン・アソプの本塁打で1点を勝ち越し、最後は守護神キム・ソンベが何とか守りきり延長戦を制した。3番手ホン・ソンミンが4勝目。首位サムソンは同点の場面で登板した守護神オ・スンファンがまさかの一発を浴び敗戦投手となり、試合のなかった2位ＬＧとのゲーム差が1に縮まった。さらに2013年シーズン公式戦最後の主催試合となり、試合後セレモニーも開かれた。
キア １−１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（本塁打） キア ： パク・キナム ４号 ＳＫ ： パク・チェサン ８号
ＳＫは1回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから2番パク・チェサンの本塁打で1点を先制し、先発レイエスも無失点に抑え続けた。ヤン・ヒョンジョンは2回以降無失点に抑え、打線の反撃を待った。するとキアは7回表レイエスから6番パク・キナムの本塁打で1-1の同点に追いつき、ヤン・ヒョンジョンも8回を1失点と好投した。レイエスも8回1失点と好投し、ＳＫはパク・チョンベ、パク・ヒィス、キアはチェ・ヒャンナム、ハン・スンヒョク、シム・ドンソプの継投で勝ち越し点を与えず、試合は延長に突入した。
キアは10回から12回までキム・ジヌが無失点に抑え、ＳＫはチョン・ユス、チン・ヘスの継投で勝ち越し点を与えず、結局12回を終えても決着がつなかなったが、規定により引き分けとなった。6位ＳＫは11安打ながら1得点とチャンスを生かせなかった。なんとかサヨナラ負けをまぬがれたキアは、同率7位で並んでいたＮＣがハンファに勝ったため、単独8位へと後退した。
ハンファ ２−３ ＮＣ （馬山）
（勝）エリック ４勝１０敗 （セーブ）ソン・ミンハン ５勝６敗８Ｓ （敗）イブランド ６勝１４敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ９号
ＮＣは1回裏、ハンファの先発イブランドから5番モ・チャンミン、7番チ・ソックンのタイムリーで3点を先制した。ハンファは2回表、ＮＣの先発エリックから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の本塁打で1点を返し、イブランドも2回以降追加点を与えなかった。エリックも好投を続けてきたが打線の援護がなく、ハンファは8回表1番コ・ドンジンのタイムリーで1点差に迫った。
最後は2番手ソン・ミンハンが抑え、新球団ＮＣが接戦を制し、同率7位で並んでいたキアがＳＫと引き分けたため、球団史上初の単独7位に浮上した。8回を2失点に抑えたエリックが4勝目。最下位ハンファは先発イブランドが8回3失点と、2013年シーズン2度目の完投負けを記録し、最多敗となる14敗目。
