キア ２−７ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ウ・ギュミン １０勝６敗 （敗）ソン・ウンボム １勝５敗１Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： キム・ヨンウィ ５号
キアは4回表、ＬＧの先発ウ・ギュミンから5番イ・ジョンファンのタイムリーで1点を先制し、7番チェ・フルラクの内野ゴロの間に1点を追加した。ＬＧは4回裏、キアの先発ソン・ウンボムから5番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで1点を返すと、5回裏1番パク・ヨンテク、イ・ビョンギュ(背番号9)、6番イ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリー、相手の暴投で5-2と逆転し、ソン・ウンボムをノックアウトした。さらに代わったキアの2番手シン・スンヒョンから7番キム・ヨンウィの2ランでリードを広げた。
6回以降イム・ジョンウ、チェ・ソンフン、ユ・ウォンサン、イ・サンヨル、イ・ドンヒョンの継投で相手の反撃を断ち、首位ＬＧは逆転勝ちで3連勝となった。5回を2失点に抑えたウ・ギュミンは、プロ11年目で初の2ケタ勝利となる10勝目。打線も先発全員安打とつながりを見せた。7位キアは先発ソン・ウンボムが5回途中でノックアウトされ、シム・ドンソプ、ユン・ソンミンのリリーフ陣が追加点を与えなかったが、打線の反撃がなく勢いの差を見せつけられた。
ロッテ ５−１０ サムソン （大邱）
（勝）チャン・ウォンサム １１勝９敗１Ｓ （敗）イ・ジェゴン ３勝３敗
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ １０号、チョン・フン ５号 サムソン ： イ・スンヨプ １３号
サムソンは1回裏、ロッテの先発イ・ジェゴンから4番イ・スンヨプ(元オリックス)の3ランで先制した。ロッテは2回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから7番カン・ミンホの2ランで1点差とした。サムソンは2回裏、ロッテの2番手イ・サンファから1番チョン・ヒョンシク、2番パク・ハニ、5番パク・ソンミンのタイムリーで5点を追加した。ロッテは3回表3番ソン・アソプのタイムリーで1点を返したが、サムソンは4回裏イ・サンファ、代わったロッテの3番手ホン・ソンミンからイ・スンヨプ、6番ウ・ドンギュンのタイムリーで2点を追加した。ロッテは5回表2番チョン・フンの本塁打で1点を返した。
ロッテは8回表、サムソンの2番手キム・ヒョヌから途中出場の6番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を返したが、最後は3番手シン・ヨンウンが抑え2位サムソンが勝利した。7回を4失点だったが打線の援護に恵まれたチャン・ウォンサムは11勝目。打線ではイ・スンヨプが1本塁打4打点、パク・ハニが3安打2打点と活躍。ロッテは先発イ・ジェゴンが1回持たず降板しリリーフも打たれ、トゥサンに勝ったＳＫに1ゲーム差をつけられ6位に後退した。
トゥサン １−６ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ユン・ヒィサン ７勝５敗１Ｓ （敗）ユ・ヒィグァン ９勝５敗１Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： キム・ガンミン ７号
ＳＫは1回裏、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制し、2回裏9番キム・ソンヒョン、1番チョン・グヌのタイムリーで2点、4回裏チェ・ジョンのタイムリーで2点、5回裏5番キム・ガンミンの本塁打で1点を追加した。トゥサンは6回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから1番イ・ジョンウクの内野ゴロの間に1点を返し、ユ・チャンジュン、キム・サンヒョン、ソ・ドンファンの継投陣も追加点を与えなかった。
ユン・ヒィサンは7回以降反撃を許さず、9回のマウンドにも立ち無失点に抑え、ＳＫが快勝しサムソンに敗れたロッテに1ゲーム差をつけ単独5位に浮上した。9回1失点、奪三振11個と好投したユン・ヒィサンは、プロ10年目にして初の完投勝利となる7勝目。打線ではチョン・グヌが4安打1打点と活躍。3位トゥサンは先発ユ・ヒィグァンが5回6失点と振るわず、ロッテに勝った2位サムソンとのゲーム差が2に開いた。
ハンファ １−９ ＮＣ （馬山）
（勝）イ・ジェハク ９勝５敗１Ｓ （敗）ソン・チャンヒョン ２勝５敗
（本塁打） ＮＣ ： クォン・ヒィドン １３号
ハンファの先発の大卒新人ソン・チャンヒョン、ＮＣの先発イ・ジェハクの好投で5回まで無得点が続いた。ＮＣは6回裏ソン・チャンヒョンからチャンスを作ると、代わったハンファの2番手キム・グァンスから4番イ・ホジュン、5番モ・チャンミンのタイムリーで3点を先制すると、さらに代わったハンファの3番手ユン・グニョンから7番の大卒新人クォン・ヒィドンの自身初の満塁本塁打で7-0とリードを広げた。ＮＣは7回裏、ハンファの4番手イ・テヤンから2番の大卒新人イ・サンホのタイムリーで1点、8回裏、ハンファの5番手の高卒新人チョ・ジフンから8番チ・ソックンの犠牲フライで1点を追加した。
ハンファは9回表、ＮＣの3番手キム・ジンソンから6番キム・ギョンオンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで8位ＮＣが大勝した。6回途中まで無失点に抑えたイ・ジェハクは9勝目。途中から投手陣が崩れた最下位ハンファは連勝が3で止まった。
