サムソン 4−5 LG (ソウル・蚕室)
(勝)リズ 9勝11敗 (セーブ)ポン・ジュングン 7勝34S (敗)チャ・ウチャン 8勝6敗
(本塁打) サムソン : ペ・ヨンソプ 2号 LG : チョン・ソンフン 9号
サムソンは1回表、LGの先発リズから1番ペ・ヨンソプの先頭打者本塁打で1点を先制した。LGは1回裏、サムソンの先発チャ・ウチャンから4番チョン・ソンフンの2ランで逆転した。さらに4回裏1番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加した。サムソンは7回表、LGの3番手イ・サンヨルから代打イ・スンヨプ(元オリックス)の内野ゴロの間に1点を返し、LGも7回裏、サムソンの2番手アン・ジマンから7番イ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリーで2点を追加した。
サムソンは8回表、LGの4番手ユ・ウォンサンから3番パク・ハニのタイムリーで1点を返すと、代わったLGの守護神ポン・ジュングンから代打キム・テワンへの押し出しの四球で1点差としたものの、LGが何とか逃げ切りサムソンから1日で首位の座を奪い返し、1ゲーム差をつけた。7回途中まで好投したリズが9勝目。打線ではチョン・ソンフンが3安打1本塁打2打点と活躍。サムソンはリードされても守護神オ・スンファンを登板させるなど必勝体勢をとったが、あと1点が届かなかった。なお、6回表リズの投球を頭に受けたペ・ヨンソプは負傷退場となった一幕もあった。
トゥサン 5−6 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ハン・ヒョンヒィ 5勝1S (セーブ)ソン・スンナク 2勝2敗39S (敗)オ・ヒョンテク 5勝3敗5S
(本塁打) トゥサン : ヤン・ウィジ 7号 ネクセン : カン・ジョンホ 17号、イ・ソンヨル 17号、パク・ピョンホ 27号
トゥサンは4回表、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から8番ヤン・ウィジの2ランで先制した。ネクセンは4回裏、トゥサンの先発ハンキンスから6番カン・ジョンホの2ランで同点に追いついた。トゥサンは5回表4番オ・ジェイルの犠牲フライ、6番イ・ウォンソクのタイムリーで2点を勝ち越したが、ネクセンは5回裏2番ムン・ウラムのタイムリーで1点を返し、6回からソン・シニョン、カン・ユングと継投策をとり、7回裏8番イ・ソンヨルの本塁打で4-4の同点に追いついた。トゥサンは8回表、ネクセンの4番手ハン・ヒョンヒィから9番キム・ジェホの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。
4位ネクセンは8回裏、トゥサンの3番手オ・ヒョンテクから4番パク・ピョンホの本塁打王争いトップとなる27号2ランで逆転し、最後は守護神ソン・スンナクが抑え4連勝となり、3位トゥサンと0.5ゲームに迫った。勝ちこし点を与えたが、打線が逆転してくれたおかげでハン・ヒョンヒィは5勝目。ソン・スンナクは最多セーブ争いトップの39セーブ目。7連勝後ネクセンに連敗した3位トゥサンは、2位サムソンと1.5ゲーム差、首位LGと2.5ゲーム差と少し後退した。
NC 6−10 SK (仁川・文鶴)
(勝)セッドン 12勝5敗 (敗)イ・ソンミン 3勝3敗
(本塁打) SK : チェ・ジョン 26号、パク・チョングォン 13号、ハン・ドンミン 10号
SKは1回裏、NCの先発の大卒新人イ・ソンミンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制し、2回裏2番チョン・グヌのタイムリー、チェ・ジョン、4番パク・チョングォンの2者連続本塁打で6点を追加し、イ・ソンミンをノックアウトした。SKの先発セッドンは好投し、5回裏、NCの3番手ノ・ソンホから8番ハン・ドンミンのプロ2年目で自身初の2ケタ本塁打で1点を追加した。NCは7回表、SKの2番手イ・ジェヨンから途中出場の9番ホ・ジュン、同じく途中出場の1番の大卒新人チェ・ジェウォンのタイムリーで2点を返した。SKも7回裏、NCの5番手ファン・ドッキュンから9番キム・ソンヒョンのタイムリーで2点を追加した。
NCは8回表、SKの3番手チョン・ユスから途中出場の5番パク・ミヌの犠牲フライで1点、9回表、SKの4番手イム・ギョンワンから2番チャ・ファジュン、3番ナ・ソンボム、4番チョ・ヨンフンのタイムリーで3点を返したが、最後はSKの4番手チン・ヘスが抑え逃げ切った。5位SKは勝率5割を超え、4位以上進出へラストスパートをかけ出した。7回途中まで好投したセッドンが12勝目。打線ではチェ・ジョンが3安打1本塁打3打点と活躍。8位NCは先発イ・ソンミンが2回途中7失点と期待にこたえられず、終盤の反撃も及ばなかった。
ハンファ 8−7 キア (光州)
(勝)ソン・チャンシク 3勝5敗15S (敗)ユン・ソンミン 2勝6敗6S
(本塁打) ハンファ : チョン・ヒョンテ 1号 キア : ナ・ジワン 19号
ハンファは1回表、キアの先発ソーサから5番イ・ヤンギjのタイムリーで2点を先制し、3回表6番チョン・ヒョンテの2011年以来2年ぶりの本塁打で2点を追加した。キアは3回裏、ハンファの先発ファン・ジェギュから2番アン・チホン、3番シン・ジョンギルのタイムリーで4-4の同点に追いついた。さらに6回裏、ハンファの2番手ボーティスタから8番キム・ジュヒョンのタイムリー、相手のエラーで2点を勝ち越した。ハンファは7回表、キアの2番手チェ・ヒャンナムからイ・ヤンギの犠牲フライで1点返したが、キアは7回裏、ハンファの3番手パク・チョンジンから4番ナ・ジワンの本塁打で1点を追加した。
ハンファは8回表、キアの5番手ユン・ソンミンから途中出場の3番オ・ソンジン、4番チェ・ジンヘンのタイムリーで7-7の同点に追いつき、9回表、コ・ドンジンの内野ゴロの間に1点を勝ち越し逆転した。最後は守護神ソン・チャンシクが抑え、最下位ハンファはキアに連勝と調子が上がってきた。15安打と機能した打線では、イ・ヤンギが3安打3打点と活躍。7位キアは抑えのユン・ソンミンが打たれるなど、まったく上昇の気配が見られない。