トゥサン 6−0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ニッパート 11勝4敗 (敗)リズ 10勝12敗
(本塁打) トゥサン : ホン・ソンフン 14号
トゥサンは3回表、LGの先発リズから3番キム・ヒョンスの内野ゴロの間に1点を先制し、4回表5番ホン・ソンフンの本塁打で1点、5回表ホン・ソンフンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの先発ニッパートは好投を続け、6回表、LGの3番手リュ・テッキョンからキム・ヒョンスのタイムリーで1点を追加し、6回裏から2番手ホン・サンサムを登板させた。
4位トゥサンは9回表、LGの7番手キム・ソンギュの暴投で1点を追加し、最後は3番手オ・ヒョンテクが抑え、満員の蚕室野球場で同じ本拠地のライバルLGに完封勝ちし、首位戦線に生き残った。5回を無失点に抑えたニッパートは、7月17日以来約2ヶ月ぶりの先発だったが11勝目。打線ではホン・ソンフンが4安打1本塁打3打点と活躍。先発リズが5回途中4失点で降板し、打線が無得点に終わったLGは、試合のなかったサムソンとゲーム差なしで並んだが、勝率で下回り2位に後退し、公式戦残りわずかとなっても首位から4位まで3ゲーム差にひしめく大混戦が続いている。
ネクセン 6−0 キア (光州)
(勝)バンヘッケン 11勝10敗 (敗)ソン・ウンボム 1勝6敗5S
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 31,32号
ネクセンは2回表、キアの先発ソン・ウンボムから7番イ・ソンヨルの内野ゴロの間に1点を先制し、3回表4番パク・ピョンホの本塁打王争いトップの31号3ランでリードを広げた。ネクセンは4回表2番ムン・ウラムのタイムリーで1点を追加してソン・ウンボムをノックアウトし、先発バンヘッケンも無失点を続けた。ネクセンは7回表、キアの3番手シン・チャンホからパク・ピョンホのこの試合2本目の本塁打となる32号ソロで1点を追加した。
3位ネクセンは7回以降イ・ジョンフン、キム・ヨンミンの継投で相手の反撃を断ち、6連勝で首位サムソン、2位LGまで1.5ゲーム差と迫り、首位戦線は全く先が読めなくなった。6回を無失点に抑えたバンヘッケンは11勝目。打線では自己新のシーズン32本塁打を記録したパク・ピョンホが2本塁打4打点、5番キム・ミンソンが3安打と活躍。7位キアは先発ソン・ウンボムが4回途中5失点で降板し、打線もつながりがなく3連敗で、本拠地光州のファンからも見放され観客席には閑古鳥が鳴いていた。
SK 5−6 ハンファ (大田)
(勝)ソン・チャンシク 4勝5敗17S (敗)イ・ジェヨン 2勝4敗
(本塁打) SK : チョ・インソン 7号
SKは5回表、ハンファの先発ボーティスタから8番チョ・インソンの3ランで先制し、7回表、ハンファの2番手チョン・デフンから9番チョ・ドンファのタイムリーで1点を追加した。ハンファは7回裏、SKの先発セッドンからチャンスを作ると、代わったSKの2番手パク・チョンベから3番イ・ヤンギの走者一掃のタイムリーで3-4と追い上げ、8回裏、SKの5番手パク・ヒィスから2番イ・デスの2点タイムリーで5-4と逆転した。SKは9回表、ハンファの4番手ソン・チャンシクから途中出場の1番イム・フンのタイムリーで5-5の同点に追いつき、試合は延長に突入した。
最下位ハンファは10回裏、SKの6番手イ・ジェヨンからイ・デスが内野ゴロを打ったら、ショートのナ・ジュファンが悪送球しその間に3塁走者が生還し、2013年シーズン初のサヨナラ勝ちとなった。リリーフに失敗したが10回表は無失点に抑えたソン・チャンシクが4勝目。打線では1番コ・ドンジンが4安打と活躍。6位SKは4点リードをひっくり返され、一旦は追いつき延長に持ち込んだがサヨナラ負けし、勝率が再び5割となった。