ハンファ 2―3 サムソン (浦項)
(勝)ゴードン 11勝3敗 (セーブ)オ・スンファン 2勝1敗33S (敗)リュ・ヒョンジン 8勝9敗
ハンファは4回表、サムソンの先発ゴードンから6番ハン・サンフンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは5回表、2番チャン・ソンホがライト前ヒットを打ち、史上3人目となる個人通算2000本安打をプロ17年目(34歳と11ヶ月)で達成した。ハンファの先発リュ・ヒョンジンは無失点の好投を続け、打線は6回表8番シン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点を追加し、チャン・ソンホの大記録達成を祝うかのようだった。しかしサムソンは6回裏相手のエラー、代打カン・ボンギュのタイムリーで3-2と逆転した。
首位サムソンは7回以降ペク・チョンヒョン、シム・チャンミン、アン・ジマン、守護神オ・スンファンの継投で1点差を守りきり、逆転勝ちでSKに敗れた2位ロッテとのゲーム差を5.5に広げた。6回を2失点に抑えたゴードンは11勝目で、自身8連勝となった。オ・スンファンは最多セーブ争いトップタイの33セーブ目。最下位ハンファはリュ・ヒョンジンが6回裏につかまり逆転を許し、自信の連勝が3で止まった。
SK 3―1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ソン・ウンボム 7勝1敗 (セーブ)チョン・ウラム 2勝4敗26S (敗)チェ・デソン 6勝8敗1S
ロッテは4回裏、SKの先発ソン・ウンボムから6番パク・チョンユンのタイムリーで1点を先制した。ロッテの先発コ・ウォンジュンは5回まで無失点に抑えていたが、SKは6回表、ロッテの3番手チョン・デヒョンから3番チェ・ジョンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。さらにSKは8回表、ロッテの6番手チェ・デソンから7番パク・チェサンの2点タイムリーで3-1と逆転した。
3位SKは8回以降パク・ヒィス、守護神チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち、2位ロッテとのゲーム差を0.5に縮めた。7回を1失点に抑えたソン・ウンボムは7勝目。2位ロッテは逆転負けで3連敗となり、2位争いは4位トゥサンも含めて依然混戦となっている。
トゥサン 2―2 キア (光州)
(本塁打) トゥサン : オ・ジェイル 7号
キアは4回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから7番キム・サンフンのタイムリーで2点を先制し、先発ソ・ジェウンも無失点の好投を続けた。イ・ヨンチャンも5回以降追加点を与えなかった。トゥサンは8回表、キアの3番手ハン・スンヒョクから相手のエラーで1点を返すと、イ・ヨンチャンも8回2失点と好投した。するとトゥサンは9回表、キアの4番手の大卒新人ホン・ソンミンから5番オ・ジェイルの本塁打で2-2の同点に追いついた。
9回裏、トゥサンの2番手ホン・サンサムが無失点に抑え、試合は延長に突入した。キアは大卒新人パク・チフン、トゥサンは守護神プロクターがそれぞれ無失点に抑え、12回を終えても決着がつかなかったが、規定により引き分けとなった。9回表までリードされながらなんとか引き分けに持ち込んだ4位トゥサンの粘りが見られた。一方5位キアは、4位トゥサンとのゲーム差が5と縮まらず、2年連続ポストシーズン進出はだいぶ厳しくなってきた。
ネクセン 1―0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)バンヘッケン 10勝7敗 (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗30S (敗)リズ 3勝12敗5S
試合はネクセンの先発バンヘッケン、LGの先発リズの投手戦となった。5回まで互いに無得点が続いていたが、ネクセンは6回表3番カン・ジョンホのタイムリーで1点を先制した。バンヘッケンはその後のピンチも抑え、LGは7回以降ウ・ギュミン、イ・サンヨル、ユ・ウォンサンの継投で追加点を与えなかった。
最後は守護神ソン・スンナクが抑え、6位ネクセンが完封リレーで、この試合が初采配となったキム・ソンガプ監督代行に初白星をプレゼントした。8回を無失点に抑えたバンヘッケンは、韓国1年目にして10勝目。ソン・スンナクは自身初となるシーズン30セーブを記録。7位LGはまたもや好投したリズを見殺しにし、これで自身3連敗となり、6位ネクセンとのゲーム差が3に開いた。