ＬＧ ５−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ポン・ジュングン ７勝１９Ｓ （セーブ）ユ・ウォンサン １勝１Ｓ （敗）キム・サユル ２勝３敗１Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： ソン・ジュイン ３号、パク・ヨンテク ４号、オ・ジファン ７号 ロッテ ： チャン・ソンホ ３号
ＬＧは4回表、ロッテの先発ユーマンから2番ソン・ジュインの本塁打、5番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)のタイムリーで2点を先制し、5回表1番パク・ヨンテクの本塁打で1点を追加した。ＬＧの先発リズは6回まで無失点に抑えていたが、ロッテは7回裏5番チャン・ソンホの3ランで3-3の同点に追いついた。ＬＧはイ・ドンヒョン、ポン・ジュングン、ロッテはチョン・デヒョン、キム・スンフェなどの継投で勝ち越し点を与えず、試合は延長に突入した。
2位ＬＧは11回表、ロッテの6番手キム・サユルから9番オ・ジファンの2ランで勝ち越すと、リュ・テッキョン、ユ・ウォンサンの継投で相手の反撃を断ち、5連勝と好調を維持している。10回裏のサヨナラ負けのピンチを凌いだポン・ジュングンが7勝目。なお、41歳とプロ野球現役最年長選手の左腕リュ・テッキョンはプロ20年目にして通算118ホールドを記録し、チョン・ウラム(元ＳＫ、現在兵役中)を抜く新記録を達成。チャンスを生かせなかった6位ロッテは4連敗。
ネクセン ５−６ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）キム・グァンヒョン ５勝５敗 （セーブ）パク・ヒィス １勝１２Ｓ （敗）ナイト ６勝７敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チョングォン ９号 ネクセン ： パク・ピョンホ １８，１９号
ネクセンは1回表、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから3番オ・ユンのタイムリー、4番パク・チョングォンの本塁打王争いトップタイとなる18号2ランで3点を先制した。ＳＫは2回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から4番パク・チョングォンの本塁打で1点を返し、4回裏5番イ・ジェウォン、9番キム・ガンミンのタイムリーで5-3と逆転しナイトをノックアウトした。ＳＫは5回裏、ネクセンの2番手カン・ユングからパク・チョングォンのタイムリーで1点を追加した。
ネクセンは7回表8番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点、8回表、ＳＫの2番手パク・チョンベからパク・ピョンホのこの試合2本目、本塁打王争い単独トップに立つ19号ソロで1点を返した。7位ＳＫは最後に3番手パク・ヒィスが1点差を守り切り逆転勝ちした。7回途中まで4失点ながら打線の援護に恵まれたキム・グァンヒョンが5勝目。打線ではパク・チョングォンが4安打1本塁打2打点、イ・ジェウォンが3安打2打点と活躍。3位ネクセンはナイトが4回途中5失点と乱調で、主砲パク・ピョンホの3安打2本塁打3打点の活躍も空砲となってしまった。
(4安打1本塁打2打点と活躍したパク・チョングォン。)
ＮＣ １−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ノ・ギョンウン ６勝５敗 （敗）ソン・ミンハン ３勝２敗
ＮＣは1回表、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから5番モ・チャンミンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回裏、ＮＣの先発ソン・ミンハンから8番ヤン・ウィジ、9番キム・ジェホ、1番イ・ジョンウクのタイムリーで3-1と逆転し、3回裏7番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を追加した。ＮＣは4回から大卒新人ソン・ジョンウク、大卒新人イ・ソンミン、イ・テヤン、ノ・ソンホの継投で追加点を与えなかったが、ノ・ギョンウンは好投を続けた。
4位トゥサンは8回裏、ＮＣの6番手イム・チャンミンからイ・ウォンソクの内野ゴロの間に1点を追加し、最後は2番手オ・ヒョンテクが抑え快勝した。8回を1失点に抑えたノ・ギョンウンは自身4連勝となる6勝目。8位ＮＣはソン・ミンハンが3回4失点と不調で連勝が3で止まった。
ハンファ ８−３ キア （光州）
（勝）ソン・チャンシク ２勝５敗１０Ｓ （敗）ソ・ジェウン ４勝５敗
ハンファは1回表、キアの先発キム・ジヌから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の犠牲フライ、5番ソン・グァンミンのタイムリーで2点を先制し、キアも1回裏、ハンファの先発ボーティスタから3番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を返した。キアは5回裏相手のパスボールで2-2の同点に追いつき、6回裏8番キム・サンフンの犠牲フライで3-2と逆転し、7回から大卒新人イム・ジュンソプ、シン・スンヒョン、パク・チフンの継投で反撃を断ってきた。ハンファもユン・グニョン、キム・グァンスの継投で追加点を与えなかった。
ハンファは9回表、キアの5番手ソン・ウンボムから1番コ・ドンジンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、4番手パク・チョンジンもその裏のキアの攻撃を抑え、試合は延長に突入した。キアはユ・ドンフン、パク・キョンテと継投策をとり、ハンファは10回から11回まで5番手ソン・チャンシクが無失点に抑えた。ハンファは12回表、キアの8番手ソ・ジェウンから途中出場の9番の高卒新人ハン・スンテクが押し出しの四球を選び1点を勝ち越すと、コ・ドンジンの犠牲フライで1点を追加した。さらに代わったキアの9番手イ・デファンから3番チェ・ジンヘンへの押し出しの四球、途中出場の4番オ・ソンジンの2点タイムリーでダメを押した。
最後は6番手イブランドが無失点に抑え、最下位ハンファが2013年シーズンプロ野球最長となる5時間28分の激闘を制し、時計の針は23時58分を周り日付が変わる手前だった。打線ではコ・ドンジンが3安打2打点、チェ・ジンヘンが3安打1打点と活躍。敗れた5位キアでは7番アン・チホンが3安打と活躍。
