サムソン ４−０ キア （群山）
（勝）ユン・ソンファン ５勝５敗 （敗）ソーサ ７勝７敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ２２号
サムソンは3回表、キアの先発ソーサから相手の守備の乱れや2番パク・ハニの犠牲フライで2点を先制し、4回表4番パク・ソンミンの本塁打で1点を追加した。サムソンの先発ユン・ソンファンは好投を続け、7回表、キアの2番手の大卒新人パク・チフンからパク・ハニのタイムリーで1点を追加した。
首位サムソンは7回途中からクォン・オジュン、チョン・ヒョヌクの継投で相手の反撃を立ち、完封リレーで4連勝と独走態勢をゆるぎないものにしている。7回途中まで無失点に抑えたユン・ソンファンが5連勝。5位キアは完封負けで連勝が4で止まった。ソーサは6回を3失点と悪くはなかったが、打線が沈黙してしまった。
ロッテ １０−１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ジョンミン １勝１敗 （敗）ブッシュ ４勝５敗
（本塁打） ロッテ ： ホン・ソンフン ９号、ソン・アソプ ４号
ロッテは2回表、ＳＫの先発ブッシュから7番チョ・ソンファンのタイムリーで先制し、4回表、ＳＫの2番手チェ・ヨンピルから8番ファン・ジェギュンの走者一掃のタイムリーで3点、6回表5番ホン・ソンフンの本塁打で2点を追加した。ロッテの先発イ・ジョンミンは好投を続け、打線は8回表、ＳＫの4番手チョン・ユスからファン・ジェギュンのタイムリーで2点、9回表、ＳＫの5番手イム・ギョンワンから3番ソン・アソプの本塁打で2点を追加した。
ＳＫは9回裏3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返したが、最後は2番手チョン・デヒョンが抑え、2位ロッテが大勝で3連勝と首位サムソンを追走している。9回途中まで1失点に抑えたイ・ジョンミンは2010年以来2年ぶりの勝利で、先発勝利は2003年10月2日、サムソン戦でイ・スンヨプ(元オリックス)に年間本塁打新記録となる56号本塁打を打たれて以来約9年ぶりだった。14安打と爆発した打線ではファン・ジェギュンが3安打5打点、ホン・ソンフンが3安打1本塁打2打点、4番カン・ミンホが3安打と活躍。3位ＳＫは先発ブッシュが4回持たず降板し、打線もつながりを欠き完敗で、2位ロッテとの差が1.5に開いた。
ＬＧ ３−０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ウ・ギュミン ３勝４敗１Ｓ （セーブ）ポン・ジュングン １敗１８Ｓ （敗）ノ・ギョンウン ７勝６敗
ＬＧは2回表、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから9番ソ・ドンウクの犠牲フライで1点を先制し、先発シン・ジェウンは4回まで無失点に抑えていたが、5回裏のピンチで2番手ウ・ギュミンに交代させられた。ＬＧはここをしのぐと6回表相手のエラー、8番ユン・ヨソプの犠牲フライで2点を追加した。トゥサンは8回ニッパート、9回プロクターと両外国人投手を登板させ、追加点を与えなかった。
7位ＬＧは7回以降リュ・テッキョン、イム・チャンギュ、イ・サンヨル、ポン・ジュングンの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで5連敗から脱出した。5回途中から6回まで無失点に抑えたウ・ギュミンが3勝目。4位トゥサンはエラーや牽制死などで自滅し、3連敗で2位ロッテとのゲーム差が3となり上位から離されだした。
ネクセン ６−７ ハンファ （大田）
（勝）ユン・グニョン １勝１敗 （セーブ）アン・スンミン １勝７敗１０Ｓ （敗）バンヘッケン ９勝５敗
（本塁打） ネクセン ： カン・ジョンホ ２０号
ネクセンは1回表、ハンファの先発ボーティスタから3番カン・ジョンホの2009年以来3年ぶりとなる20号本塁打で2点を先制し、5回表カン・ジョンホのタイムリーやボーティスタの暴投で2点を追加した。ハンファは5回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから1番オ・ソンジン、4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで3点を返すと、代わったネクセンの2番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィから代打チャン・ソンホの走者一掃の3点タイムリーで6−4と逆転した。ハンファは7回裏、ネクセンの3番手イ・ジョンフンから5番イ・デスの犠牲フライで1点を追加した。
ネクセンは9回表、ハンファの4番手アン・スンミンから4番パク・ピョンホの2点タイムリーで1点差としたが、最下位ハンファが逃げ切り4連敗から脱出し、この日から指揮を執ったハン・ヨンドク監督代行に初勝利をプレゼントした。5回途中から7回途中まで無失点に抑えた2番手ユン・グニョンがプロ8年目にして初勝利。打線ではキム・テギュンが3安打2打点、1番オ・ソンジンが4安打と活躍。6位ネクセンは先発バンヘッケンが5回に突如崩れ、リリーフ陣も相手の勢いを止められなかった。打線ではカン・ジョンホが3安打1本塁打3打点、1番ソ・ゴンチャンが3安打と活躍。
