ＳＫ ３―１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ソン・ウンボム ８勝１敗 （セーブ）チョン・ウラム ２勝４敗２７Ｓ （敗）ニッパート １１勝１０敗
ＳＫは1回表、トゥサンの先発ニッパートの暴投で1点を先制した。トゥサンは4回裏、ＳＫの先発ソン・ウンボムから6番イ・ウォンソクのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ＳＫは6回表2番チョ・ドンファのタイムリーで1点を勝ち越すと、7回表7番イム・フンのタイムリーで1点を追加した。
2位ＳＫは8回以降パク・ヒィス、チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち4連勝で、試合がなかった首位サムソンとのゲーム差を5.5に縮めた。7回を1失点に抑えたソン・ウンボムは最近自身5連勝となる8勝目。これで自身3連敗となったニッパートの3失点完投に報いることができなかったトゥサンは、ロッテがＬＧに勝ったため同率3位から単独4位に後退した。打線では4番ユン・ソンミンが3安打と活躍。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、9勝9敗1分けと互角の成績だった。
ＬＧ １−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チェ・デソン ７勝８敗１Ｓ （セーブ）キム・サユル ２勝２敗３４Ｓ （敗）チェ・ソンフン ５勝５敗
（本塁打） ロッテ ： ヨン・ドカン １号
ＬＧは4回表、ロッテの先発コ・ウォンジュンから6番キム・ヨンウィのタイムリーで1点を先制した。ロッテは4回裏、ＬＧの先発シン・ジェウンから8番ヨン・ドカンの2009年以来3年ぶり、ロッテ移籍後初となる本塁打で1-1の同点に追いつき、6回からイ・ミョンウ、キム・ソンベ、チェ・デソンと継投策をとり勝ち越し点を与えなかった。ロッテは7回裏、ＬＧの3番手の大卒新人チェ・ソンフンから3番ソン・アソプのタイムリーで1点を勝ち越すと、4番手キム・ソンギュから5番ファン・ジェギュンの内野ゴロの間に1点を追加した。
最後は守護神キム・サユルが抑え、ロッテが逆転勝ちで引き分け1つをはさんでの7連敗から脱出し、同率3位で並んでいたトゥサンがＳＫに敗れたため、単独3位に浮上した。7回途中から8回まで無失点に抑えたチェ・デソンが7勝目。キム・サユルは最多セーブ争い単独トップの34セーブ目。7位ＬＧは逆転負けで、試合のなかった最下位ハンファとのゲーム差が2に縮まった。2012年最終戦となったこのカードは、ロッテが11勝7敗1分けと勝ち越した。
キア ７―０ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ソ・ジェウン ８勝７敗 （敗）バンヘッケン １０勝８敗
キアは1回表、ネクセンの先発バンヘッケンから3番アン・チホン、4番ナ・ジワンのタイムリーで2点を先制し、2回表アン・チホンの2打席連続タイムリーで2点を追加した。キアの先発ソ・ジェウンは無失点の好投を続け、5回表、ネクセンの2番手シム・スチャンから相手のエラーで1点、8回表、ネクセンの3番手キム・サンスからナ・ジワンの犠牲フライで1点を追加した。
ソ・ジェウンは9回裏のマウンドも無得点に抑え、6位キアが完封勝ちで4連敗から脱出した。元メジャーリーガーのソ・ジェウンは、韓国5年目にして初の完封勝利で、36回連続無失点と好調を維持している。打線ではアン・チホンが3安打4打点と活躍。5位ネクセンは先発バンヘッケンが4回途中4失点で降板すると打線も沈黙してしまい、6位キアとのゲーム差が0.5に縮まった。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、12勝6敗1分けとキアが勝ち越した。
（自身初の完封勝利をあげたソ・ジェウン。）
