ＬＧ ８−４ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）リュ・ジェグク １０勝２敗 （敗）キム・グァンヒョン １０勝８敗
（本塁打） ＬＧ ： ムン・ソンジェ ４号 ＳＫ ： パク・チェサン ６号、パク・チョングォン １５号
ＬＧは1回表、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから2番ソン・ジュインの内野ゴロの間に1点を先制し、ＳＫも1回裏、ＬＧの先発リュ・ジェグクから5番キム・ガンミンの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。ＬＧは2回表9番ムン・ソンジェの2ランで勝ち越し、3回表6番チョン・ウィユン、7番クォン・ヨングァンのタイムリー、8番ユン・ヨソプの犠牲フライで3点、4回表3番イ・ジニョンのタイムリー、4番チョン・ソンフンの犠牲フライで2点を追加した。ＳＫも4回裏6番パク・チェサンの2試合連続本塁打で1点を返し、5回以降チョン・ユスが追加点を与えなかった。
ＳＫは8回裏、ＬＧの3番手チェ・ソンフンから4番パク・チョングォンの2ランで反撃したが、最後は4番手イム・ジョンウが抑え、首位ＬＧが快勝し70勝一番乗りとなった。7回途中までを2失点に抑えた元メジャーリーガーのリュ・ジェグクは、韓国1年目で2ケタ勝利となる10勝目。打線ではイ・ジニョンが3安打1打点と活躍。ＳＫは先発キム・グァンヒョンが4回8失点と乱調で4連敗となり、キアに勝ったロッテに抜かれ6位に後退。
ＮＣ ５−８ サムソン （浦項）
（勝）オ・スンファン ４勝２５Ｓ （敗）イ・ミンホ １勝３敗１０Ｓ
（本塁打） ＮＣ ： ナ・ソンボム １３号 サムソン ： イ・サンフン １号、パク・ハニ ５号
サムソンは2回裏、ＮＣの先発ノ・ソンホから7番イ・サンフンのプロ4年目にしての初本塁打、3年ぶりの打点で1点を先制し、5回裏、1番チョン・ヒョンシクのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。さらにこの回代わったＮＣの2番手キム・ジンソンから3番パク・ソンミンのタイムリーで1点を追加した。ＮＣは6回表、サムソンの先発バンデンハークから2番パク・ミヌのタイムリー、3番ナ・ソンボムの2ランで3-4と追い上げた。ＮＣは8回表、サムソンの守護神オ・スンファンからナ・ソンボムの2点タイムリーで5-4と逆転した。
2位サムソンは8回裏、ＮＣの5番手イ・ミンホから代打チェ・テインのタイムリーで5-5の同点に追いつくと、9回裏5番パク・ハニの3ランでサヨナラ勝ちし3連勝で、1.5ゲーム差で首位ＬＧを追走している。オ・スンファンが4勝目。逆転しながらもリリーフが弱くリードを守れなかった8位ＮＣでは、ナ・ソンボムが1本塁打4打点と活躍。
ハンファ １−３ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ノ・ギョンウン １０勝８敗 （セーブ）ユン・ミョンジュン ３勝１敗３Ｓ （敗）ソン・チャンヒョン ２勝６敗
試合はトゥサンの先発ノ・ギョンウン、ハンファの先発の大卒新人ソン・チャンヒョンの投手戦となり、互いに無得点が続いた。トゥサンは7回裏ソン・チャンヒョンからチャンスを作り、代わったハンファの2番手キム・ヒョンミンから代打オ・ジェイル、8番ヤン・ウィジのタイムリーで2点を先制した。この回ハンファ側から審判の判定に対して抗議がありしばらく試合は中断したが、トゥサンは2番イム・ジェチョルのタイムリーで1点を追加した。
ハンファは9回表、トゥサンの3番手ユン・ミョンジュンから7番キム・テワンの併殺打の間に1点を返したが、反撃もここまでで4位トゥサンが逃げ切り、試合のなかった3位ネクセンとのゲーム差を0.5に縮めた。7回を無失点に抑えたノ・ギョンウンは、2年連続2ケタ勝利となる10勝目。打線では1番パク・コヌが3安打と活躍。6回まで無失点に抑えていたソン・チャンヒョンを援護できなかった最下位ハンファでは、3番イ・ヤンギが3安打と活躍。
キア ３−１２ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ホン・ソンミン ３勝２敗１Ｓ （セーブ）キム・ソンベ １勝４敗２９Ｓ （敗）パク・キョンテ ４敗
（本塁打） キア ： ナ・ジワン ２０，２１号 ロッテ ： ソン・アソプ ８号
キアは2回表、ロッテの先発オクスプリング(元阪神)から4番ナ・ジワンの2009年以来4年ぶりとなるシーズン20本塁打で1点を先制し、3回表ナ・ジワンの2打席連続本塁打で1点を追加した。ロッテは3回裏、キアの先発パク・キョンテから4番チョン・ジュヌの2点タイムリーで同点に追いつき、4回裏9番シン・ボンギのタイムリーで3-2と逆転すると、5回裏、キアの2番手チェ・ヒャンナムから3番ソン・アソプの本塁打で1点を追加した。キアは6回表、ロッテの3番手キム・スンフェから2番アン・チホンのタイムリーで1点を返したが、ロッテは7回裏、キアの5番手シン・スンヒョンから8番チョン・フンのタイムリーで1点を追加した。
ロッテは8回裏、キアの7番手パク・チフンからソン・アソプ、チョン・ジュヌ、チョン・フン、シン・ボンギのタイムリーなどで7点を追加し、チョン・デヒョン、イ・ミョンウ、キム・ソンベの継投で相手の反撃を断ち3連敗から脱出し、ＬＧに敗れたＳＫを抜いて5位に浮上した。4回から5回までを無失点に抑えた2番手ホン・ソンミンが3勝目。16安打と爆発した打線ではチョン・フンが4安打3打点、シン・ボンギが3安打3打点、チョン・ジュヌが2安打3打点と活躍。投打ともにちぐはぐなキアでは、2本塁打のナ・ジワン以外にも7番パク・キナムが3安打と活躍。
