ＮＣは18日、先日自身初のＦＡ(フリーエージェント)を行使したイ・ヒョンゴン内野手(32)と契約期間3年、契約金3億ウォン、年俸1億5000万ウォン、オプション1億ウォンの総額最大10億5000万ウォンで契約し、キアからＮＣへの移籍が決まった。
イ・ヒョンゴンは大学卒業後2002年キアへ入団し、2003年129試合に出場し頭角を現した。軍での兵役を終え、2007年打率.338を記録し首位打者に輝いた。2009年にはショートのレギュラーとして韓国シリーズ優勝に貢献したが、2010年以降は若手の成長やイ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の加入で内野の控えとなり、2012年は1軍出場がたった6試合にとどまった。プロ11年間の通算成績は902試合に出場、打率.272、687安打、23本塁打、258打点、37盗塁。
2013年シーズンより1軍へ参入する新球団ＮＣにとって、内野のユーティリティープレイヤーとしてイ・ヒョンゴンの経験が活かされる場は多いと思われる。ＮＣは17日、ＳＫからＦＡとなったイ・ホジュン内野手とも契約していて、これで2012年オフシーズンに契約できるＦＡ選手の上限2名に達し、今後は外国人選手(特例として3人まで契約可能)やトレードで補強を図ると思われる。
