トゥサン 3−4 キア (光州)
(勝)ユ・ドンフン 1勝 (敗)ユン・ミョンジュン 1敗
(本塁打) トゥサン : ヤン・ウィジ 2号
トゥサンは3回表、キアの先発ソーサの暴投で1点を先制した。キアもその裏、トゥサンの先発キム・ソヌから1番イ・ヨンギュのタイムリーで1-1の同点に追いついた。トゥサンは4回表4番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を勝ち越し、キム・ソヌも6回を1失点に抑えた。キアは7回裏、トゥサンの3番手ユ・ヒィグァン、4番手オ・ヒョンテクから2番キム・ソンビンのタイムリー、3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライで3-2と逆転した。
だがトゥサンは9回表、キアの2番手アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から8番ヤン・ウィジの2打席連続本塁打で3-3の同点に追いつき、5番手チョン・ジェフンも勝ち越し点を与えず、試合は延長に突入した。キアはチェ・ヒャンナム、ユ・ドンフンが12回まで、トゥサンも6番手イ・ジェウが11回まで無失点に抑えた。キアは12回裏、トゥサンの7番手ユン・ミョンジュンから4番ナ・ジワンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、7勝2敗で首位の座を守った。トゥサンは9回表2アウトから同点に追いついたが、勝ち越せなかった。
(12回裏ナ・ジワンのタイムリーでキアがサヨナラ勝ち。)
ネクセン 0−9 SK (仁川・文鶴)
(勝)レイエス 2勝 (敗)キム・ヨンミン 1敗
(本塁打) SK : チョ・ソンウ 2号、チェ・ジョン 2号
試合はネクセンの先発キム・ヨンミン、SKの先発の新外国人レイエスの投手戦となった。互いに無得点が6回まで続いたが、SKは7回裏チャンスを作ると、代わったネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィから3番チェ・ジョンのタイムリーで2点を先制し均衡を破った。さらに代わったネクセンの3番手パク・ソンフンから代打チョ・ソンウの3ランでリードを広げた。
SKは8回裏、ネクセンの4番手ムン・ヒョンジョンから2番イ・ミョンギのタイムリー、チェ・ジョンの2試合連続本塁打となる3ランで4点を追加し、SKが完封勝ちで4連勝となった。見事2013年シーズン9球団で初の完封勝利をあげたレイエスは2勝目。SKでは2003年のスミス以来10年ぶりの外国人投手による完封勝利だった。打線ではチェ・ジョンが3安打1本塁打5打点と活躍。ネクセンは強力打線がたった2安打に抑えられ、まさかの2試合連続完封負けとなった。
(レイエスの完封勝利でSK4連勝。)
NC 5−7 LG (ソウル・蚕室)
(勝)リズ 2勝 (セーブ)ポン・ジュングン 5S (敗)エリック 2敗
LGは2回裏、NCの先発の新外国人エリックから9番チョ・ユンジュン、1番オ・ジファンのタイムリーで4点を先制した。NCは3回表、LGの先発リズから3番チョ・ヨンフンの移籍後初打点となるタイムリー、4番イ・ホジュンのタイムリーで2点を返した。NCは3回裏5番キム・ヨンウィの内野ゴロの間や、相手のエラーで2点を追加した。NCは5回表1番キム・ジョンホのタイムリーで1点を追加したが、LGは5回裏、NCの2番手ノ・ソンホからキム・ヨンウィの犠牲フライで1点を追加した。
NCは7回表、LGの3番手イ・ドンヒョンからイ・ホジュンの内野ゴロの間や、5番クォン・ヒィドンのタイムリーで2点を返し、ソン・シニョン、大卒新人イ・ソンミン、イ・ミンホ、キム・ジンソンも無失点に抑えた。LGは8回以降チョン・ヒョヌク、ポン・ジュングンの継投で相手の反撃を断ち逃げ切った。6回3失点のリズが打線の援護もあって2勝目。新球団NCは先発エリックが3回6失点と打たれこれで開幕7連敗。打線ではキム・ジョンホが3安打1打点と活躍。
ハンファ 0−4 サムソン (大邱)
(勝)チャ・ウチャン 1勝 (敗)ボーティスタ 2敗
(本塁打) サムソン : チェ・ヒョンウ 1号、イ・スンヨプ 1号
サムソンは4回裏、ハンファの先発ボーティスタから4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を先制し、先発チャ・ウチャンも無失点の好投を続けた。サムソンは6回裏3番イ・スンヨプ(元オリックス)の場外への3ランでリードを広げ、7回途中から2番手シム・チャンミンが登板した。
ハンファは8回からチョン・ジェウォン、マ・イリョンが登板し追加点を防いだ。最後は3番手クォン・ヒョクが抑え、サムソンが完封リレーで4連勝となった。7回途中まで無失点に抑えたチャ・ウチャンが勝利投手。あえなく完封負けとなったハンファはこれで開幕9連敗と、新球団NC同様勝利から見放され泥沼に陥っている。
(文責 : ふるりん)