DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   サムソン6連勝

トゥサン 1−3 サムソン   (大邱
(勝)ユン・ソンファン 9勝6敗  (セーブ)オ・スンファン 2勝1敗36S (敗)イ・ヨンチャン 10勝11敗
本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 1号
 サムソンは2回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから6番カン・ボンギュの犠牲フライで1点を先制した。トゥサンは4回表、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番キム・ジェファンの本塁打で1-1の同点に追いついたが、サムソンはその裏4番チェ・ヒョンウの内野ゴロの間に1点を勝ち越し、6回裏途中出場の5番シン・ミョンチョルのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは7回以降高卒新人ピョン・ジンス、キム・チャンフン、キム・サンヒョンの継投で追加点を与えなかった。
 サムソンは8回以降アン・ジマン、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、1日公式戦優勝を決めた後も6連勝と走り続けている。7回を1失点に抑えたユン・ソンファンが9勝目。オ・スンファンは最多セーブ争い単独トップの36セーブ目。3位トゥサンは先発イ・ヨンチャンが6回3失点と悪くなかったが、打線の援護がなく試合のなかった4位ロッテとのゲーム差が1.5となった。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、トゥサンが12勝7敗と勝ち越した。


SK 2−3 LG   (ソウル・蚕室)
(勝)ウ・ギュミン 4勝4敗  (セーブ)ポン・ジュングン 1敗25S  (敗)キム・グァンヒョン 8勝5敗
本塁打) SK : パク・チェホン 5号  LG : ユン・ヨソプ 2号
 SKは2回表、LGの先発ジュキッチから7番パク・チェホンの個人通算300号本塁打(史上7人目)となる2ランで先制した。LGは2回裏、SKの先発キム・グァンヒョンから5番ユン・ヨソプの本塁打で1点を返し、4回裏ユン・ヨソプの併殺打の間に2-1と逆転した。ジュキッチは6回2失点で降板し、7回からは2番手ウ・ギュミンが登板した。LGは7回裏7番オ・ジファンの犠牲フライで1点を勝ち越した。
 7位LGはユ・ウォンサン、守護神ポン・ジュングンの継投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちで3連敗から脱出した。7回から8回途中まで無失点に抑えたウ・ギュミンが4勝目。2位SKはキム・グァンヒョンが7回途中3失点と悪くはなかったが打線の援護がなかった。打線では5番イ・ジェウォンが3安打と活躍。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、LGが11勝7敗1分けと6年ぶりに勝ち越した。
 

キア 5−4 ハンファ   (大田)
(勝)パク・チフン 3勝3敗2S  (セーブ)アンソニー 11勝13敗1S  (敗)パク・チャンホ 5勝10敗
本塁打) キア : ナ・ジワン 11号
 ハンファは1回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから3番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を先制し、2回裏8番パク・ノミンのタイムリーで1点を追加した。キアは4回表、ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)から4番ナ・ジワンの2ランで同点に追いつき、5回表2番キム・ソンビン、3番アン・チホンのタイムリーで2点を勝ち越し、6回表8番キム・サンフンのタイムリーで1点を追加しパク・チャンホをノックアウトした。キアは4回途中から2番手の大卒新人パク・チフンを登板させた。
 ハンファは8回裏、キアの4番手アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から途中出場の2番チュ・スンウの内野ゴロの間に1点を返し、チェ・ジンヘンのタイムリーで1点差とした。だが最後はレルーが抑え、5位キアが逆転勝ちした。これまで先発として起用されてきたレルーには韓国初セーブ。最下位ハンファは元メジャーリーガーのパク・チャンホ(元オリックス)が先発で5連敗となり、力不足を露呈してしまった。2012年シーズンの最終カードとなったこの対戦は、サムソンが11勝7敗と勝ち越した、