サムソン 5ー0 キア (光州)
(勝)ペ・ヨンス 11勝7敗 (敗)キム・ジヌ 8勝5敗
試合は互いに4回まで無得点が続いたが、サムソンは5回表、キアの先発キム・ジヌから3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで1点を先制した。サムソンの先発ペ・ヨンスは無失点の好投を続け、7回からアン・ジマンが登板した。さらに8回表、キアの2番手ハン・スンヒョクから7番イ・ジヨンへの押し出しの四球、8番チョ・ドンチャンのタイムリーで4点を追加した。
首位サムソンは8回以降ペク・チョンヒョン、キム・ヒィゴル、チョン・ヒョヌクのの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで難なく勝利した。7回を無失点に抑えたペ・ヨンスが11勝目。一方キアは勝ったネクセンに抜かれ6位に後退。先発キム・ジヌは8回途中まで2失点に抑えたが、打線の援護がなく自身の連勝が5で止まった。
ロッテ 1―3 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)キム・ビョンヒョン 3勝6敗 (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗31S (敗)ユーマン 13勝7敗
(本塁打) ネクセン : チャン・ギヨン 8号
ネクセンは2回裏、ロッテの先発ユーマンから9番チャン・ギヨンの本塁打で1点を先制した。さらに4回裏6番パク・ホンドの犠牲フライで1点、5回裏、ロッテの2番手イ・ミョンウから3番カン・ジョンホの犠牲フライで1点を追加した。ロッテは6回表、ネクセンの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)から6番チョン・ボミョンの内野ゴロの間に1点を返した。ロッテはチョン・デヒョン、カン・ヨンシク、チェ・デソンの継投で追加点を与えなかった。
ネクセンは7回以降イ・ジョンフン、パク・ソンフン、高卒新人ハン・ヒョンヒィ、ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち、最近3連勝で、サムソンに敗れたキアを抜いて5位に浮上した。6回を1失点に抑えたキム・ビョンヒョンは、6月27日のトゥサン戦以来となる3勝目で、自身の連敗を4で止めた。3位ロッテはユーマンが腕の痛みを訴え4回で早くも降板し、打線がつながらず14安打で1得点とひどい有様で、引き分け1つをはさんで5連敗となった。打線では3番ソン・アソプが4安打、1番チョン・ジュヌが3安打と活躍。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、ネクセンが10勝8敗1分けと勝ち越した。
ハンファ 3―1 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ユ・チャンシク 6勝6敗 (セーブ)アン・スンミン 2勝7敗16S (敗)ジュキッチ 11勝8敗
ハンファは1回表、LGの先発ジュキッチから3番チェ・ジンヘンの犠牲フライで1点を先制し、LGも1回裏、ハンファの先発ユ・チャンシクから4番チョン・ウィユンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ハンファは2回表9番の高卒新人ハ・ジュソクのタイムリーで1点を勝ち越した。ジュキッチは肩に打球を受けた痛みが引かず、LGは3回から2番手の高卒新人シン・ドンフンを登板させ、ウ・ギュミン、イ・サンヨルも追加点を与えなかった。ハンファも7回からソン・チャンシクを登板させ、8回表、LGの6番手ポン・ジュングンから途中出場の2番チャン・ソンホのタイムリーで1点を追加した。
最後は新守護神アン・スンミンが抑え、最下位ハンファが逃げ切り、7位LGとのゲーム差を2.5に縮め、最下位脱出に望みをつないだ。6回を1失点に抑えたユ・チャンシクは6勝目。7位LGは打線に元気がなく4連敗。2012年シーズン最終戦となったこのカードは、9勝9敗1分けと五分の星に終わった。