サムソン 3−4 SK (仁川・文鶴)
(勝)チョン・ウラム 2勝4敗17S (敗)クォン・ヒョク 2勝3敗
(本塁打) SK : チョ・インソン 7号
SKは1回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから4番イ・ホジュンのタイムリーで1点を先制し、2回裏2番パク・チンマンのタイムリーで2点を追加した。サムソンは4回表、SKの先発ブッシュから2番パク・ハニのタイムリー、4番パク・ソンミンの犠牲フライで2点を返し、3回裏から登板した2番手チョン・イヌク、6回裏から登板した3番手アン・ジマンも無失点に抑えた。サムソンは7回表、SKの2番手パク・ヒィスから6番カン・ボンギュの内野ゴロの間に3-3の同点に追いついた。
5位SKは9回裏、サムソンの4番手クォン・ヒョクから8番チョ・インソンの本塁打でサヨナラ勝ちし、熾烈な4位争いになんとか食い込んでいる。9回表3番手として登板したチョン・ウラムが2勝目。首位サムソンは同点に追いつく粘りを見せたが勝ち越せず、ハンファに勝った2位トゥサンに1.5ゲーム差まで迫られている。
トゥサン 8−6 ハンファ (大田)
(勝)ノ・ギョンウン 7勝4敗 (セーブ)プロクター 2勝2敗28S (敗)ユ・チャンシク 5勝5敗
(本塁打) トゥサン : チェ・ジュンソク 5号 ハンファ : チェ・ジンヘン 14号
トゥサンは1回表、ハンファの先発ユ・チャンシクから3番キム・ヒョンス、5番チェ・ジュンソクのタイムリーで2点を先制し、3回表1番ホ・ギョンミンへの押し出しの四球で1点を追加した。ハンファは3回裏、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから1番オ・ソンジンの犠牲フライで1点を返した。トゥサンは4回表チェ・ジュンソクの本塁打で1点、5回表、ハンファの2番手ヤン・フンから9番イ・ジョンウクのタイムリーなどで2点を追加した。ハンファは7回裏途中出場の8番チョン・ボムモのタイムリーで2点を返した。
トゥサンは8回表、ハンファの4番手ユン・グニョンから4番ユン・ソンミンの犠牲フライで1点を追加したが、ハンファはその裏、トゥサンの3番手コ・チャンソンから6番チェ・ジンヘンの3ランで追い上げた。しかし最後は守護神プロクターが抑え、2位トゥサンが3連勝で、SKに敗れた首位サムソンとのゲーム差を1.5にまで縮めた。7回途中まで3失点に抑えたノ・ギョンウンが7勝目。打線ではチェ・ジュンソクが3安打1本塁打3打点、キム・ヒョンスが3安打1打点、2番キム・ジェホが3安打と活躍。先発ユ・チャンシクが5回途中自責点5と振るわず、主導権を握れなかった最下位ハンファはこれで5連敗。
ロッテ 6−1 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ユーマン 10勝5敗 (敗)リズ 2勝9敗5S
ロッテは1回表、LGの先発リズから3番ソン・アソプの犠牲フライで1点を先制し、3回表相手の暴投や2番キム・ジュチャンの犠牲フライで2点、5回表キム・ジュチャンのタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発ユーマンは7回まで無失点に抑えていたが、LGは8回裏4番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を返した。ロッテは9回表、LGの3番手イ・デファンから代打パク・チュンソの犠牲フライや相手のエラーで2点を追加した。
最後はSKからFA移籍後故障のためようやく2012年シーズン初登板となった2番手チョン・デヒョンが抑え、3位ロッテが快勝し熾烈な上位争いに残ろうとしている。8回を1失点に抑えたユーマンは、韓国1年目にして2ケタ勝利となる10勝目。7位LGは先発リズが7回4失点とひどい内容ではなかったが、打線が援護できずまたも無力な姿を晒した。
ネクセン 0−5 キア (ソウル・木洞)
(勝)ユン・ソンミン 6勝5敗 (セーブ)ソン・ヨンミン 1勝1S (敗)キム・ヨンミン 5勝6敗
(本塁打) キア : キム・ジュヒョン 2号
キアの先発ユン・ソンミン、ネクセンの先発キム・ヨンミンは互いに4回まで無失点に抑えていたが、キアは5回裏4番ナ・ジワン、5番アン・チホンのタイムリーで3点を先制し、キム・ヨンミンをノックアウトした。ユン・ソンミンはその後も無失点を続け、キアは8回裏、ネクセンの3番手キム・ジョンフンから代打キム・ジュヒョンの2ランでリードを広げた。
最後は2番手ソン・ヨンミンが抑え、4位キアが完封リレーで5連勝とし好調を維持している。8回途中まで無失点に抑えたユン・ソンミンが6勝目。6位ネクセンは打線がたった3安打ではどうしようもなく3連敗で、勝率5割や上位争いから遠のきだした。